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2006年8月24日 (木)

カンアオイブームなのかしら


オニカンアオイ・金坤冠」 古くより知られる屋久島原産の大型の斑入りカンアオイで今なを人気の高い秀品。価格が手頃なのも魅力です。
ここに来て「カンアオイ」関係の本が2冊発売されました。日本全国巷ではそれほどまでに「カンアオイブーム」なのでしょうか?
この写真のカンアオイはかなり古くから知られる斑入りのひとつで、「金坤冠」と呼ばれるカンアオイ・マニアならば知らない人はいない程の銘品です。
今回、最初に販売されたS社のカンアオイの本でも紹介されていますが、この品種は実生でも同じ様な芸を生むことでも有名で、現在あるもの、たとえばこの写真の個体も親木なのか実生なのか良く解らない程に芸が安定しています。
そんな故か、面白い事にこのS社の本では「金坤冠」の原種が区別する意味で「金鯱」と言う名で紹介されています。「金坤冠」の原種なんだから別に「金坤冠」でいいんじゃないかと思うんですけど、なぜか解説にも「金坤冠」の原種なので「金鯱」と銘して区別したと書いてありました。なんだかなぁ~。
このS社の本に後発して別な出版社からも「カンアオイと斑入り」の本が出ました。
この後発の出版社はよほど自分の出した本に自信があったのか、自社の出している「園芸新聞」で、先のS社のカンアオイの本をボロクソにコキおろしていました。
読んでいる方が気分が悪くなるほどの「コキおろし方」で、同じ出版社として「そこまでせんでも・・・」と思う程の他社に対しての「コキおろし」と自社に対する「うぬぼれ」がとても解りやすく見えました。
僕の知人の業者さん等は余りの気分の悪さにこの園芸新聞を全て捨てたそうです。
でも、個人的感想では「目糞鼻糞を笑う」様な感じかも。
このS社をボロクソにコキおろした出版社の園芸新聞には、実はこの数ヶ月前に、僕が3年間携わっていたT社の「雪割草」関係の本も勝手な想像と自社の「うぬぼれ」精神で適当な事を書かれた事があります。
僕は、人知れず写真選びから編集、品種解説までを引き受けて「3年間は同じ品種を載せない」を信念にこのT社の「雪割草」の本に取り組んでいました。しかし、この新聞に「この編者は実生を売りたいために実生の花ばかりを載せている」の様な事を書かれて、非常に立腹したことがあります。
人の気持ちや苦労も知らずに自社を売り込みたいがためだけにこのような行為をするのが好きな出版者の様ですが、これにはさすがに呆れ返って、T社さんには何の関係も無いのですが「この新聞にこんな事を書かれたので、T社さんには何の関係も無いけど4冊目はオレ辞退するね。スンゴクむかついたんで・・・」と言って、ばかばかしいので今年は断りました。
それにしても、同じ道の出版社同士でよくそういう事をやれると思いますよね。もっと業界、持ちつ持たれつの相乗効果でいけばいいのに・・・。常識を疑うね。(これもモラルの問題かな)
でも最近の園芸書は僕らガーデンライフ世代の方々にとってはものすごーく物足りないものばかりですね。
当時の園芸誌が根本的に違うのは、やはり編集者の知識の豊富さでしょう。一線級の園芸家と対等に渡り合える程の知識と人徳が無ければおそらくあの様な雑誌は出来ないと思います。まあ、何よりも「人徳」に尽きるでしょうね。(やっぱり人徳だよ人徳・・)
「雪割草」の品種もよく解らない出版社が「雪割草の本」を作ってもやっぱり「目糞鼻糞」レベルでしょうからね。(ア~、スッキリした。by.ゼクシードール)
さて、話が横道にそれましたが、カンアオイの仲間もこれからは斑入り・花もの共に実生の時代に入って行きそうですね。
今は斑入りが一部で人気があるようですが、やはり、山野草の本筋は花です。
花芸と葉芸がそろった時に、カンアオイの本筋が見えてくるのでしょうか。
これからもいろんなもの、見てみたいですね。

「マエダカンアオイ縞花」 僕の知人が長年かけて交配作出した逸品。マルミ×タイリンの縞花からタイリンに近い縞花を選別して、オナガ縞花と交配したもの。弁質、色対比もよく、亀甲葉も美しい最高の傑作です。

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