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2006年2月28日 (火)

疲れますた・・。

つ、つ、つ、つ、つ、つ、つ、つ、つ、疲れますた。
「全国大会」が終わって次の日に業者さん2件、今日が業者さん3件に仲間が数人。他に発送10ケースとか、並花15ケースとか、、、なんだかまたまた疲れますた。
サッカー見てたら時間も無くなって来るし、途中で寝ちゃうし、ブ、ブログの時間がぁ~。
明日は雨のようですので、休日ですから家で寝ています。久しぶりの睡眠日です。
これからは休日も交配などで暇無しです。
木曜日も晴れそうなので取敢えず写真撮影から入ります。でも、雪割草の担当の子が休みなので暇があるかしら。
そろそろ交配も始めたいと思っています。
いよいよ暇なしの日が続きます。
明日は寝るぞ~!(-。-)ZZZ

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2006年2月27日 (月)

「紅の輪」の思い出


     (「紅の輪」 抜群の盛り上がりが見事な唐子咲きです)
お蔭様をもちまして「全国大会」にて、唐子咲きの「紅の輪」が農林水産大臣賞を頂く事が出来ました。
今回はこの「紅の輪」との出会いについてお話させて頂きます。
今からもう10年位前のことでしょうか。
まだ、大宮で奥さんと二人で「アルペンガーデンやまくさ」を営業していた頃、佐渡から「こっちの方に来たので寄りました」といって沢根のHMさんが立ち寄ってくださいました。
「雪割草はやっておられるのですか」と聞かれたので、「はい、多少は・・」とお答えすると、HMさん「私の写真も見てもらえますか」と言って、一冊の写真帳を見せてくれました。
ご自身で見つけられた花や交換された花などが沢山写っていたのですがその中で2枚の印象的な写真がありました。
「佐渡に来たら寄ってください」、HMさんはそう言われて帰られました。
次の年、佐渡に伺った折にご挨拶をして、初めて作場を拝見して雪割草を色々と譲って頂きました。
ところが、印象的な2枚の品種は残念ながら増えていませんでした。
この2枚の写真のうちの1枚が「紅の輪」だったのです。
「増えたら分けてください」とお願いして、そのときは島を後にしました。
この「紅の輪」が僕の手元に来たのはその2年後位の事です。
「増えたので送ってあげるよ」と言って、HMさんより「紅の輪」が送られてきたのです。
今回受賞した「紅の輪」はこうした偶然の人との出会いから生まれた花です。
今となっては珍しい花ではありませんが、こういう思いで深い花が賞をもらえた事はとても嬉しい事です。
ちなみに、もう一枚の印象的な花は「源平菊」と言う名の唐子咲きですが、これはどうも絶えてしまった様で残念です。
HMさんも昨年暮れに来園下さいましたが、丁度いない時だったのでお会い出来ずに残念でした。(お土産に斑入りの山草を持ってきて頂きました)
様々な人との出会いがあり、様々な花との出会いがあります。
どんな花たちにも、その時の思い出があります。
それら一つ一つは僕にとって大切な宝物なのです。

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2006年2月23日 (木)

取敢えず準備完了!

今日は朝から晴れました。(^^)♪
いつもより早い時間から展示会の準備が出来ました。
タイムリミットは2時まで。 2時までに商品が出せれば、後は値段付けです。
でも、こんな日に限ってお客様も多く、午後には業者さんも見えました。
何とか18ケース位は出したのですが、業者さんが2ケース(段咲きと標準花)お持ち帰りになって、目玉の三段咲きも幾つかお持ちになられました。
その後もお客様が見えて、値段付けは3時半過ぎからに成ってしまいました。(値段を付けながらも来客・接客)
結局、夕方からも暖房を焚きながらの作業となり、夜8時に取敢えず全て終了しました。
今年は開花苗が少なく、売品集めはなかなかの苦労でした。
お気に入りの花があれば嬉しいのですが、時代は刻々と変化しているので如何なものでしょうか、取敢えずご覧下さい。
展示品は、今日一日の晴天で、思ったとおりガラッと変わってしまいました。
間延びした物は展示できず、会場で開いてくれる事を祈る花ばかりになってしまいました。
少しでも新しいタイプの花を見て頂きたいという気も有りますので、楽しんで頂ける花が有れば嬉しく思います。
「まあ、こんな程度だな」 と思うような花ばかりだとは思いますが、興味のある方はご覧下さい。
明日はいよいよ「全国大会」の搬入、そして審査の日です。
1年間、アッと言う間ですね。
明日から3日間はブログはお休みです。
展示会後に又始めたいと思いますので、少しの間はご了承ください。

では、会場でお会いしましょう。

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2006年2月22日 (水)

