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2006年3月 8日 (水)

始めの一歩(その3)



「左上・紫地合いシベ型二段咲き」 地合いが美しい花
「右上・紫網目二段唐子咲き」 青紫地に桃色の網目入り
「左下・ピンク網目・ヘラ日輪咲き」 柔らかい白覆輪花
「右下・紫白覆輪シベ型二段咲き」 未だ発展途上の花

標準花の花模様が大好きな僕は、「何時かはその花模様を段咲きに映したい」と思い、そう考えてからいったい何年経ったのでしょうか。
最初は先ず、標準花のコレクションから始まります。
とにかく気に入った標準花を4年間、徹底的に集めました。
次にはその標準花の中で気になる花を、色々な組み合わせで交配を始めます。
「地合いと白覆輪」「地合いと網目」「網目と白覆輪」「吹っ掛け絞りと白覆輪」「吹っ掛け絞りと地合い」等様々な組み合せで、3年後にどのような花模様に変化するか、何と何が馴染むか、何と何が分離するか等、色々と試してみました。
当然、結果としてこれらの花には何かの法則が見えてきます。
次に、これらの標準花の法則を段咲きに当てはめます。
こういった花達を作るときはF1分離が確実に近道です。
でも、余り分離での育種が好きではない僕は、色々な法則を考えながら、多元交配を試みていきます。
そうして何かが生まれたとき、その時が「始めの一歩」になります。
後は同じ法則の繰り返しで、より良い花を選別して、それらの♂と♀で多元交配を繰り返します。
この頃になると、親木も複雑なので、セルフ分離でも面白い花が生まれます。
とにかくこうした花達を作るときは、何より時間との勝負です。
あせらず、遅れず、自分の選別眼だけが頼りです。
一輪の段咲きの花を眺めたとき、その花がどんな花模様で構成されているかが読めれば、模様花段咲きの道は意外に近いかもしれません。


「左上・龍宮の舞」 佐渡小町系の派手な二段唐子咲き
「右上・瑠璃星」 標準花「瑠璃」に似た二段唐子咲き美種
「左下・大星雲」 型の良い紫網目系白覆輪底白千重咲き
「右下・雲の嶺」 風変わりな紫地合い系白覆輪千重咲き

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