タネ蒔きの副産物かしら

「跳珠系ヘラ×初跳」の交配から出た斑入り葉です。
藤色のヘラで花の総包葉にも黄色の縞が入る優れもの
種蒔きをしていると時として思わぬ拾い物をする事があります。
特に多いのが、本来は斑入り葉ではない実生から美しい斑入りが現れる事です。
上の写真の苗は紫/褐色ヘラの跳珠系日輪に「初鏡×跳珠」を交配した中から生まれた美しい黄縞斑の個体です。花は淡い藤色のヘラで、ガク片や総包葉にも黄色の縞が見られます。
斑の遺伝性云々は解りませんが、取敢えず昨年から三段系のF1を交配してみています。あわよくば斑入りの三段咲きでも狙いたいのですが、はたして。
そのほかにも時々は色々な斑入りが現れます。
その多くは1~2年で消えてしまうのですが、中には結構綺麗に残るものもあって、何れは斑入りの多芸品を生みそうなものも時には見られます。
こんな事もタネ蒔きの楽しみですね。
ことしもカイワレで「こんなところに斑が」と言うものがいくつか見られます。
いったい何本残るのか解りませんが、結構楽しめますよ。


左「小町娘・緋炎」系地合い絞りの斑入り葉
右「静心・浮雲の月」系網目二段の斑入り葉
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