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2007年1月31日 (水)

小さな「ヘテロ」くん


一寸法師」 古くより知られる咲き分けの変化花ですが、何だか他とはぜんぜん違います。なんか変です。
そろそろ暖かい日が続くようになって、売店の雪割草たちも少しづづ咲き始めてきました。
此処のところ、なぜかよく売れているのがこの写真の「一寸法師」君です。
さて、この花、何だかとっても不思議君です。
と言いますのも、先ず変なのはその花。
写真の通り千重咲き・唐子咲き・二段咲き・標準花等に咲き分ける、いわゆる「ヘテロ」です。
そして、何よりも他と違うのはその名の通り、この品種はとーっても小さいんです。
写真の株はアップなので大きく見えますが、実際はこの株で3.0寸弱の欅鉢に植わっています。
葉っぱはせいぜい500円玉くらい、花は良く出来ても親指の爪にも劣るほどです。
ただ、何だか良く解らないんですけど「かわいい」んですよね。
色合いもなかなかのものだし。
何より、お持ち帰りになるお客様が「雪割草マニア」では無く「山野草愛好家」の方が多いのが面白いところですね。

今日は束の間の休息です。
何ヶ月ぶりかに庭の手入れなんかしていました。
もう、セツブンソウが咲き始めていましたよ、早いですね。
ホームページ用の写真の整理もなかなか進みません。
いよいよヨゼフ・ハルダ氏の種子も届いて、クマさんチームの種蒔きもピークに入りそうです。
今年は注文品が結構色々と無事に届きました。嬉しいですね。パラクィとかヘゲモネとか・・・是非発芽して欲しいです。
明日から女の子ももう一人加わる予定なので、ウサギさんチームのカイワレの植え替えもスパートに入れそうです。
2月は本当に忙しそうです。

一寸法師」 実物はこの位かしら・・。ちっちゃ!!

2007年1月30日 (火)

美しき「みにくいアヒルの子」たち


プテロスティリス・ヌタンス・アルバ」 何だかミジンコの顕微鏡写真みたいです。ここまで透明度の高いアルビノも珍しいと思いますね。
いよいよ冬本番・・・と行きたいところですが、何なの・・・この暖かさ。
今日もとても暖かい一日で、何だか雪割草の蕾が次々と上がり始めてきました。
こうなるともう株分けは無理ですね!!
未だ色々と注文も入ってはいたのですが、何だか暇無しで植え替えそびれました。あとの株分けは秋まで延期ですね。
残りは株を割らずにそのまんま植え替えか、鉢の表土を替える程度の作業で済ませるしかなさそうです。
さて、この時期になるとズキンラン(プテロスティリス)の仲間が次々と開花を始めます。
この時期、この仲間では特に好きな「プテロスティリス・ヌタンス」の花が咲いてきます。
この花はその花の咲く姿から「スワン・オーキッド」と呼ばれています。確かにそのシルエットは白鳥が湖の上を優雅に泳いでいる様子に良く似ており、オーストラリアの人々の感性に共感してしまいます。
そして、この「白鳥」をそのままで現しているのが写真の「アルバ」と呼ばれるアルビノ(素心)個体です。
特にこの花は白さの透明度が高く、奇妙な花の中の構造が全て透けて見えるほどです。まさにスケルトンですね。
この個体は以前アデレイドの専門店のリストに日本人向けに特別に掲載されていたもので、数人で共同で入手したものです。
咲いた花を見て、余りに幽玄的なその姿は神聖なる何かを感じずにはいられないほどでした。
一見弱そうですが想像以上に繁殖も良く、今日ではかなりの数に増殖できました。
この時のアデレイドのリストにはもう一つ「十二単を纏った美しい白鳥姫」も同時に輸入されました。
これぞまさに「日本人的感覚」の美意識をもつ名品ですね。
これからしばらくはこの仲間を堪能できそうです。
そして、それが終わる頃にはいよいよ「テリミトラ」の世界ですね。
これもまた待ち遠しいですね。

プテロスティリス・ヌタンス・ヴァリエガータ」 まさに十二単を纏った様な美しい「姫君」たちです。このままドームの蘭展に展示したいくらいですね。賞くらい貰えるかも・・・知れない?

2007年1月28日 (日)

今日から開花調節です


雪割草の親鉢ハウス」 遮光ネットを1枚開けていよいよ開花調節に入りました。全国大会まであと4週間ですね。
ここ数日の間ずーっと様子を見ていたのですが、そろそろいいタイミングと考えて今日から親鉢室の開花調節に入りました。
昨日まで掛けてあった90%のタイベックを開けて、薄いタイベック一枚にしていよいよ花を咲かせる準備です。
親鉢室はご覧の通り未だ殆ど花はありません。それでも花芽を伸ばし始めているものは多いので、モヤシにしないためにも今日からオープンです。
ただし、明るくなっても横のビニールは完全に巻き上げて、晴れた日等は冬だというのに換気扇を回して「明るくて涼しい環境」を整えておきます。
こうする事によって花の蒸れや間延びを防いで、じっくりと花芽を動かしてあげるのです。
このハウスには良い花を咲かせるための環境設備が半端ではなく、じっくりと大きな花を最高の色で咲かせる工夫が各所に設けられております。
最近話題の関東で流行しているという病気なんぞも先ず殆ど出た事がありません。
‘病気だ病気だ‘と騒ぐ前に、その植物が育つための最低限の環境設備や環境管理を整えておく方が先決でしょう・・・「生き物」なのですから!!
僕は何か新しいものを手がけたり次に何かに進むときには、必ずそれにあった環境作りから入ります。
コツコツ材料を集めておいて、環境が出来て始めてその植物を本格的に手がけるのです。
今回作った二つのハウスもそれぞれ異なった環境が作ってあります。屋根が低い分だけ棚も低くしてあります。もちろん、凍らない工夫や夏の換気なんかにも気を使ってあります。断熱もね!!
2月からは雪割草培養室の方も寒冷紗を1枚開けて開花調節に入ります。その後少ししたらいよいよ交配室の遮光も外します。
先日作った開花室はすでに半分ほど苗を入れて、薄い遮光で、寒い日には暖房を焚いて早く花を咲かせる準備も出来ています。
4段階に分けて少しづつ開花させて、長い時間花を楽しめるように考えてみました。
本格的に雪割草シーズンに突入しましたね。

