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2006年3月14日 (火)

始めの一歩(その7)



上・紅武州(左)とその子供(右)
下・尺玉(左)とその子供(右)

三段咲きのF1を作るときに花粉切りは欠かせません。
最近ではオシベを擂り潰して交配する人や、ホルモンを使ってオシベのある花を出させる等という裏技まであるようですが、結果はそれなりに出ているのでしょうか?
当園ではプロとして曖昧な事は信用に関わりますので、全て、花粉の出そうなオシベを切って花粉を出させて交配しています。
また、交配するときには最初に小さな拡大鏡でオシベに他の花粉の付いて無い事を確認して、花粉を付けた後も必ず花粉のついた事を確認してから完了とします。
上の写真は以前このブログでも紹介した「紅武州」の今年の花です。絣模様が派手に入り、ぐっと迫力が増してきました。となりは昨年交配した「紅武州」君のF1たちの発芽写真です。
下の花は黒姫・青嵐系の実生で、とても大きな三段咲きで「尺玉」と呼んでいる花です。この花は終花の頃に自然と花粉の吹くもので、隣は昨年交配した「尺玉」君のF1たちの発芽写真です。
天然物の花粉を切るのも大事ですが、自分の理想とする三段咲きの基本親を自分で作って、そこから新しい花作りをスタートするのも面白いものです。
自分で作った三段咲きの中から、花粉の吹きそうなオシベのしっかりした個体を選別して、それを改めて親として使ってみるのです。
これもまた、「始めの一歩」の始まりです。

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