「全国大会」の準備です

今日から本格的な全国大会の準備です。
朝から晴れるかと思ったのですがなかなか雲が取れず、結局、陽が射したのはお昼過ぎでした。
とにかく即売品だけは揃えねばと奔走していたのですが、見ていると結構面白い花も見つかり、思わず写真を撮りたい衝動にも駆られます。
でも今日は我慢我慢、と、自分に言い聞かせながらせっせと即売品探しです。
もう少し晴れるかと思っていたので、考えていた展示品は思いの外花が開きません。
明日の天気次第では、考えていた展示品は全面入れ替えになるかもしれません。
昨年から、審査にあたっては葉受けリングや花リングは一切禁止となってしまったので、満開でも姿の悪いものは展示出来ません。そうなると、否が応でも咲き始めのものになるので、明日の天気次第でどこまで花が開くかにより展示品を決めるしかありません。でも、たいしたもの無いです、ことしは。
跳珠系の巨大輪花は咲き始めは下を向いて、中心が開く頃には花茎が伸びるので、リング無しでの展示ではとても難しいものです。
ありきたりの花の株立ちでも面白くないし、新花は株が小さいし、、、なかなか気に入ったものは有りません。
今年のような陽気がこれからも続くようであれば、早めに加温できて花を咲かせるハウスでも作らないと、なかなか花が間に合わなくなります。
春頃に何か考えようかとも思うのですが、、。
即売品は取敢えず15ケースくらいは作りました。
明日ももうすこし探してみるつもりです。でも、チョッとマンネリ気味ですね。
「全国大会」まで後一日です。
明日もガンバローっと!

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2006年2月21日 (火)

とりあえず晴れました

今日は午前中から陽が出てくれました。
ここぞチャンスとばかり、花の選別です。
業者さんも見えてましたが「勝手に選んでね!」とお願いして、「全国大会」の売品探しです。
まだそれでも3分咲き位ですが結構面白い花も咲いてきました。
業者さんが「辻が花」タイプの、跳珠系と佐渡の幻系の混じった見事な三段咲きを見つけてました。
この交配の標準花に凄い花があったので、上野で販売しようかと考えています。良かったら見てください。
(でも、売れない方が嬉しいかも(^^))
今日は紅苑・露の光系の白覆輪シベ二段を見つけました。
跳珠系の網目白覆輪ヘラやピンク網目グリーンヘラの良い♀も見つかったので、白覆輪二段や白覆輪三段の交配準備もかなり揃ってきました。
黄花二段も結構なヴァリエーションが揃ってきたので、今年は新しいタイプの交配も出来そうです。
黄花系は花が早く、「黄の光×跳珠」も咲き始めているので、とりあえず「黄輪」等に交配したいと考えています。
とにかく「全国大会」まではドタバタです。多分、僕を店で捕まえる事は不可能でしょう。電話にも出ないと思います。
さて、肝心の展示品ですが、なんだか今年はたいしたものが無さそうです。
今年は大人しく、販売に力を入れましょうね。
明日も全員総出で「全国大会」の準備です。
但し、店は休みですので悪しからず。

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2006年2月20日 (月)

今日は雨です

今朝は少し晴れ間がありましたが、直ぐに曇って、午後からは雨になりました。
花達はつぼんだままで殆ど開きません。
金曜日には展示会の搬入だと言うのになーんにも出来ません。
昨日迄の展示会の疲れもあって、体がだるい。
のども痛いし、咳をすると肺も痛いし、なんとなーく ダルイ
そんな時に雨だから、な―――――んもする気が無い!!
だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だるい、だる~い!
(-)
と、言う事で、今日は殆ど何もしてません。
強いてした事といったらグテ~ッとしてました。
そんな日もあります。
でも、「姫神×青嵐」系の白覆輪と、「初鏡」系の白覆輪の♂を見つけたから、ま、いいね。
水曜日には陽も出そうだしね!
明日はガンバロウ。

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2006年2月19日 (日)

今日も展示会でした

今日は天気がとても心配でしたが、昼頃から何とか晴れ間が出てくれました。
今日も多くの方に来園頂きました。
本当に有り難うございました。
今回も、展示品の一部をご覧下さい。

「針千本」 変な名前ですが確かにそんな雰囲気の花です。
「光炎」 北国の春系の赤白覆輪銘花です。とても綺麗。

「慶寿」 千寿の兄弟の173番。上品な色模様が好みです。
「笹祝い」 佐渡産の大輪の三段咲き。7号鉢植えの大株。

「雲竜」 浜王よりも良いと言われていますがその実力は?
「慈愛」 天紫盃の兄弟との事。微妙な色対比が好きかも。

「玄武」 複雑な色合いが面白い。多分中越さんの実生。
「福泉」 佐渡の青軸系の三段咲き。花は大輪です。

「乱青丸」 古い当園の実生。大輪の紫白唐子咲き。
「稚児桜」 花の中にインクを垂らした様な絞りが入る珍花。

明日からは「全国大会」の売品や展示品の準備に入ります。
但し、明日からは雨続きの天気が心配です。
いつもながら「全国大会」までは色々とてこずらされそうです。

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2006年2月18日 (土)

今日は「本咲き展」です

今日から本咲き展です。
多くの遠方よりのお客様においでを頂きました。
本当に有り難うございました。
少しですが展示品の一部をご覧下さい。

「えびすの花」 今年は抜群によく開いています。色もOK。
「浜王」 一目でわかる独特の花です。面白い味わい。

「花紅葉」 真っ赤な花に褐色のリングが迫力イッパイ。
「和佳」 桃色の花弁に明るいグリーンの中心が見事な花。

「玉紫白」 紫色に中心の褐色と白の対比が美しい「紫帝」。
「朱宝」 濃赤白シベの最高峰。このうえない色対比。

「毘沙門天」 夜寿良枝の坪兄弟。モスグリーンが渋い。
「繊紫舞」 紅苑の坪兄弟。青紫色に整ったシベ二段美種。

「大麒麟」 「彩の華」銘花で佐渡の幻系の実生巨大輪花。
「桜涯」 「彩の華」銘花で初鏡・跳珠系の実生新花。

今年は段咲きの♂や♀の良い花(花としてみても綺麗なもの)を探している方がひじょうに多くおられると感じました。
皆さん、一歩上を行く花を目指しているのがよくわかります。
こちらとしても,なるべくご期待に添えるような花をご提供できるように努力したいと思います。

