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2006年2月 6日 (月)

「八海山」の証言(その3)



(左上「弥生桜」右上「桜凛」左下「吉野の春」
右下「無名」どれも皆「八海山」の子供達です)

 「酒印船」が「八海山」となって当園の棚にやってきたのが今から6年前です。
1鉢は藤色の短シベ、1鉢は白に茶色の短シベ、それぞれをA・Bとしていよいよ交配開始です。
この「八海山」、最初から交配の目的は一つだけでした。それは「初跳」の花粉をかける事です。
当時は「赤鬼」の花粉を使い始めた人が多く、それなりに結果も出始めた頃でした。ところが当園では「赤鬼」は毎年売ってしまって、花粉を採った事がありません。「きちんと交配されたもの」以外には余りF1を入れる気も無く、「八海山」は「赤鬼」の代用品にはうってつけと思ったのです。そして、「赤鬼」と異なり、「酒印船」の白く抜ける緑色の三段弁がとても魅力だったのです。「この「酒印船」の三段弁に「初鏡」の緑シベが加われば綺麗な緑が出るかも」そう考えながら、とにかく咲いた「八海山」全てに「初跳」を交配してみました。

3年が過ぎて初花が見られる頃になるとポツポツと三段咲きが咲き始めました。その中には「酒印船」の様に澄んだ美しい三段弁の花も見られます。
「三段弁の綺麗な三段咲きを作りたい」と常々考えていた僕にとっては、「八海山」は最高の♀親の一つとなったのです。・・・つづく。

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