愛物語」 「ラヴ・ストーリー」です。7号伝市鉢入りの大株でこれからごっそり咲いてきます。綺麗に咲いてきたので売店に飾っておいたら、今日、早くも株分け苗が2鉢売れました。やっぱり見本は大事ですね。

2007年1月27日 (土)

未来視たちのディアレクティーク(2)


シラン・貴婦人」 実生三蝶咲きシランの中でもお気に入りの1品です。側花弁のフリルがとってもセクシー。この後、もう少し反る様に開いてきます。
1月も末になっていよいよ春待ちの仕事をする時期に入りました。
今日からクマさんチームの一部の人は以前から取り置きしていたシラン交配のビン出しを始めました。
今日からビン出しを始めたのはH16年に種子蒔きをしてビンのままほって置いた「三蝶咲き交配」のビンです。
「三蝶実生どうしの交配」と「三保の華×三蝶実生」の2種で、全部で40本ほどのビンがあります。(作りすぎだよ・・・)
現在、その後のビンの中には「三蝶咲き×純白」「三蝶咲き×紫式部」「三蝶咲き×口紅」「三蝶咲き×口紫」「三蝶咲き×黄花小白及」「三蝶咲き×紫式部×ブルーシラン」なんかがうじゃうじゃと蒔かれています。(全部で20交配くらいあるんじゃなかろうか・・・バカだねえ・・・反省・・)
これらが仕上がってくれば次の交配で「ブルー三蝶」「純白三蝶」「口紅三蝶」「口紫三蝶」「黄舌三蝶」なんかが出来ると思います。
もちろん、三蝶のバリエーションも「完全三蝶」「カトレア咲き三蝶」「フリル咲き三蝶」「筒咲き三蝶」等、多数出来てくるものと思います。
もし間違えて「八重」なんか出たら嬉しいですね。
しかし毎回毎回、いったい何をやっているんでしょうか?自分でも時々やっていることが訳解んなくなりますよ。結局おんなじことばかりやって堂々巡りになってたりしてね。
それでも今年も懲りずに交配とかするんでしょうね。シランは簡単ですしね・・・栽培も・・・交配も・・・)
そもそも、どんな植物もF1が出来た段階で5つの遊び方があります。
その1・・・F1のセルフ。
その2・・・F1兄弟どうしの交配(シブリング)
その3・・・F1を♀親に戻す。
その4・・・F1を♂親に戻す。
その5・・・F1を別の花に交配する。
さ~て、あなたならどれを選びますか!!
僕は・・・・・・・・・・・・・・・・全部ですね・・・・やっぱり。(やっぱりコイツはバカだ!!)
ただし、その時に作る花によって遊び方は考えますけど。
結局、下手な鉄砲も数打ちゃ当たる・・ですよ。
でも、当たれば好い園芸植物になると思っています。
これもまた、「継続は力なり」なんですよ・・・ね。

シラン・三蝶交配のビン」 いっぱいあるんですよ・・こんなのが・・・・。シランの未来は明るい・・・・かな?

2007年1月25日 (木)

スイセンに見るセルフと分離の真実(2)


N・ロミエウクシィー‘フリレットフォーム‘セルフ」 フリルの原点はいったい何処でしょうか。
写真のナルキサスは古くより知られている゛フリレットフォーム゛のセルフです。
もともとはロミューの1ヴァリエーションとして花弁全体にフリルのきつい個体だったのですが、試しに実生してみたところ、フリルの部分がいい感じのフレアスカート状に広がって、花弁の質も厚く、親とは幾分かけ離れた大輪の素敵な花が生まれました。
805シリーズとは異なり葉も横に広がり、花茎も短く全体のバランスも言う事がありません。たった一粒発芽したのみですが、余りに素敵な花にビックリしてしまいました。分離は時に思いもかけない花を生んでくれます。
これはこれで「何か個体名を付けても良いかナ」と思えるほど素敵な「フレアスカートの君」です。

N・ロミュー・メサトランティクス゛筑波の花火゛セルフ」 セルフの花もおんなじ様でした。
これは以前にも紹介した(2006・9・10)メサトランティクスの実生から選別した変わり花「筑波の花火」をセルフしたものです。
どう分離するか楽しみだったのですが、ナント、親と同じ様な変わり花が咲きました。
親よりは幾分花弁に丸みがありますが、花冠の切れ込みや外弁の雰囲気は良く似たもので、この奇形は意外にも優性遺伝子かもしれません。
雪割草等でもそうですが、はっきりと特徴のある変化芸は、意外に優勢的な遺伝をするものが多くあります。
こうなりますと、このタイプの花を交配する事によって、全く新しい「ヒガンバナ咲きスイセン」が色々と作れそうな気がします。
そうなると「筑波の花火」も新しい交配親として見逃せない1品となるかも知れませんね。
なんだか新しい「オモチャ」が出来たみたいで楽しそうです。