どうぞご期待ください。

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2006年2月17日 (金)

「妙高」の孫たち


    (「妙玉」 妙高の子「妙延」のセルフ分離の初花です)
「妙高はありませんか」 毎年の様にこの様な問い合わせが後を絶ちません。
今、一番問い合わせの多い花が「妙高」「深海」「紅艶」といったところでしょうか。
確かに「妙高」を最初に見たときの素晴らしさはとても文章に出来るものではありません。ただ、何度かこの花を見ているうちに花茎や葉柄の伸び方が幾分気になりました。まあ、展示会に間に合わせるために無理して咲かせている事もあるのでしょうが、「何かもう一工夫」出来ないものかと常々考えていました。
数年前、ササヌマさんに2枚葉で花が2輪の妙高が入り、入手する機会に恵まれました。ただ、残念な事に直ぐに植え替えたのですが根が2本しか無く、「死んで元々」と、それでも交配する事を考えました。
以前から「妙高」に交配する花は決めていました。「妙高」の色を生かして、全体を纏められる相手、そう、それは「延寿花」しかないと思ったのです。
案の定、タネを付けた「妙高」は枯れてしまいました。
しかし、タネは6粒採れて、何れも発芽、元気に育ってどれも同系統の花でした。結局所望されて、5本はお嫁に行き、我家に1本だけ残しました。それがパーフェクトブックVol.1のP6に載っている「妙延」です。
「妙延」は比較的完成度の高い花でした。でも、これで終わりではありません。
この「妙延」をセルフして分離させ、更に良い花を見出す事が真の目的です。
標準花のF1は完成度が高いとそれで終了となる事が多々あります。しかし、本当の目的はそれをもう一度分離させて、最上級の花を拾う事です。
先日、この「妙延」の分離の初花をようやく見る事が出来ました。
その花は僕の理想どおりの型・色・全体のバランス・どれをとっても文句の無い花でした。
そして、ここからが次のスタートになるのです。
お知らせ・・・・
18(土)・19(日)はいよいよ「本咲き展」です。
実生もようやく咲いてきました。
11時ごろからが見頃と思います。
皆様のご来園をお待ちいたしております。
展示会の様子は明日の夜よりUP致します。
どうぞお楽しみに!!

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2006年2月16日 (木)

続・今年の黄花二段便り


  (今年の「黄花二段」第二号。なかなか個性的な花です)
今日も作場で黄花二段が咲いていました。
全体的には昨日紹介したものと同じタイプで、昨年まではこのタイプは殆ど見られませんでした。
今回の花は昨日の花以上に花弁の裏の紅が強く、それに伴なって二段弁の紅色も幾分強くなり、全体的には樺色の様にも見えます。
二段弁も、数は少ないながらも強くしっかりした感じに仕上がっています。
このタイプからは上手くいくと黄色に赤の強い二段弁等も出来るかもしれません。
以前から気になっていたのですが、一部の二段咲きの場合、花弁裏の色と二段弁の色が何か相関関係にあるように思えてならない花が時々あります。
細かい事をじっくり観察しているとそんな事がドンドンと気になってくるのですが、ツートンタイプの二段咲きを作るとしたらそんな考え方も大切なのかもしれません。白シベは基よりですが、たとえば濃色の花でも裏白の花を使うと二段弁が白く抜けやすいとか、何かそんな憶測も(あくまで憶測ですが)大事なのかもしれません。まあ、やってみて結果が全てですけど。
いずれにしても黄花二段の場合は「発色」が命です。課題の中心はそこの所でしょう。(発色の良さでは舘さんにはとてもかないませんね。見事です。)
それにしても、フォッサマグナと中央構造線の境界線はとても不思議な植生群ですね。
いっそ立山の山土にでも植えてみようかな。

お知らせ・・・「彩の華」に今年の「実生特選花」を載せました。今年は、以前から希望のあった優良♂親も乗せます。どれも自分でも使ってみたい親ばかりです。ご期待ください。

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2006年2月15日 (水)

今年の黄花二段便り


(「黄色二段実生」 写真で色が出るかしら、ちょっと心配)
今年の黄花系二段咲き第一号が咲きました。
これまでのイメージとは異なり、ヘラ状の大きくしっかりした二段弁はアピールがあり、花弁の裏にいくぶん紅を感じて、蕾の時には山吹色のような印象です。
花も正開してスッキリとしたなかなかの花です。
咲き始めのアントシアンが強いので、おそらく開くと退色してクリームになると思われますが、二段弁には緑や紅を感じているので、複色になると面白いのですが。
これ以外にも昨年選別したモノで約10鉢とちょっと、あと今年はどのくらい咲いて来るのでしょうか。
黄花二段も次第にヴァリエーションが増えてきました。
もう直ぐ、次の代の子供達も咲き始めます。
このシリーズも、これから楽しみな一群ですね。
因みに「黄花二段」の作り方は、この花とあの花をあーやって、こーやって、こうすれば出来ます。
さあ―みんなでやってみよー(^-^)

