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2006年1月30日 (月)

「申公」の証言(その4)


     (「仙の倉」 彩の華オリジナルの傑作の一品です)
 たった一鉢だけ残った交配番号「1338」のヘラシベ。とりたてて大輪でもなく、濃色でもない普通のこの花に、取敢えずの願いをこめて「初跳」を交配してみました。
 「申公」を入手したときに聞いた「大輪の三段が咲く」という言葉を信じて、又、赤三段「3330」の力を信じて、交配番号「3524」・(申公×3330)♀×(初鏡×跳珠)♂の交配を試みました。
 弥彦の血が意外に濃いのか、3年後に咲いた花は何れも紫色が多く、赤花は少ないものでした。
花は、と言うと予想通り三段咲きから中間タイプ千重咲きまで様々で、初花は期待に添わず何れもやっと咲いた様な小さなものばかりでした。
 「やっぱりそんなものか」と思いながらも特徴のあるところを数本選別して、一年後の花を待ちました。
 本葉が展開するといきなり以前とは比べ物にならないほど大きくなり、翌年になり、花が咲いてくるとなんとも凄いボリュームの三段や千重の大輪花が咲いています。
 「こりゃー凄いや!!」。自分の棚を見て思わずうっとりです。写真上の花は「仙の倉」と銘した三段で、今年は更に大きく4cmを越えました。下の写真は「玄海」で、やはり大輪の複色千重咲きです。
 あれから10年の歳月が流れ、今尚、親としての力を発揮する「申公」の凄さに、改めて雪割草の可能性を垣間見た様な気がします。     つづく。

      (「玄海」 大輪の複色千重咲きで迫力ある秀品)

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