雪割草の実生初花も次第に芽口を開けてきました。
なんだかんだと言ってもう1月も25日なので、あと一月もすれば全国大会です。
早い早いと思ってみても結局は何時も通りの開花パターンですね。
今月末までに女の子が2人加わりそうです。これで、僕の以前から考えていた「クマさんチーム」(山野草組)と「ウサギさんチーム」(雪割草組)に2分して仕事が進められそうです。
昨年選別していた花も各地の業者さんのところにお嫁に行って、すでに数が足りなくなりそうです。
今年の初花は足りるのでしょうか。
今の状況ではおのずと「ウサギさんチーム」の方も今以上に力を入れなければなりません。
大変ですけど嬉しい悲鳴です。
多くの方々のおかげで少しづつですが前に進んで来ているようです。
これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

2007年1月24日 (水)

スイセンに見るセルフと分離の真実



写真上「ナルキサス・ロミエウクシィー‘トレブルチャンス‘
写真下「‘トレブルチャンス‘のセルフ

いよいよ原種スイセンも本格的なシーズンに入ってザイアニクスが4分咲き程、ロミエウクシィーやカンタブリクスも次々と花芽を持ち上げてきました。
ロミューの中でも特に早咲きなのが写真の「トレブルチャンス」です。
この花は、かの「805シリーズ」の一つと言われ、イギリスのP&M社にて販売されているもので、クリーム系(805W)の「トレブルチャンス」と黄色系(805Y)の「アトラスゴールド」が良くリストに掲載されています。
実際、「ジュリアジェーン」を始めとする805シリーズがどの位あるのかは良く解りませんが、僕は、おそらくこのP&M社で販売されている2種類は、この「ジュリアジェーン」の血を引く交配で、多分、同じロミューの「メサトランティクス」か何かを使った交配ではないかと勝手に推測していました。
では試しに・・・と思って、数年前よりこの「トレブルチャンス」や「アトラスゴールド」を実生してみました。
そして現在咲いている「トレブルチャンス」のセルフが下の写真です。
やはり「トレブルチャンス」よりも花冠が開いて上向きにパラボラアンテナの様な咲き方をしています。これは明らかに「ジュリアジェーン」の特徴を受け継いだもので、そうなると「トレブルチャンス」が805シリーズの流れを受け継いでいると言うのも肯けます。
現在のところはやや花肉が薄く物足りなさもありますが、こうなると、毎年「トレブルチャンス」を実生していれば「ジュリアジェーン」より素晴らしいパラボラアンテナのたっぷりとしたふくよかな花が選別出来るかも知れません。「続ける事」が大切ですね。
今も沢山の原種スイセンの実生を試みています。
一時期は原種同士のクロスなんかも行ってみたのですが、この世界は原種そのものの実生の方が人気が高く、最近では原種のセルフばかり蒔いています。
それでも、色々な花が分離してなかなか面白いものですよ。
やっぱりタネ蒔きは止められませんね!!
今日でこのブログを始めてから2年目に入りました。(ココログは良くメンテナンス後が調子悪いみたいです・・・又、何日か止まりました)
良く続いてますね・・・自分としては。

ブログが送信できない

こりゃ~困った

2007年1月20日 (土)

なんだかなぁ~!


プテロスティリス・ナナ」 小さな小さなズキンランの仲間です。ほぼ実物大かしら・・・。写真は本文となんら関係はありません、悪しからず。
昨日は兵庫県三田のMさん主催の新年会らしきものでした。(正しくは何の集まりだったのかは良く解りませぬ)
今日の、園芸界や植物界をリードする沢山の方々がお見えになって、これもひとえにMさんだからこその成せる業と、ただただ感心してしまいました。
何時も会っている人から、20年ぶり以上にお会いした方までがお見えになり、久々にとても楽しい時間が過ごせました。
でも、この会には忘れがたき不穏な思い出があります。
それは昨年の事です。
2次会の終わりまで出席した僕は急ぎ自宅まで帰ろうと試みました。原宿駅に着くや否や「山手線の人身事故」で電車は20分の遅れです。その為に次の電車も大きく遅れて、最終的には大宮から先の電車が無くなってしまいました・・・。
結局ここから先はタクシーで自宅まで、1時間近くもタクシー乗り場で並んで、結局自宅まで8500円近くのタクシー代を払う事になったのです。
「今年はそんなドジは踏むまい」そう心に誓いながら宴もたけなわで、ドンドン時間だけが過ぎていきます。11時近くのそろそろ2次会もお開きになるという頃に、「じゃあ、遅いのでそろそろ帰ります」と席を立つと・・・
「えっ、帰るの・・・」「泊まっ行かないの・・・」と言う事になり、ビジネスホテルが空いていたら泊まって行くという事になりました。
案の定、ビジネスホテルは空いています。
そんな訳でホテルのある赤坂に移動して3次会のお付き合いです。
結局、3次会は2時過ぎ頃まで話をしてお開き、ホテルにチェックインします。
チェックインの時に「後から申し込まれた方ですね・・・」と言われて支払いをすると・・・・・「新館しか空いてませんので」と言う事で宿泊代が9900円です。
「はぁ~?」とは思いましたが、取敢えず支払いをしてそのまま「バタンキュー」と2時半頃に寝始めます。
でも、翌日の仕事があるので5時半にはチェックアウトをして、急ぎ千代田線に乗って帰ります。
この間ホテルに居た時間はナ・ナント・・・3時間!
1時間当たり3300円の宿泊代に計算されます。
結局、8500円のつては踏むまいと考えながら、宿泊代だけで9900円、他に電車賃やバス代諸々で10000円以上の出費です。はぁ~、なんだかなぁ~・・・。
まあ、3次会ではずーっと岩さんと内緒話が出来たので良しとしますかね。
それでも、1年に1回くらいはこんな時間も楽しいものです。
此処のところ特に忙しかったので、こんな時間も大切ですね。知っている人ばかりだし、とてもリラックスできました。
でも、来年はぜーったいに時間には帰るぞぉ~!!
それとも、2度有ることは3度あるかしら・・・。