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2006年2月14日 (火)

今日から開花調節です。

「雪割草全国大会」に備えて、今日から開花調節に入りました。
とりあえず棚の植物を移動して、花芽の進みだしたものは半日陰に入れて、風の通りの良い側に置き開花を遅らせます。
まだ芽口の開いていないものは、別の小さなハウスの棚を整理して、密閉・通風自由自在の状態にして、20℃前後まで加温できるように調節します。
夜間も5℃前後に保ちます。
後は花芽が動いてくる順から通常の管理に戻します。
販売品の方も、順番にハウスを密閉して高温にし、今週末頃から順次開花の体制に入ります。
交配室の方は花芽が進まないように、むしろ通風に気遣い、換気扇を回して低い温度で常温を保ち開花を遅らせます。
親株室と交配室は夜間3℃前後に保ちます。
何れのハウスも直射日光は当てません。ハウス栽培の直射日光は必ず花弁を傷めます。ハウスは常に開花期でも30%くらいの紗効率としてあります。
あっという間に雪割草の最盛期に入る様子ですね。
いつもこの時期はドタバタです。
(そうじゃないと、それはそれで困るんですけどね。)
実生は開花する順から、面白そうなものは今年もホームページで販売したいと考えています。
興味のあるものがございましたら、お早めにご連絡ください。
さーあ、いよいよシーズンだぞ~!

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2006年2月13日 (月)

続・早咲き展報告

今日も引き続き早咲き展のご報告をさせていただきます。
展示品の幾つかをお楽しみください。

左・「史の花」 紫色にモスグリーンの中段がなかなか渋い。
右・「春の妃」 紅苑坪採りの白/赤の二段咲き。とても華やか。

「華宝」 玉旭の実生から生まれた桃色玉斑の可愛い花。
右・
「新世紀」 桃色の唐子咲きで色対比とバランスが良い。

左・
「春彩」 今年は玉斑の発色がなかなか見事です。
右・
「花かがり」 紫色に緑を絡めたボリュームのある千重咲き。

左・
「輝宝冠」 紫宝冠兄弟だが区別はつけ難い。色対比抜群。
右・
「富山産黄花」 満月系の実生と思われるが発色は良い方。

左・
「桃寿」 円弁で左右対称の美しい佐渡の桃色二段咲き。
右・
「大和桜」 淡い桃色に緑褐色の中段リングが良く目立つ。

とりあえず適当に展示品を紹介してみました。
2月18日~19日は「本咲き展」です。
実生もそろそろ咲いてきそうです。色々とご紹介出来ればと思っております。

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2006年2月12日 (日)

昨日・今日は早咲き展です。

 なかなか花が遅れていますが、とりあえず2月11日と12日は早咲き展です。
 多くの遠方からのご来園大変有り難うございます。
 まだ余り開花している花は多くはありませんが、少しでも楽しんで頂けたら嬉しく思います。
 展示品の一部を少し載せてみますので、どうぞお楽しみください。


左・「天青」 今年は発色がなかなか見事です。
右・
「窯変」 なかなかこれだけの芸は見られません。

左・「大自然」 今では殆ど見られない北陸の銘花。
右・
「緑寿」 これも殆ど目にすることの無い有名な花です。

左・「夜寿良枝」 モスグリーンがなかなか渋い味わい。
右・
「磯亀」 白とグリーンの対比がスッキリしてます。

左・「花鏡」 種馬の親馬?と思われる花です。
右・
「平山紅」 種馬の子馬です。色彩は抜群です。

左・「無名N.172」 白地にグリーンのリングが美しい。
右・
「山寿」 桃色のベースに緑褐色の剣弁が鋭い花。 

左・「香」 藤色の花弁に褐色を絡めたリングが渋い。
右・
「夕暁」 茜色の中心が何とも言えず味わい深い。

色々有りますがとりあえずは以上にて。
この続きは又明日報告します。

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2006年2月11日 (土)

「跳珠」の思い出(その2)


  (平成5年の新津展示会の「跳珠」・絣りが素晴らしい)
 「これ、なんて読むんですか?」社長のササヌマさんに尋ねて見ます。
 「≪ちょうしゅ≫と読むみたいですよ」とササヌマさん。
 (えっ、ちょうしゅう?、長州力かしら?)などとバカな事を考えながらも「そうか、この花「跳珠」って言うのか。家のラベルも治しておかなきゃ」と、ポツリ独り言を言うと、ササヌマさん「えっ、この花持ってるんですか!!」といささかビックリした様子でした。(ちょっと優越感ヘヘ(^-^)ヘヘ)
 秋になって、もぐりから出た1枚葉は2本ともお嫁に行きました。1本は中越さん、もう1本は知人のSさんの所です。
 その後も僕の「跳珠」は順調に増えて、これまでに十数本の増殖芽が各地にお嫁に行きました。多分、当時は一番「跳珠」をあらちこちらにばらまいていたと思います。
 一時は渡金農園さんの親株よりも大きくなった僕の「跳珠」ですが、秋田のIKDさんに分けた株を最後に天寿天命尽きました。
 ところがです。この、最後に分けたIKDさんの「跳珠」がとんでもない「跳珠」でした。
 どのくらい「とんでもない」かと言うと、下の写真を見てご判断下さい。ずるいなぁ~! 
でも、これを見ると「跳珠」は「底白花」だったんですね。ナルホド。
「白雨跳珠亂入船」
白雨珠を跳らせ乱れて船に入る ...
とりあえず完です。

