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2007年1月14日 (日)

結局やっぱり「天青」なのね!!


天青」 この時期、あちらこちらの雪割草のホームページを見るとどこをとっても「天青」なのね。人気者はつらいよね。
「うちは10月に咲くよ」「いや、うちは11月だね」「いやいや、うちは年を明けてからだよ」・・・毎年の様にこんな会話が交わされる雪割草があります。そう、「天青」です。
そもそもこの「天青」、今から20年以上も前の「雪割草開拓期」の後期の頃に発表された弥彦産の、当時としては衝撃の複色千重咲きでした。
それまでは絶対王位で君臨していた「桃苑」をも超えてしまい、一気に最高ランクの花に成り上がった凄い奴、それが「天青」です。
そもそもこの花は弥彦山産の「雨月」「大星光」と並んで3本坪採りの2番目と言う事から、当初は「弥彦2号」と呼ばれていました。≪今でも新潟の生産者さんを尋ねると、極稀ですが「弥彦2号」のラベルを目にすることがありますよ・・・チョット嬉しい≫
古い本では「青空」の名前で紹介されているものもあります。また、古い頃、園芸店で「弥彦の光」の名前で展示即売されているのも見た事がありました。
しかし、何と言ってもこの花をメジャーにしたのは「大雪嶺」の名前です。
展示会場でこの花が飾ってあれば、それだけで会場全体が華やぐ、それほどの力をこの「大雪嶺」は秘めておりました。
もちろん、当時は「価格拝答」です。「桃苑」が50諭吉、安寿が30諭吉と言われていた頃の事ですから、いかにこの「大雪嶺」が高嶺の花だったのかが良く解ります。(僕は最初、諭吉が100人って言われた事があります・・・もっとも当時は諭吉では無く、厩大子でしたが・・・おお、「日出処の天子」だね。)
少し経って、当時の大御所Hさんが雪割草の写真集を発行する事になり、その頃を境に「天にぬける様な青色の最高峰」と言う事で「天青」と改名して紹介されはじめました。
この頃になると「大雪嶺は大雪嶺だ、勝手に天青なんて改名するな!」と言う方も現れて、「大雪嶺」「天青」論争が起こりました。
正直言ってこの2つの名前は今日までも論争中のままで、未だに「大雪嶺」「天青」と園芸店や栽培者によってラベルがまちまちな状態になっています。(でも、こんな花も結構ありますけどね。「じつはおんなじ花」ってやつ)
ともあれ、この花には「とても早咲きである」と言う特徴があります。その為に最初に話した様な会話が毎年ついて回るんですね。でも、それはそれで「雪割草シーズンのスタート」の合図の様で楽しい語らいだと思います。
それでも類例ない美しさを持つこの花を、是非一鉢は育てて欲しいですね。今ではナント、諭吉1枚位で手に入るのですから!
ちなみに、僕の友人のSさんはこの花のラベルに良く「天晴」と書いてあります。これじゃあ「あっぱれ」ですね。
ガッカリだよー!!(by.やっくん)


天青の全景」 現在4分咲きと言ったところでしょうか。この花は何時も売切ってしまっていたので、なかなか栽培させてもらえませんでした。真剣に鉢作りをし始めたのはようやく4~5年前頃からですね。

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