2007年1月18日 (木)

シャベルの様な素敵な奴

シャベルの様な変化葉」 一つ葉マニアとしてはこれは逃せません。どーしてもこーゆーのは好きなんですよね。
今日は流出版さんの「雪割草」の本が到着しました。
これで、今年のこの春の雪割草関係の書籍は出揃った感がありますが、今年は何冊も発売されたのでマニアの方には楽しみ倍増ではないでしょうか。
これも時代の成せる業なのでしょうか・・。
さて、個人的な好みなのですが、このシーズンに出た全ての雪割草の書籍の中で、自分としては一番気に入ったものは何だったのでしょうか。
とーっても意外だと思われるかもしれませんが、実はパーフェクトブックvol.4のP68右上の「無名の変化葉」が何だか目に焼きついてしまいました。
もともと1つ葉や甲竜葉は好きなのですが、今回のこの変化葉は今まで見た1つ葉とは大きく異なり、スプーン葉もといシャベル、それも子供が砂場で遊ぶ様な「お子チャマシャベル」の様な葉姿に一目惚れしてしまいました。(バカだネェ~)
結構聞いてみると、仲間の間でもこの「お子チャマシャベル葉」に興味を持った人は意外に多く、なんだかんだ言っても注目されていたようです。
さて、ここからが当園のお得意のパターン!!
この出品者を見てみると「北陸雪割草連合会」と書いてあります。
それならばこっち方面の知人何人かにカマかけてみましょう。
案の定、何人かのお力で持ち主の方が割り出せました。
次に、この持ち主の方からたどり着く最短距離の仲間を探します。
これまたゲット、尋ねているうちにこの葉変わりは野生種では無く実生である事がわかりました。
それも、ナ・ナント・・・唐子の銘花「蜃気楼」のF1実生です。こりゃ~意外でしたよ!
割り子もあるとの事で、価格も納得、すぐさまお願いをして、本日目出度く僕の手元に到着しました。
なんだかんだで葉変わりも斑入りも増えてきました。多分100鉢を越えたと思います。
これもみな全て「悪魔のような悪い人たち」の仕業です。(おお、久々の登場だぁ~)
そう言えばこの葉変わりの反対側のページの「紙風船」もほんのチョットは気になって、もうすでに入手してあります。(甲竜マニアですから・・・)
嗚呼・・・だんだん悪魔に汚染されていくぅ~!!
明日は兵庫のMさん主催の新年会らしきものがNHK青山荘であります。
岩さんやYさん、Uさん、Tさん、Hさん等々その他もろもろのいろんな人たちに会えると思いますので今からとても楽しみです。

2007年1月16日 (火)

そろそろ撮影準備しなきゃね!


簡易撮影台」 本日完成の雪割草その他撮影用の簡易撮影台です。この大きさなら中型の斑入り植物位までは撮影出来そう。レフ版も作ればなお綺麗に撮れますよ。
今年は暖冬ですね。
雪割草たちも早いものはそろそろ口を開け始めてきたので、早めに撮影の準備・・・と言う事で、今日はやや大き目のダンボールを使って、園内持ち運び可能な「簡易撮影台」を作ってみました。
内容は写真の通りいたってシンプルです。
先ず最初にダンボールの余分な部分を取り除きます。(カッターでダンボールを切っていると自分の足まで切ってしまうタイプなので結構慎重に作業します・・・恥・・)次に、両脇に影防止用のアルミホイルをしわくちゃにしたものを貼り付けて、最後に昔買った堀内カラーのグラデーションペーパーを貼り付けます。
グラデーションペーパーは色々な色を交換可能にしておくと使いやすいと思います。
あとは小さなダンボールを四角く切って、アルミホイルをしわくちゃにして張り付ければ「レフ版」の出来上がりです。
と、まあ、こんな簡単な撮影台ですけど、結構撮れる時には綺麗に撮れます。
後は、その時の明るさで露出を+にするか-にするかを考えればいいでしょう。
基本的には白花系は+3位で、濃色系は-3~-7を、時間によって調節すれば良いと思います。
最近のデジカメは小型で軽量化のために手振れが起きやすいものです。
出来れば小型の三脚を使って、自動でピントを合わせながらセルフタイマーで撮ると手振れも無く綺麗に撮れます。
今年は1品でも多くの写真を撮りたいと思いますので(色々とリクエストも多いので・・・)、素早く数を多く撮影する方法を考えなきゃ!
ピーク時なんか「撮影したら交配、又次を撮影して交配」なんて事の繰り返しですから。
是非、何か良い方法があったら教えてくださいね。

売店で咲いていた販売品の栞」 この撮影台を使ってデモ的に撮影してみました。「大和」の坪はみんな早咲きですね。夕方だったのでちょっとアンダー気味になっちゃいました。
何だか雰囲気がT書房さんの写真に似てきましたよ、パーフェクト用かしら。

2007年1月14日 (日)

結局やっぱり「天青」なのね!!


