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2006年6月29日 (木)

趣味家の力


カリバオウギ」 北海道狩場山に存在すると言われていた幻のマメ科植物。数年前に漸く自生地が確認された希少品種。
今回、「夏リスト」で実生1年苗を販売中です。

「カリバオウギ」、この植物の名前を最初に知ったのは北方山草会の会報だと思います。
「北海道狩場山に幻のマメ科植物がある」とは以前より言われいたようですが、近年になって、狩場山付近のS川の河川敷及び中洲にて発見された極めて稀少な植物です。
ところが、数年前の天災で河川の増水があり、それに伴なって護岸工事等の影響から、ホンの小さな幼苗が数株発見されたのみに激減してしまいました。
地元の「カリバオウギを守る会」の方々の努力で数固体の実生が試みられ、当所は自生地復元への最善方法として試みられましたが、必然的にそれらは一部のマニアやナーセリーの手へと渡っていきました。
幸いにして、この植物は実生繁殖が容易で、人の手によって次々と実生苗が作られる様になり、今日ではそれらの次代の子供たちを次々と生んでくれています。
このように人の手により「絶種」をまぬがれた植物は多くあります。
我が埼玉県が誇る「天然?記念物」(意味わかんねぇ~!)のムジナモなんてその際たるものでしょう。
そういえばこの地区はとても不思議な所で、S川付近の賀老の滝付近で発見されたと言う「ガロウオウギ」などというマメ科植物も発見されたそうです。
「カリバオウギ」は人の手によってこれからもどんどん作り伝えられていく事でしょう。
写真の株は実生2年目の開花です。
桃色の花はなかなか可愛らしいものですが、幾分大型になるので鉢植えの場合は根詰まりなどには注意をしたいものです。
「カリバオウギを守る会」の皆さんの活動を見ていると、自然保護の大変さを改めて思い知らされます。
「植物をこの世から絶滅させる事」、これだけは絶対に避けたいと願います。

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