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2007年1月25日 (木)

スイセンに見るセルフと分離の真実(2)


N・ロミエウクシィー‘フリレットフォーム‘セルフ」 フリルの原点はいったい何処でしょうか。
写真のナルキサスは古くより知られている゛フリレットフォーム゛のセルフです。
もともとはロミューの1ヴァリエーションとして花弁全体にフリルのきつい個体だったのですが、試しに実生してみたところ、フリルの部分がいい感じのフレアスカート状に広がって、花弁の質も厚く、親とは幾分かけ離れた大輪の素敵な花が生まれました。
805シリーズとは異なり葉も横に広がり、花茎も短く全体のバランスも言う事がありません。たった一粒発芽したのみですが、余りに素敵な花にビックリしてしまいました。分離は時に思いもかけない花を生んでくれます。
これはこれで「何か個体名を付けても良いかナ」と思えるほど素敵な「フレアスカートの君」です。

N・ロミュー・メサトランティクス゛筑波の花火゛セルフ」 セルフの花もおんなじ様でした。
これは以前にも紹介した(2006・9・10)メサトランティクスの実生から選別した変わり花「筑波の花火」をセルフしたものです。
どう分離するか楽しみだったのですが、ナント、親と同じ様な変わり花が咲きました。
親よりは幾分花弁に丸みがありますが、花冠の切れ込みや外弁の雰囲気は良く似たもので、この奇形は意外にも優性遺伝子かもしれません。
雪割草等でもそうですが、はっきりと特徴のある変化芸は、意外に優勢的な遺伝をするものが多くあります。
こうなりますと、このタイプの花を交配する事によって、全く新しい「ヒガンバナ咲きスイセン」が色々と作れそうな気がします。
そうなると「筑波の花火」も新しい交配親として見逃せない1品となるかも知れませんね。
なんだか新しい「オモチャ」が出来たみたいで楽しそうです。

雪割草の実生初花も次第に芽口を開けてきました。
なんだかんだと言ってもう1月も25日なので、あと一月もすれば全国大会です。
早い早いと思ってみても結局は何時も通りの開花パターンですね。
今月末までに女の子が2人加わりそうです。これで、僕の以前から考えていた「クマさんチーム」(山野草組)と「ウサギさんチーム」(雪割草組)に2分して仕事が進められそうです。
昨年選別していた花も各地の業者さんのところにお嫁に行って、すでに数が足りなくなりそうです。
今年の初花は足りるのでしょうか。
今の状況ではおのずと「ウサギさんチーム」の方も今以上に力を入れなければなりません。
大変ですけど嬉しい悲鳴です。
多くの方々のおかげで少しづつですが前に進んで来ているようです。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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