天青」 この時期、あちらこちらの雪割草のホームページを見るとどこをとっても「天青」なのね。人気者はつらいよね。
「うちは10月に咲くよ」「いや、うちは11月だね」「いやいや、うちは年を明けてからだよ」・・・毎年の様にこんな会話が交わされる雪割草があります。そう、「天青」です。
そもそもこの「天青」、今から20年以上も前の「雪割草開拓期」の後期の頃に発表された弥彦産の、当時としては衝撃の複色千重咲きでした。
それまでは絶対王位で君臨していた「桃苑」をも超えてしまい、一気に最高ランクの花に成り上がった凄い奴、それが「天青」です。
そもそもこの花は弥彦山産の「雨月」「大星光」と並んで3本坪採りの2番目と言う事から、当初は「弥彦2号」と呼ばれていました。≪今でも新潟の生産者さんを尋ねると、極稀ですが「弥彦2号」のラベルを目にすることがありますよ・・・チョット嬉しい≫
古い本では「青空」の名前で紹介されているものもあります。また、古い頃、園芸店で「弥彦の光」の名前で展示即売されているのも見た事がありました。
しかし、何と言ってもこの花をメジャーにしたのは「大雪嶺」の名前です。
展示会場でこの花が飾ってあれば、それだけで会場全体が華やぐ、それほどの力をこの「大雪嶺」は秘めておりました。
もちろん、当時は「価格拝答」です。「桃苑」が50諭吉、安寿が30諭吉と言われていた頃の事ですから、いかにこの「大雪嶺」が高嶺の花だったのかが良く解ります。(僕は最初、諭吉が100人って言われた事があります・・・もっとも当時は諭吉では無く、厩大子でしたが・・・おお、「日出処の天子」だね。)
少し経って、当時の大御所Hさんが雪割草の写真集を発行する事になり、その頃を境に「天にぬける様な青色の最高峰」と言う事で「天青」と改名して紹介されはじめました。
この頃になると「大雪嶺は大雪嶺だ、勝手に天青なんて改名するな!」と言う方も現れて、「大雪嶺」「天青」論争が起こりました。
正直言ってこの2つの名前は今日までも論争中のままで、未だに「大雪嶺」「天青」と園芸店や栽培者によってラベルがまちまちな状態になっています。(でも、こんな花も結構ありますけどね。「じつはおんなじ花」ってやつ)
ともあれ、この花には「とても早咲きである」と言う特徴があります。その為に最初に話した様な会話が毎年ついて回るんですね。でも、それはそれで「雪割草シーズンのスタート」の合図の様で楽しい語らいだと思います。
それでも類例ない美しさを持つこの花を、是非一鉢は育てて欲しいですね。今ではナント、諭吉1枚位で手に入るのですから!
ちなみに、僕の友人のSさんはこの花のラベルに良く「天晴」と書いてあります。これじゃあ「あっぱれ」ですね。
ガッカリだよー!!(by.やっくん)


天青の全景」 現在4分咲きと言ったところでしょうか。この花は何時も売切ってしまっていたので、なかなか栽培させてもらえませんでした。真剣に鉢作りをし始めたのはようやく4~5年前頃からですね。

2007年1月12日 (金)

2棟目も着工開始


2つ目のハウス」 作場の真ん中のスペースを利用して2棟目のハウスに着工しました。さーて、何を作ろうかしら。
1棟目のハウス用のタイベックが未だ出来てこないので、今日から2棟目のハウスを先に作り始めました。
このハウスは1棟目よりは少し大きめなので、一応換気扇も付けようと考えました。
日除けは40~50%の白冷紗と20%位のサンサンネットの様なものを考えています。
問題は「何を入れるか」なのですが、この明るさならばギボウシの育種とか、シランの育種とか、球根植物の専用ハウスとか、食虫植物の置き場とか・・・まあ、色々と使い道はありそうです。
でも、この冬の間しばらくは植え替えたばかりの山野草の置き場になりそうですけど。
来週頃からそろそろ種蒔きを始める時期です。先ずは蒔き床作りからですが、漸く材料も揃いましたので何とか間に合いそうです。
テンナンシヨウ類の植え替えや、ピグミードロセラのムカゴ蒔きもだいたい終了。
あとは、ホトトギスの仲間や斑入り植物の植え替えなどが残っています。
2月に入ると「雪割草」も本格シーズンに入りますし、桜草の植え替え等も始まります。当園では冬と言えども結構暇無しなんですね。
とにかく、何と言っても「雪割草」の植え替えが間に合わない。現在3人でフル回転なんですが、なかなかそれだけに従事できず、思うように進みませぬ。
一応、凍らない為の設備は整えてありますので、まだまだ植え替えと表土替えを続けていく心算です。
寒さもだんだんと厳しくなってきました。
風邪などひかぬ様、ご自愛ください。

2007年1月10日 (水)