(IKDさんの「跳珠」 一見標準花ですが中心の固まった姫三段型。オシベの花粉は採り放題? 一芽で毎年この花が最後に咲くそうで確かに底白花。でも何でこんな花が咲くのかしら。)

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2006年2月10日 (金)

「跳珠」の思い出(その1)


    (平成3年・新津展示会場での「跳珠」初披露の姿)
 「初鏡」の話をしたので、折角ですから「跳珠」の思い出話をひとつ。
 それは今から15年とちょっと前の平成2年頃の話です。
 群馬県桐生市に住んでいるIMIZMさんは、当時、新潟県の雪割草業者さん達と非常に親密で、色々な珍しい雪割草を新潟から運んでは、近隣のマニアに提供してくれました。
 ある日の事です。まだ趣味家だった私の元に、1本の電話がIMIZMさんより入りました。
常々、「何か良い花があったら教えて欲しい」と話していたので、待望の連絡です。(余程良いものが入らない限り連絡の来ない人です。)
 「富澤さん。消防車みてえに真っ赤な三段が有るんですケド、根伏せだけどいりますか!」そんな赤い三段があるのかしら? と思いながらも「いくらくらい」と聞くと、「根伏せの二枚葉で○○万円ですけど」との事。やっぱり高いよね。少し悩んだのですが、信頼できる人だったので「もらいま~す」と返事。IMIZMさんつづけて「新しい流出版の雪割の本(出たばっかりの続・雪割草の仲間達のこと)の48ページに出ている赤の三段ですよ!」との事。
 数日が過ぎて、「例の花、持ってきましたから」との話で夜にIMIZMさんの自宅まで取りに行きました。その時にIMIZMさん曰く、「花に水をかけると色が落ちるから気をつけてください」との話。当時、よく「イワチドリの紅一点は水をかけると点が絣れる」などと言われていて、この花も同じ様に花に水をかけると色が絣れるとの事でした。
 家に帰ってみるとラベルには「佐渡・赤三段」と書いてあります。苗は確かに小さな二枚葉の根伏せ苗でしたが、休みの日に植え替えてみると、地下茎に小さなあたり芽が2つ出ていました。
 「やった~。ラッキィ~。全部で3芽ぇ~()」等と喜びます。
 平成3年の春になると、小さいながらも花芽を伸ばしてきました。絣れるらしいので花には水をかけない様に丁寧に潅水します。花が咲くと小さいながらも色鮮やかな三段咲きが開きました。
 「手に入れてよかった」思わずニッコリ(^^)です。
 3月になり、本場新潟の展示会シーズンです。
 いつもの様に浦佐のAさんと一緒に展示会回りをして、各会場で色々な花を見て回り、「金沢園芸資材センター」さん(現、ササヌマさん)に立ち寄ったときの事です。
 今が盛りの展示品に混じって、家で咲いていた「佐渡・赤三段」が目の前で咲いていたのです。
 その展示ラベルには「跳珠」と書いてありました。
「何て読むんだろう。読めませ~ん」。・・・つづく。

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2006年2月 9日 (木)

「初鏡」四方山話(その2)

 佐渡にある「喫茶ポニー」(夜はスナック)さんは、当時は知る人ぞ知る「山出し雪割草」の集まる店でした。
 ここから世に出た「銘品」は数知れず、ポニーさんが見つけたものだけでも「夕凪」や「桂山」「夕紅」等の坪取りや「紅苑」とその兄弟の坪取り、三段咲きの「自惚れ」、最近では標準花の「紫仙」や「平安」「青剣」「青城の月」等のツマ紫や覆輪花の坪採り等もポニーさんの功績です。そういえば「乙和媛」を初めてみたのもここでした。
 以下は渡金さんに聞いた話をまとめてみました。
渡金さんのお父さんは、見たことも無く美しい二段咲きを手に入れて、その日、嬉しくて宿でお酒を飲んでいたそうです。しみじみと眺めていたのですが脱水しては大変と、近くにあった水の入ったワンカップにその二段咲きを入れて萎れるのを防ぎました。
 さて、ふとワンカップの中の二段咲きを見ると、どうも様子が思わしくありません。「なんか変だぞ」と思ってみると、ワンカップの中の液体は水では無く「お酒」だったのです、しかも熱燗。
 案の定、その二段咲きはその後の願いもむなしく枯れてしまったそうです。
 ところが、幸か不幸か、佐渡では似たような花がもう一本、おなじ場所で見つかっていたと連絡が入ったのです。
 連絡を受けた渡金さんの息子さんが急ぎ佐渡に受け取りに行き、鉢に植わった小さな山苗を持ち帰る事が出来ました。
 今度は大切に育てられ、しばらくして展示会での発表となりました。この時に「初鏡」の銘は「ササヌマ園芸センター」の笹沼社長が銘命されたようです。
当時は「初鏡」「紅苑」「太陽」等がニューフェイスとして雑誌等でいつも取り扱われていました。この頃は「初鏡」を一目見ようと、全国から愛好家が集っていたほどの盛況振りでした。
 枯れてしまった幻の初代「初鏡」、一度見てみたかったですね。(逃がした魚は何とやらで、実際それほどはっきりと区別できる程ではなく、2本はよく似ていたそうですが)
でも、二代目が元気に育って、押しも押されぬ「銘花」となったのは渡金さんの功績で、とても嬉しい限りです。
 余談ですが、渡金さんには今、更に「宿題」をお願いしてあります。それは、あの「幻の三段咲き」の話。
何か資料が見つかるとうれしいなぁ~(^▽^)・・完。

