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2006年1月26日 (木)

並跳の証言(その4)


      (左が「並跳Q」 迫力の差がわかりますか?)
 或る3月のお話。
 浦佐のA氏と共に渡金さんの作場にお邪魔しました。目的はもちろん「跳珠」のF1達です。
 残念ながら「初跳」の方は早咲きが多く、既に花も終わりの頃でしたが、「並跳」の方は花盛りです。
沢山の花を眺めて探し物。目的は一つ、最高の「並跳」を探し出す事です。
 じっくりと眺めていると「オオ~!」と目の前に飛び込んできた「別格品」が2鉢、どちらも大型で、花肉も厚く、がっしりと太い茎に咲いています。
 「うひゃ~、こ・これは凄い!!」まるで別格です。
 すかさず鉢の記号を見ると「」と「」。
(その後、この2鉢は「QPちゃん」と呼ばれています)
 渡金さん「いや~。見つかっちゃったねぇ」。
 凄い、凄いけど・・・・どちらも1鉢で1芽づつです。
 「ね・ね・絶対これ、増えたら1番最初にチョーダイ!!」とお願いすると、しつこく言った甲斐もあってちゃんと一番に分けてくださいました。(渡金さんは神様のような人です。)
 1/23日に掲載の写真はまだ未完成の写真です。もっと実物はオーバーラップして迫力があります。
 おそらく、数ある「並跳」の中でもこの2鉢は別格でしょう。葉なんて跳珠そのものです。ただし、殆ど数が無いので、世に出てくる事は当分無いでしょう。お願いしても無駄ですよ。(自分の事は棚に上げてる)
 一昨年はこの「並跳Q」に「将軍」を交配してみました。取れたタネは一粒。もうひとつ「並跳S」に交配した方もやはりタネは一粒です。もう、本当に貴重な貴重な「将軍F1」1粒づつデス。だけど・・・・・
 アッ、そういえば「並跳」はタネが少ないときは「三段」が咲いてしまう事がしばしば、、、ゲ、ゲ、ゲ。
 「たのむ~、お願いだから絶対にヘラか標準花が咲いてくれ~!」。
嗚呼、摩訶不思議なり「並跳」。
                     とりあえず「完」。

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コメント

並跳は並花×跳珠とは露知らず。
F1でも力は色々あるのですね。      それにしても跳珠はなんと魅力的な血統なのでしょう。

「並跳の証言」大変興味深く拝見させていただきました。
芽代わりの話しは時々聞きますが同じ芽から咲き出しても花茎が違うと性格が異なってくるのでしょうか?実が止まりにくいと言うのは花弁化の傾向が強いということですから3段が出やすいと言うことはある意味では肯けるのですが---、遺伝子の組み合わせ確率はどうなっちゃうんだろう???

お話を聞くまでは「初跳」は「初跳」どこのものも大差ないと思っていましたが考え直さないといけないですね。実績の示されているものはより貴重だという事になりそうですです。

「並跳Q」セルフはされたのですか?
結果は?並跳F2使うとどうなんでしょう?

雪割草の交配は興味が尽きないです。

こんばんは!
ブログまで開設されたんですねぇ!
おめでとうございます。
今回の「初跳」「並跳」ストーリィー大変興味深く拝読させていただきました。

私の手元にも昨年新潟の知り合い経由で渡金さんの「並跳」がやってきましたので特に興味深いお話でした。

こちら北海道でも温室内のトレイから昨日発芽が確認できました。
北海道では「雪割草」の情報が皆無ですのでやまくささんのHP及びブログ今後とも期待しております。

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