今日はのんびり


秀吉」 佐渡のKMGTさんの選別品で、坪兄弟に良く似た「夫婦駒」なんかもあります。オシベのある千重とも三段とも唐子ともとれる花で、新しいタイプの新花を生んでくれそうな不思議な花たちです。
今日は久々に家でのんびりの日です。
朝起きて、チョット仕事をしようと思ったんだけども、ぜーんぜん乗らない。
だんだん頭が痛くなってきたんで2時過ぎから7時頃まで、久しぶりに昼間死んだ様に寝ていました。
とにかくグッスリ・・・。
起きて食事してから「ヘキサゴン」見てたら、今日は結構正解率が良かったので「少しいけるかも・・・」、でも結局10時までテレビ見ちゃいました。
少し調子が出てきたので、今日は国民的出版社の「月刊誌」の方の仕事を久しぶりにやってました。(今さっき、大体終わった・・・ホッ!)
大体2・3ページものだったら1時間か2時間もあれば出来るんですけど、自称「職人気質」だもんで、よほど気が乗らないとやりませぬ。
後は栃の葉さんのちょっとの解説文を書けば当面の仕事は終わりなので、やっと頭の方も「早春モード」に切り替えられそうです。
でも、今年は早くから雪割草モードには入ったみたいで、毎日、少しづつ覗いてくる初花の蕾を見るのが今から楽しみになっています。
とりあえず今年の初花で、今迄の交配には終止符、来年からは交配もガラッと変わってきます。(だからカイワレは公表も販売もしませんでした)
今年は千重タイプの唐子咲き(オシベのある千重)の子供たちが楽しみです。
「春の精」や「夫婦駒」なんかの子供たちには新しい持ち味が期待できます。
この花達を生かすも殺すも自分次第ですから・・。
二段でも三段でもない新しい何か・・・感じ取れるかしら。

春の精」 これも佐渡のKMGTさんの選別品。やや細弁の「花の精」と2本の坪採り。弁化しながらもオシベは花粉を吹くし、たまにメシベもあります、いったい何咲きでしょうか。大輪でとても美しいけど不思議な花ですね。

2007年1月 9日 (火)

新しいハウス


新しいハウス」 年が明けて漸く着工です。早く出来て欲しいんですけど・・。
此処の所、まじめにブログを書いているせいか、1日のアクセスが連日400件を超えているようです。
こんなぼそぼそと独り言みたいなブログに、何時もお付き合いいただきまして有難うございます。
この、ブログを通して「アルヘンガーデンやまくさ」に毎日接していただいていると思うと、とても嬉しくて感激です。ただ、文章にも責任と自覚を持たねば・・・と、いささかプレッシャーですけど。
昨日頃から以前より工事をお願いしていた「ハウス」の建設が始まりました。
本当は昨年末までには作りたかったのですが、ハウス屋さんの都合や天候の都合も手伝って、やっと昨日から着工に入りました。
写真のハウスは20坪弱で、180×400の棚が4つ入る位の小さなハウスですが、雪割草を加温して、少しでも早めに花を咲かせる為のハウスです。
これは、1月から花を売りたい業者さんが増えてきた事も手伝って、地方からお見えになる業者さん用に、すでに花確認のものを咲かせる為のハウスとして考えてみました。
雪割草のシーズン以外の時期には、そろそろ本格的に斑入りや花変わりのヤマシャクヤクやレンゲショウマ、テンナンショウ等を育種するハウスに使おうと考えています。
寒冷紗やタイベック、暖房設備等、全体の構造は「雪割草の親鉢室」と同じ作りになっています。
今回は奥にもう一つ、30坪弱のハウスをもう1棟立てる予定です。
こちらの方は冬越し用の他に、新しい「何か」を作るためのハウスにしようと考えています。ただし、「何か」を何にするかは考えていません。(ナンノコッチャ)
今日もそこそこ風が強かったのでハウス屋さんも大変そうです。
今日は何となく風向きが北よりだったので、いつもと違い日光や筑波の方が良く見えました。
なかなか綺麗だったのでご覧ください。

雪の男体山」 久々に雪化粧をした男体山を拝めました。女峰山や赤薙山も綺麗でしたよ。

足尾周辺の山」 天気が良いと日光三山の左側に庚申山等の足尾山塊の稜線が見られます。一段高い中央奥のコブ山は「日光白根山」です。

筑波山遠景」 更に北東の方角には「がまの油売り」で有名な筑波山が見られます。この山は意外にいつでも目に付きやすい山ですね。

2007年1月 8日 (月)

両神山の見える日


秩父の名峰「両神山」」 この山が「やまくさ」から良く見える日は、晩秋から冬の間の風が強く空気の乾いた日だけです。ついに秩父にも雪が降り始めました。
ここ数日、風の強い日が続いています。
これまで、ただ山の輪郭のみが眺められる程度だったのですが、昨日あたりから秩父の山々にもいよいよ雪が降り積もり始めた様子です。
「やまくさ」の周りに強い西風や北西の風が吹いている時は、大体が日本海側や長野県方面で天気の荒れている時です。
こんな時は園の周辺からは秩父の山々から浅間山、富士山、赤城山辺りまでがとても良く眺められます。
カラッとした、乾いて風のそよぐ日などは日光連山から日光白根山、遠く谷川岳や上越国境までが良く眺められます。
タイミングがいいと、富士山・浅間山・男体山と、同じ形の山が3つ、殆ど同じ大きさで眺めることが出来ます。
まあ、その位当園は田圃の中にあるという事なのでしょうけど・・・。
こんな日は植え替えをしても直ぐに脱水して何も出来ません。
やることも余りないので固形肥料を小さく切って、2年ほど肥料を置いていない雪割草のセルフ苗なんかに置いてあげました。セルフ分離も今年辺りからは本格的に大量に咲いて来そうなので、今までは余り重要視はしていなかったのですが、今年はチョットは大事にしてあげましょうね。
今日はまたまた、新しい交配で三段咲きを一つ見つけました。
「初跳系」のメスに「薩摩」を直接交配したものです。
まあ、三段が咲いて当たり前の交配なのですが、これで、この兄弟の日輪探しをする意味が出てきました。(完成品はどーでもいいんですけどね)
つまらないものでも初めての交配が咲いてくると嬉しいものですね。
日毎に嫌でも「雪割草モード」に入っていきそうです。

