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2006年10月 8日 (日)

賑やかになってきましたね。


夜半の月」(よわのつき) ピンボケな写真ですが、当園の「紫/白二段咲き」系の交配には欠かせない実親の一品です。
10月に入ってにわかに、オークションや各業者さんのホームページ等で次々と雪割草の販売が始まって来た様子です。
当園もお蔭様で、日毎に株分けの銘花や実生等の販売品が動き始めるようになりました。
皆さんどんどんと動いているようですが、僕の方は「リスト」作りやこの数日の突風等の影響で植え替えが全然進んでいません。
もう直ぐ交換会も近いというのに、全くどーしたらいーんでしょーね。
さて、写真の花は、佐渡のとある通販屋さんのリストでにわかに売り切れ続出の(?)交配♀親の「夜半の月」です。
たしか平成8~9年頃の交配実生だったと思います。
♀親は佐渡産の桃色網目系二段唐子咲き「錦水」に、佐渡産白二段の「歩」のF1で紫花の「和合」を交配したもので、「歩」の花型の良さと、「錦水」のニビ色に光るコントラストの面白さを兼ね備えたお気に入りの花です。
特に紫/白系の二段咲き作りにはとても力を発揮するもので、いかなる二段♂親にも対応できる順応性を兼ね備えています。
ただし、全く増えない巨大輪で、現在も6号鉢をはみ出すほどの大きな株ですが未だに1芽です。
「錦水」は余り知られている花ではないのですが、佐渡のSさんの発見品で「英」や「恋文」「踊り子(二段)」等との坪採りで網目系のピンク二段唐子咲きです。この花の雰囲気が僕にはとっても好ましく、♀親としては「夜半の月」の他にも「幻月」や「錦紫鏡」等、巨大化する二段咲きで型の良い♀親を多く生んでくれます。(1996~1997年頃の「自然と野性らん」に出たことがあった様な無かった様な・・・)
「夜半の月」は「よわのつき」と読みます。この名前は春に退社した雪割草担当の武ちゃんが名づけたものです。
この花の様に、余りメジャーではない花たちの交配でも、どこか雰囲気の良さを兼ね備えた花同士の交配ならば、とても見飽きぬ味わいのある花へと変身するものも結構あります。
そんな交配もまた、人には解らない自分だけの楽しみの一つですね。
「夜半の月」は今でも、僕の大切な実親の一つです。いい子を生みますよ・・・。

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