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2006年2月 8日 (水)

「初鏡」四方山話(その1)

 今から数年前に佐渡に行った時の事です。
 一通り見るものも見て、買うものも買って、帰りの船までに時間が余っていたので、いつもの様に昼なお暗い妖しげな「喫茶ポニー」でお茶を飲んでいた時の事です。
 ノンビリとお茶を飲んでいると、ポニーさんのマスターがこちらに寄ってきて「やまくささん。この人が「初鏡」を見つけた人ですよ。」と一言、ポツリと話してくれました。
 えっ、とカウンターを見ると一人の男性が新聞を見ながらお茶を飲んでいます。
 「そーなんですか!」と言うこちらの言葉が聞こえたのか、その男性、こちらを見てペコリと会釈をしてくれました。
 「初鏡」は最初から綺麗だったよね!」とポニーさんが言うと、その男性「うん、でも最初のやつの方がもっと綺麗だったけど」と一言。
 「えっ、最初のやつ?、何ですそれ?」と聞く私。
 「初鏡は2回見つけているんですよ。最初のはもう無いけど。」と意外なご返事。
 この男性Yさんは、佐渡で小料理屋をやっておられるそうで、確かに渡金さんのお父さんに初鏡を渡しているそうです。初見なので、余り細かいことは聞けなかったのですが、せめて採集の地名くらい聞いておけばよかったとあとで反省。
 しかし当代唯一の最高名花「初鏡」、この「初鏡」を2回採ったと言うから驚きじゃ~ござんせんか。
 戻った後、何かの機会に渡金さんに聞いたところ、「ん~。そうら。今あるのは二本目なんだわ~」と、いつもの口調で教えてくれました。
 何とビックリ、「初鏡」はやはり二本あったのじゃ~。
 この続きはまたあした。続く~!

今日のパニック・・・(T△T)
咲かない!、咲かない!、花が咲かない!!!。
11日から早咲き展だというのに、ぜ~んぜん花が咲きまへ~ん。
こりゃ~、あきまへ~ん。
どーしましょ!!!(パニック、パニック、パニックだ~!)

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2006年2月 7日 (火)

「八海山」の証言(その4)


   (「武王」 とにかくでかい花にビックリの赤三段でつ)
 「八海山」の凄さを改めて認識したのは去年の春でした。
 (八海山♀×初跳♂)の交配の中に、芽だしから大きな蕾のものが幾つか見られます。
 「なんかちょっと違うぞ!!」そう思いながらも、毎日蕾が大きくなっていくのが良くわかります。
 「凄い花が咲くぞォ~!!」期待に胸が膨らみます。
 蕾が開いてくると「やった!赤/グリーンの三段だ」。
 しかし大きな蕾です。結局、開いた花が上の写真です。濃紅桃色の花弁にグリーンの三段弁が良く開く美しい三段咲きで、この花の頃で既に五百円玉を余裕で越えています。でっかくて見事な三段咲きです。
 「初花でこれかい!」 余りの迫力に「武州の王様」と言う意味で「武王」と銘付けてみました。
 その数日後、もう一つの赤紫色の蕾が開きます。こちらの方はどっしりした赤紫色の外弁に、細い針のような三段弁が放射状に開きます。こちらも五百円玉は楽に越えて実に品格のある端正な花です。これも選別ポイントがありと判断して「武州の仙人」と言う意味で「武仙」と銘付けました。
ちなみに、まだ今年で4年生ですが、「武王」の方は既に5号鉢、「武仙」の方は4号鉢に収まって、まだ株に余裕があるほどの大きさです。
今年の全国大会でお披露目できれば、と、思っていますので、もし展示されたらご覧になってみてください。

 今年も既に、最初の(八海山×初跳)から選別した日輪ヘラを♀に使った子供たちが蕾を出してきました。今、何本もどっしりとボリュームのある三段咲きが、花芽の中から顔を出して開花を待っています。
 「今年はどんな花が咲くかナ」 期待に胸を膨らませて、開花を楽しみに待っている毎日です。 
 とりあえず「完」。

   (「武仙」未来の大器を予感。オシベもありまつ)

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2006年2月 6日 (月)

「八海山」の証言(その3)



(左上「弥生桜」右上「桜凛」左下「吉野の春」
右下「無名」どれも皆「八海山」の子供達です)

