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2006年11月24日 (金)

裏技


斑入りダルマギボウシの実生」 9月に早採りして蒔いたもので、もうすでにこの大きさです。凄すぎる。
先日のことです。
久しぶりにさいたま市のOさんがお見えになったのですが、その時に持参くださいましたのが写真のギボウシの実生苗です。
Oさん曰く「ほらぁ、こんなに発芽したでしょう、ちゃーんと斑入りも出てますよ」と言って、写真の蒔き床を見せてくれました。
「はぁ~」、何のことだろうと思って聞いてみると、
「富澤さんとこでいっぱい種付いてたじゃないですか、だからうちも交配して種付いたんですけど、やっぱりいらないと思って9月に摘んじゃったんですよ。未だ鞘が緑色だったんだけども割ってみたら中身が黒かったんで試しに蒔いてみたんですね、そしたらぜーんぶ発芽しちゃんの、こいつらじょーぶですよ。」との事。
「でも、うちの奴はまだタネ鞘ぶら下がってますよ。」と言うと、「こいつらほっとくと鞘の中で発芽しちゃうこともありますよ、そーするとぜーんぶ枯れちゃんの、酷いもんですよ」との事。
言われてみれば確かに単子葉植物の多くには完熟前の種子の方が発芽の良いものも結構有ります。
でも、ギボウシが早採り出来て、しかも、発芽が良いなんて知らなかった・・・。
Oさん、待ってましたとばかりに一言。
「え-っ、プロでも知らない事ってあったんですかぁー」、おおお・・・とどめの一撃だぁ~、あんまりいじめんといてーな。
うちのお客さんたちはどーしてこう訳のわからない事ばかりやり出すんだろう。
確かにギボウシの種子は完熟したら発芽の悪いものもあります。
そもそもこの写真のギボウシの親だって、僕のところから2タイプお持ちになったダルマギボウシ(ヒメトクダマの半羅紗葉タイプ)を交配して出ちゃった斑入りだし(6月11日のブログ参照)、又それ蒔いてみてるし、ちゃーんと斑入りも出ているし、羅紗葉もあるし、何でこうも簡単に作っちゃうんでしょうかねぇ。
わずか2ヶ月でこの成長ですが、欠点を言えばこの方法だと休眠が遅いので、冬の間は凍らない程度の保護が必要かもしれません。
いずれにしてもギボウシの育種は確実に進歩しているようです。
ダルマ系斑入り羅紗葉ヒメトクダマが完成するのももう時間の問題でしょうね。ヤレヤレ・・・。


斑入りダルマギボウシ実生のアップ」 よく見ると斑入りもウブも羅紗葉もごちゃ混ぜだ~。凄いねこりゃ。


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