2007年1月 5日 (金)

今日から仕事始めです。


原種スイセンたち」 いよいよカンダブリクスやザイアニクスが咲き始めました。スイセンシーズンの到来です。
今日からいよいよ仕事始めです。
早々に注文のご連絡や、遠方からお越しいただきましてありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
今朝頃からだいぶ屋外の棚が凍り始めました。
いよいよチャンス到来と言うことで、今日はこれまで棚下にしまっておいた昨年播種の未発芽の蒔き床を、屋外の棚に移してガチガチに凍らせる準備です。
種子の硬いキンポウゲ科や凍結によって発芽を促すサクラソウ科やリンドウ科の仲間等、これから2ヶ月ほどはガチガチに凍らせます。
特に、中央アジアやロッキーのもの等は、こうする事によってかなりの発芽を見ることが出来ます。
カリアンテマムやパラクィレギア、ヘゲモネ等も是非発芽して欲しいんですけど・・。ゲンチアナ・ウルヌラとかもね。
今年も懲りずに、おんなじ様な種を蒔くんですよね。とにかくダメでも蒔かなくては始まらないですから。
今日、他の業者さんに頼まれた雪割草の初花を出荷している時に、とても嬉しい発見がありました。
3年前から使い始めた「天女冠♀×跳珠♂」の花粉を使った子供に、なかなか凄そうな三段咲きが発見できました。
まだ、株の元にくっついた蕾ですが、花の色も中心のボリュームや迫力も、半開き状態の蕾でオーラを解き放っています。
これは「((138♀×王様♂)♀×(初鏡♀×跳珠♂)♂」♀×「天女冠♀×跳珠♂」♂の交配です。
「天女冠」の二段弁が立つ性質が三段になったときにどうなるのか・・・チョット見届けてみたいです。
いずれにしても「天女冠♀×跳珠♂」もかなりの力がありそうなので、今年はフル回転で使ってみたいと思います。
そろそろ色々な「最近使った♂親」たちの答えが見えてきそうです。今年は特に色々と結果が見られそうで楽しみです。
特にこの子供たちは早咲きが多そうなので、遅咲きの多い僕の親の中にあっては嬉しい一品になると思います。
去年の暮れは早く咲きそうでアクセクしていましたが、年が明けると花が待ち遠しくなってます。
今年は全体に動きが早そうですが、人間なんて勝手なものですね。

天女冠♀×佐渡の幻♂」 こちらはもう咲き始めてしまいました。どっちも秋田のIKDさんの交配です。これも大きな桃色のやや擦れた花です。
でも、ちょっと早いんでないかい、相手がいないよー!

2007年1月 4日 (木)

正月休み最後の日

カマエロドス・アルタイカ」 お正月を過ぎたと言うのに今までで最高の開花です。
今日は最後の正月休みなので一気に追い込みです。
朝から奥さんは郵便局へ行って海外4社への種子代金の送金です。
年明け早々から郵便送金が結構めんどーくさい事になっていて、奥さん、郵便局と家を行ったり来たりで「あれが無いとダメ」「これも無いとダメ」と言いながら3回位を往復していました。
後はとりあえずカード払いで済むとこばかりですが、やっぱり現金払いのシードマンの方が種子は面白いですね。
でも、今日はユーロが150円以上だったので、今日だけで70諭吉以上の出費です。
当園の苗価格は高いのか安いのか良く解りませんが、実際にこの時期に買う種子代はバカになりません。
もっとも、ディオニシアだけで15諭吉も種子を買う業者も他に居ないと思いますけど・・・涙・・・。
いま、手元にある北米のタネ屋さん2軒分で40諭吉に近い数字ですし・・・。
どーしましょう。
どーぞ皆さん、今年もいっぱい買ってくださいね。オネガイ!!
昼前頃から潅水しに園に行くと、今の気候が彼らには丁度良いのか、けっこう花が咲き始めていました。
やっぱり暖冬なんでしょうね。
明日からはいよいよ仕事始めです。
お蔭様で、早々に何箇所か雪割草の発送や、ドーム用のランの出荷、植物園の納品等、やることが目白押しです。
ピグミーのムカゴ蒔きとか巻き床の整理なんかも始めないと種蒔きが出来ませんしね。
今日は試験的に「やまくさのホームページ」にイカリソウやウチョウランなんかの写真をアップし始めました。(ギャ~! イカリソウだけで100枚以上あるよー!)
何せCD-Rだけで180枚以上の写真のストックがあるので、おっそろしく時間のかかる作業です。
まあ、時間のある時にのんびりとじっくり作って生きたいと思います。
さーて、これからタネ袋のチェックでもしよーっと。
正月と言うのに何だか寝不足の日々ですね。

「ドラバ・アトランティカ」 北アフリカモロッコのアトラス山脈に生える小型のイヌナズナ。優しい日差しに包まれて光り輝いて咲いていました。

2007年1月 3日 (水)