 「酒印船」が「八海山」となって当園の棚にやってきたのが今から6年前です。
1鉢は藤色の短シベ、1鉢は白に茶色の短シベ、それぞれをA・Bとしていよいよ交配開始です。
この「八海山」、最初から交配の目的は一つだけでした。それは「初跳」の花粉をかける事です。
当時は「赤鬼」の花粉を使い始めた人が多く、それなりに結果も出始めた頃でした。ところが当園では「赤鬼」は毎年売ってしまって、花粉を採った事がありません。「きちんと交配されたもの」以外には余りF1を入れる気も無く、「八海山」は「赤鬼」の代用品にはうってつけと思ったのです。そして、「赤鬼」と異なり、「酒印船」の白く抜ける緑色の三段弁がとても魅力だったのです。「この「酒印船」の三段弁に「初鏡」の緑シベが加われば綺麗な緑が出るかも」そう考えながら、とにかく咲いた「八海山」全てに「初跳」を交配してみました。

3年が過ぎて初花が見られる頃になるとポツポツと三段咲きが咲き始めました。その中には「酒印船」の様に澄んだ美しい三段弁の花も見られます。
「三段弁の綺麗な三段咲きを作りたい」と常々考えていた僕にとっては、「八海山」は最高の♀親の一つとなったのです。・・・つづく。

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2006年2月 5日 (日)

「八海山」の証言(その2)


(「酒印船」の咲き始め これだけオシベが見えていればねぇ)
「酒印船」を持ち帰ったAさんは、その花粉を3つの♀に交配したそうです。当時、F1の重要性を熟知していたAさんは、全てセオリーどおりヘラシベに交配したそうです。この時に交配した3タイプは
1.日輪101♀ × 酒印船
2.日輪138♀ × 酒印船
3.日輪「寿紅」♀× 酒印船
この中の1番が「八海山」です。ちなみに、2と3に使った日輪は野生種ですが、「八海山」に使った日輪101は岩さんの彦神を使ったF2ヘラだそうです。
実際、この時も三段が数本咲いたそうで、パーフェクトブック Vol.1のP34の「八海山」はその三段の中の1本です。そして、この時のヘラシベ型のものを♀親「八海山」として利用しているのです。
余談ですが、この「酒印船・3兄弟」は何れも越後三山の名を付けて、2.が「駒ケ岳」、3.が「中の岳」と銘付けられています。
この後、僕の「酒印船」は不意な事から枯らしてしまいました。又、Åさんの「酒印船」も新潟地震の時に無くなってしまい、おそらくもう絶種したと思われます。
しかし、「八海山」として生まれ変わった「酒印船」は、ここからものすごい力を発揮するのです。
・・・つづく。
追記・・最近の戦利品
2月4日に送られてきた実生初花です。
「彩」兄弟(山)の実生から時たま出現する青軸毛無しのサーモンピンク花です。
とっても味わいのある花ですよ。

 (青軸毛無しサーモンピンク・かなりオキニです)

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2006年2月 4日 (土)

「八海山」の証言(その1)


 (幻の「酒印船」 これが今は亡き八海山の♂だす)
 ガーデンライフ誌で知り合ってしばらく経ってから、浜翁さんから電話で連絡がありました。
浜翁さん「佐渡の知人が千重や三段を少し出してもいいと言っているんだけど、いる。」
トミザワ「いくらぐらい」
浜翁さん「・・・・円」
トミザワ・財布と相談をしてから「う~ん、それじゃ、三段2つ頼んでね」
と、言うことで佐渡・外海府産の三段咲きが浜翁さんを通して、佐渡のISBさんより送られてきました。
花が咲くと白に澄んだグリーンの三段と、明るい桃色にグリーンの三段が咲いています。当時、赤鬼や磯部丸などが取れた坪の近くだそうで、どちらもとても優しい色合いです。白い方を「雲水」、桃色の方を「酒印船」と銘付けて、大切に栽培していました。
どちらも余り増える花ではなかったのですが、植物を生業とする様になり、今から10年程前に「酒印船」1株のみを株分けて販売する事にしました。
この頃より「花粉の吹く三段」を探している方も見られるようになり、何人かの方が悩んでおられましたが、結局、知人である浦佐のAさんが持ち帰る事になりました。
Aさん「花粉取れますかねぇ」
トミザワ「多分、最悪葯を切ればいいと思いますよ」
と、言うことでAさんはしっかりと花粉を使われたそうです。・・・つづく。
追記・最近の戦利品
2月2日に知人の所で入手しました。
白地に藤色の網目を中心に染めた可愛らしい千重咲きです。
花型のとても可愛い「天然物」です。とてもお気に入り。

                    (名前はまだ無い)

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2006年2月 3日 (金)

最初の銘品

 当時、特殊な植物を好むマニアの間で唯一のバイブルだったのがガーデンライフ誌です。このガーデンライフの交換欄は、当時(今も)若僧だった僕にも、沢山の人たちとの出会いを育んでくれました。また、何も無かった我家に、銘品と呼ばれる雪割草を届けてくれたのも、このガーデンライフの交換欄でした。
 最初に手にした銘品は何だったのでしよう。結構曖昧な記憶ですが、おそらく久志さんの紹介で知り合った内藤登喜夫さんから頂いた「麗人」と言う千重咲きが一番最初だったと思います。もう、自分の手元で眺める初めての千重咲きにドキドキ・ワクワクしたものです。
 そして、時を同じくしてガーデンライフ交換欄で知り合った本間勝夫さんから、無理言って分けていただいた桃色千重咲きの「千姫」がその次位でしょう。
 この「千姫」、残念ながら送ってきた時は荷痛みで芽が取れてしまっていました。この、芽だけになった「千姫」をミズゴケで包んで、乾かさないようにして祈るように管理したところ、春には新芽が出て、小さいながらも葉を出し、根付かせ活着させた記憶があります。(今思えば神業ですね)

