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2006年10月16日 (月)

野生ラン復活計画・・・?(2)




上・「カンダヒメラン」のビン出し苗ガラス水槽栽培風景。
中左・水槽の前で勝手に飛び込んで生えているキヌラン。
中右・シュスランの仲間の透明衣装ケース栽培。
下・並べられた透明衣装ケースの中のランたち。

「百聞は一見にしかず」と言う事で、上の写真が湿度の好きなランたちの栽培風景です。
上の「カンダヒメラン」の水槽は、実は加温ハウスの中に小さなビニールフレームを作り、更にその中でガラス水槽に入れて培養しています。
70坪ほどの加温ハウス全体は冬季の夜間気温を5℃~7℃に設定してありますので、この小さなビニールフレームの中はこの冬は更に加温して10℃~15℃設定くらいで培養してみようと考えています。
寒さに弱い野生ランの他にも食虫植物や南方系のシダ等には効果的と考えています。現在、この小さなフレームの中でキヌランがあちらこちらに発芽して居心地が良さそうですよ。
暖地性のシュスラン類は加温ハウスの棚の上で透明衣装ケースを置いて、1cm弱程の越水をして、上からの潅水を行わない様に心掛けています。
この方法ですと、潅水による多湿腐りも無く、ナメクジ等も予防出来ます。着生ラン等もこのケースの中にぶら下げると乾燥せずに調子が良いものです。
昨日は、先日のシマシュスランの交配を試みてみました。2個体のクロスを試みたのですが、シュスラン類の花の構造には何時も驚かされます。
細長く尖った花粉袋に楊枝を入れると直ぐに花粉塊が飛び出してきます。
この花粉塊は花に比してとても大きく、他のランとは逆さに花粉塊が仕舞われており、手前に細く長い粘着軸があり、その奥に二股に分かれた花粉塊があります。
丁度、携帯電話のアンテナの様なYの字の型をしており、そのYの字の部分の花粉を花筒奥の粘着体(メシベ)に着けるのです。
この構造は種類によって様々で、シュスランの仲間は何時花を分解してみても解りにくく、種類によっては全く良く解りませんね。
さてさて、今回は果たして無事に交配し、受粉したのでしょうか。
タネが出来たらフラスコで蒔いて、また、透明衣装ケースで培養してみましょうね。
安っぽい方法ですけど、結構いけそうですよ。

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コメント

1.カンダヒメランの花時は何時が正しいの  でしょうか? 6月とゆう文献がありま  すが、12月に咲きました。
2.常緑性ではなく、冬は葉が枯れるのでし  ょうか?

3.御社から昨年春に小さい株を2株購入、  育つのか心配してましたが、夏から秋に  かけて急に育ち、開花しましたが、今は  葉が枯れています。

菊池重嘉様、こんばんは。
何時も有難うございます。
カンダヒメランは栽培下での開花は意外に不定期です。
基本的には春に発芽して、葉の展開と共に成長して、葉の固まる夏過ぎ頃から花芽を伸ばし始めます。
当園でも秋から冬に咲いています。
また、冬は落葉して休眠します。
バルブが硬いうちは心配ないと思います。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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