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2006年5月29日 (月)

中央アジアの「ナガシベオダマキ」


アクィレギア・sp・クヒスタニカ」 アジアには珍しい長シベで距長のオダマキ。見た感じは北米産の様です。写真の様に株元から次々と花茎を出して不思議な姿に仕上がります。
今からもう10年位前の話です。かの色々な意味で世界的に有名なプラントハンターのヨゼフ・ハルダ氏の手により、中央アジア(確かキルギス天山かタジキパミールの3500~4000mだと思った)で発見された不思議なオダマキを種子リストの中に見出しました。
名前は「アクィレギア・SP・クヒスタニカ」と書いてあります。
オダマキの仲間はこのブログでもちょくちょく登場しますが、僕の好きな植物のひとつで「ライフワーク」のひとつでもあります。
当然、早速注文をして種を蒔いたのですが、細かく切れ込んだ灰青色の葉姿は一目で虜になりました。
花が咲いて又ビックリ、藤色の花弁と白い花冠の丸く良く開いたその花は、長く突き出たシベと、長く伸び上がった距を見て「ロッキー産かしら」と見間違うほどにアジアらしくない姿で開花しました。
「フロラ・オブ・CCCP」で調べてもこのようなオダマキは出ていません。全く未知の花です。
当時は結構苗が出来たのですが、殆ど販売してしまって、今はどのくらいが生き残っているのでしょうか?
この個体も、当時販売したさいたま市のOさんにお分けしたものの実生苗の里帰りです。
今年は久々に数株が開花しているので採種も可能です。来年あたりはリストにでも販売しようかなと考えています。
(その後、学名はついたのでしょうか?・・・まさか又「アクィレギア・ジャミラエ」じゃないょネェ)
それにしても、中央アジアには未知の植物がまだまだ眠っています。
一つ一つをじっくりと掘り返してみたいものです。
ちなみに、この花型は良く見ると中国原産の「黒花オダマキ(アクィレギア・ビリディフロラ)」にそっくりです。
そんなところからも何か関連性があるのかもしれませんね。

アクィレギア・ビリディフロラ」 「黒花オダマキ」の名前で時々流通しています。全体の花型は前種とよく似てるかもしれません。でも、葉や全体の姿は全然ちがいますけど。

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