 この後、当時コレクションの中心だったウチョウランの仲間伝いに、丁字咲きの「紫竜」や千重の「夕鶴」、本間さんから「彩鶴」や「四方の春」等を分けていただいた記憶があります。また、この頃に本間さんに連れられて「吉田」の展示会等に連れて行っていただき、吉沢さん、天野さん、真田さんなどにもお会いした記憶があります。
 そういえば、前記ガーデンライフの交換欄を通じて浦佐のAさんや横浜の浜翁さん等と知り合ったのも丁度この頃ですね。
 その浜翁さんから面白そうな連絡があったのも、そのちょっと後の頃でした。
 そしてその事が、かの「八海山」に繋がっていく事になるのでありました。

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2006年2月 2日 (木)

最初の雪割草三昧

 その日を境に毎年、雪割草の季節になると、あっちの園芸店では雪割草さがし、こっちの園芸店でも雪割草さがし、どこに行っても根巻きの雪割草を眺めては気に入った花を買い求めます。
当然ですがこの頃は雪割草は「お正月の飾り花」以外のなにものでも有りません。単純に根巻きや寄せ植えの中からとりあえず気に入った花を探すのです。当時はなぜか吹っ掛け絞りの花が好きで、絞りやツマ紅等、今思えばけっこう良い花なんかも有りました。(吹っ掛けはけっこう香りがあるんです)
「雪割草を採っている人はお正月花だけで毎年100万本位採るんだよ。それで生活してるんだ。」 嘘か本当かわかりませんが、園芸店のおじさんが教えてくれます。
ほんの少し、家をリフォームすると言うときに、中野に住んでいる山草会のご婦人(師匠の一人です)にそれまで集めた植物を預かって頂きました。
そのご婦人、雪割草の鉢にある「紫吹っ掛け」「白花・シベ紫色」「白・赤シベ梅咲き」「ピンク吹っ掛け」等の文字を見て、他の女性会員の方(この人も師匠です)と「トミサワ君こんなに細かくラベルを分けてるのよ、へんだよね。」(このご婦人もトミサワと呼びます)とよく笑い話にされていました。
ところが数年が経って、雑誌等で雪割草の紹介が出始めた頃には、このご婦人も本間さんや三科さん等との付き合いから色々な雪割草が集まってきました。
「おもしろいよね。トミサワ君が細かく書いていたラベルを見て可笑しかったけど、自分のラベルも何時の間にかそうなっちゃったもんね!」と笑っていました。
この頃は自分の周りにも「雪割草好き」の人たちが多くなってきました。そして、今なを続く「草友」たちとの出会いも、丁度この頃から始まったのです。

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2006年2月 1日 (水)

初めてやりたかったこと。

 東京の下町に生まれた僕は、中学一年のときに伊豆のお土産で父が持って帰ってきた「シュンラン」の一鉢がきっかけで山野草に興味を持ちました。
 「雪割草」の苗を初めて手に入れたのは15歳の頃です。
 家の近くにたった一軒、自転車で少し走れば行ける所に「安藤園芸」という小さな園芸やさんがあります。
そこでビニールにミズゴケで包まれた5本入りの苗を買ったのが「雪割草」を手にした一番最初です。
その頃の苗は当然の如く山採りで、葉を全部むしり取って根をぐるぐる蒔きにした、白い芽だけの苗です。
近所の植木鉢屋さんで駄温鉢を買ってきて、ぐるぐる巻の根を大切にほぐし、5本纏めて1鉢に植え込みました。
春になって、ようやく花芽が伸び始めてきました。
「やった!いよいよだ」 いよいよ花が見られます。この時です、この鉢に「何かが足りない」事に気づきました。 なぜ、「雪割草」を買ってきたのか、その理由を思い出したのです。それは東京ではなかなか不可能な事なのかもしれません。でも、せめて花が開くまではその「足りないもの」を待ち続けたのです。
 花が開き始めました。白や薄い紫色、ピンク等、とても可愛い色です。余りの可愛らしさに家の中に飾っておきました。
それから待つこと数日、その「足りないもの」が東京にもやってきました。まるで花が咲き始めるのを待つ様にやってきたのです。
そう、今日は朝から「雪」なのです。
ちようど隣で咲いていたセツブンソウの鉢植えと一緒に家から外に出して、しんしんと降る雪をたっぷりとかけてあげげました。
雪のイッパイ積もった鉢植えを家の中に入れて、花が咲くのを待ちます。
雪の中で開く「雪割草」を眺めながら「ニコニコニコニコ(^-^)」
鉢の中の雪は直ぐに解けてしまいました。でも、何かとても素敵な気分です。
雪の中で「雪割草」を眺めること。
それが僕の初めてやりたかったこと。
そしてこの時に「雪割草」がとっても好きになりました。

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