宴の始まり


栄冠」 この花もどちらかと言うと「いの一番」グループですね。1芽で大きな株になると緑が強くなって迫力出すぎます。(7~8花咲きそうですが3番花位からが綺麗です)
今日は「潅水の日」ですが、余り乾いていないので一応ハウスの通風と温度上昇防止の換気に園を訪れました。
実は今年は昨年よりも2週間ほど早く、雪割草達が咲き始めています。と、言っても何時も早く咲くグループですけど。
それでも、芽が割れてきたものが結構ありますね。
やはり「暖冬」なのでしょうけども、先月半ばにハウスのビニールを張り替えて作場が明るくなったのも原因かもしれません。
丁度咲き始めていた「いの一番」グループを少し写真に撮ったので載せて見ます。

左「No.216」 紫白の夢や大八州等と同坪で、玉紫艶や春鶯等と一緒に選別されたもの。中断に桃色のリングが入り色のバランスが面白い花です。
右「桃太夫」 No.71と言われていたもので、とにかく巨大輪の桃色に赤褐色のリングは迫力があります。


左「福音」 ふくいんと読みます。サーモン系の優しい桃色の千重で、中段にモスグリーンのリングが規則正しく入ります。咲き姿も美しく見飽きない銘花です。
右「鶯声」 古い紫白の夢の坪兄弟で、赤みを帯びた中心との対比が面白いものです。繁殖良く株立ちで楽しみたい花です。


左「仙涯嶺」 栄冠と同坪の柔らかい雰囲気の花です。発見者の千の字を仙にかけて中央アルプスの山の名前ともじって銘々しました。
右「八坂」 草房さんの古い実生銘花ですが、シベの色対比が好きで気に入っています。雰囲気は暁灯に似て、繁殖良く株立ちで楽しめます。


国の光」 弥彦山系国上山で古く発見された青紫地合い咲きの逸品です。葉も特徴あるカニ葉で、繁殖悪く、現存株は片手に余ります。何時も花が早く、ヘラ乙女系なので実生も殆どしていません。当時は花の模様から「アメリカンショート」と呼ばれていました。たしかに・・・・・。
どうも「雪割草たちの宴」は始まりつつあるようです。
これからも時間があれば、開花順に紹介してみますね。

2007年1月 2日 (火)

私はダリでしょう?


ダリ回顧展」 上野の森美術館です。
今日は久しぶりに実家に年始回りです。
折角ですので、ついでに(?)上野の森美術館で開かれている「ダリ回顧展」を見に行こうと言うことになりました。
なにせ1月4日迄なので、果たしてどんなものかと尋ねてみたのですが、結局、行った時間も遅かったので、上野公園のみならず、上野周辺や近隣の駐車場という駐車場は全て満車です。
30分ほどあたりをグルグルとして駐車場所を探したのですが、結局何処にも無く、諦めて先に実家に行く事にしました。
取り急ぎ新年の挨拶もそこそこに、実家からタクシーを飛ばして再び「上野の森へ」!!
ところが、3時も過ぎたころと言うのに美術館は長蛇の列です。
「90分待ち」と言われたのですが、とりあえず並んでみたら1時間弱で会場には入れました。
さすがに「20世紀最後の巨匠」と言われるだけあって、その作品の素晴らしさはどれも言葉では表せません。
小さなところ一つ一つまでもがとても丁寧に描かれていて、構図のとりかたや色の使い方などは凡人の僕にはとても無理、更に作品の難解度も手伝って「人間の感性とはかくも凄いもの」と言うのを実感しました。
僕は常々、人間の感性というものはその人の生まれた時から今日までの生き方に大きく影響しているものだと感じています。もちろん、自身の回りからの影響も多くあると思います。
これは、例えば「音楽を聴く」「絵を見る」「写真を撮る」「風景に感ずる」「花を眺める」等、全て共通するものだと思います。
また、例えば「花を眺める」と言う一つの事に関しても、「洋ラン」「バラ」「さつき」「古典植物」「パンジー」「雪割草」「クリスマスローズ」「サクラソウ」等、植物こそ違えど「鑑賞価値」や「良い花」と言うものには、多くの人々が共鳴する「共通のポイント」が多々ある様な気がします。
これが「感性」や「センス」であり「個性」ではないでしょうか。
僕は花を作るときには「良い花」とは「誰が見ても共鳴できるもの」と考えています。
そういう意味では今回の「ダリ回顧展」はとても参考になったと思います。
こういう感性も「花作り」に生かせたらと何時も考えています。
「ダリ」も「ダビンチ」も「ピート・モンドリアン」も、タイプこそ違えど何か心に共鳴できるものが必ずあります。
そんな事も「花作り」に生かせれば面白いと考えています。
今年は新年早々、個人的には色々と面白い感動があって、結構楽しいお正月を過ごしています。
新年の夜に見た懐かしの「DURUN DURUN」のライブや、深夜映画の「アレキサンダー」に出てきた「ヒンドゥークシイ山脈」の映像など、ワクワクして見入ってしまいました。
どんなに小さな事でも「感動」があれば、「新しい何か」の方向性が見えて来るかも知れないと、何時も思っています。

2007年1月 1日 (月)

2007年が始まりました。


菖蒲町から見た富士山」 ズームで撮るとこの位には写ります。特に冬のカラッとした日は綺麗ですよ。
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
いよいよ新しい年が始まりました。
今年はどんな花が見られるのでしょうか。とても楽しみです。
毎年毎年、新しい花や素晴らしい花を目にする機会も増えてきて、とても嬉しく思っています。
今年はどんな花と巡り合えて、どんな人と巡り会えるのでしょうか。
とっても楽しみな一年です。
皆様、本年もなにとぞご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

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