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2006年2月10日 (金)

「跳珠」の思い出(その1)


    (平成3年・新津展示会場での「跳珠」初披露の姿)
 「初鏡」の話をしたので、折角ですから「跳珠」の思い出話をひとつ。
 それは今から15年とちょっと前の平成2年頃の話です。
 群馬県桐生市に住んでいるIMIZMさんは、当時、新潟県の雪割草業者さん達と非常に親密で、色々な珍しい雪割草を新潟から運んでは、近隣のマニアに提供してくれました。
 ある日の事です。まだ趣味家だった私の元に、1本の電話がIMIZMさんより入りました。
常々、「何か良い花があったら教えて欲しい」と話していたので、待望の連絡です。(余程良いものが入らない限り連絡の来ない人です。)
 「富澤さん。消防車みてえに真っ赤な三段が有るんですケド、根伏せだけどいりますか!」そんな赤い三段があるのかしら? と思いながらも「いくらくらい」と聞くと、「根伏せの二枚葉で○○万円ですけど」との事。やっぱり高いよね。少し悩んだのですが、信頼できる人だったので「もらいま~す」と返事。IMIZMさんつづけて「新しい流出版の雪割の本(出たばっかりの続・雪割草の仲間達のこと)の48ページに出ている赤の三段ですよ!」との事。
 数日が過ぎて、「例の花、持ってきましたから」との話で夜にIMIZMさんの自宅まで取りに行きました。その時にIMIZMさん曰く、「花に水をかけると色が落ちるから気をつけてください」との話。当時、よく「イワチドリの紅一点は水をかけると点が絣れる」などと言われていて、この花も同じ様に花に水をかけると色が絣れるとの事でした。
 家に帰ってみるとラベルには「佐渡・赤三段」と書いてあります。苗は確かに小さな二枚葉の根伏せ苗でしたが、休みの日に植え替えてみると、地下茎に小さなあたり芽が2つ出ていました。
 「やった~。ラッキィ~。全部で3芽ぇ~()」等と喜びます。
 平成3年の春になると、小さいながらも花芽を伸ばしてきました。絣れるらしいので花には水をかけない様に丁寧に潅水します。花が咲くと小さいながらも色鮮やかな三段咲きが開きました。
 「手に入れてよかった」思わずニッコリ(^^)です。
 3月になり、本場新潟の展示会シーズンです。
 いつもの様に浦佐のAさんと一緒に展示会回りをして、各会場で色々な花を見て回り、「金沢園芸資材センター」さん(現、ササヌマさん)に立ち寄ったときの事です。
 今が盛りの展示品に混じって、家で咲いていた「佐渡・赤三段」が目の前で咲いていたのです。
 その展示ラベルには「跳珠」と書いてありました。
「何て読むんだろう。読めませ~ん」。・・・つづく。

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