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2006年1月25日 (水)

並跳の証言(その3)


   (「紅武州」 しばらく花粉を使わなかったのが悔やまれる)
 せっかく「並跳」を入手したので、同じ巨大輪どうしの「紅佐州」を交配しました。
「大物どうしだから凄い花が咲くぞ」と期待しつつ見守るように管理して、とりあえず2粒の結実を確認。
いよいよ実るぞ! というときに花茎の先端を見てみると何やら黒いものが。
何だろうと思ってみると・・・・・ヨ・ヨトウムシ!!
「君、何してるの」と覗いてみると・・・タネを



ク・・・くってる・・・・・コイツタネ
喰ってる!!
食事中のヨトウムシ君をポイと捨てて、食事の後を見てみると、ヨカッタ~ 一粒無事だあ~。
この一粒を祈るように待って、とりあえず双葉が発芽で一安心。本葉も無事に出て一年後・・・
「たのむぞー、ヘラか標準花が咲いてくれ~」と願うもむなしく、つぼみを覗くと・・・
あ゛あ゛あ゛三段だ~!
これじゃ何も使えないじゃん。

しかし、双方のよい部分を取り入れたのか、花型はこれ以上無い円弁でオーバーラップしてなかなかのものです。観賞価値はあるので、埼玉の「武州」と「紅佐州」を引っ掛けて「紅武州」の銘をつけてみました。
その後無視していたのですが、昨年はどうも花粉が出そうなので切ってみたら吹くわ吹くわ、いろんな交配を試してみました。
考えてみたら大物2種の交配品なので、こんな良い親はありません。「紅佐州」が幾分外弁が弱いので、しっかりした外弁の花と交配して修正してあげると良いでしょう。
幾多の試練を乗り越えて、ようやく優秀な♂親として生きる道を見出した「紅武州」君。
2年後位には皆様のお手元にも、「紅武州」君の子供たちが棚に並ぶかもしれません。
楽しみにお待ちください。
それにしても、タネが沢山採れると標準花ばかりで、タネが少しだと三段が咲いてしまう「並跳」。
摩訶不思議なり「並跳」・・・・・    つづく。

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