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2007年1月30日 (火)

美しき「みにくいアヒルの子」たち


プテロスティリス・ヌタンス・アルバ」 何だかミジンコの顕微鏡写真みたいです。ここまで透明度の高いアルビノも珍しいと思いますね。
いよいよ冬本番・・・と行きたいところですが、何なの・・・この暖かさ。
今日もとても暖かい一日で、何だか雪割草の蕾が次々と上がり始めてきました。
こうなるともう株分けは無理ですね!!
未だ色々と注文も入ってはいたのですが、何だか暇無しで植え替えそびれました。あとの株分けは秋まで延期ですね。
残りは株を割らずにそのまんま植え替えか、鉢の表土を替える程度の作業で済ませるしかなさそうです。
さて、この時期になるとズキンラン(プテロスティリス)の仲間が次々と開花を始めます。
この時期、この仲間では特に好きな「プテロスティリス・ヌタンス」の花が咲いてきます。
この花はその花の咲く姿から「スワン・オーキッド」と呼ばれています。確かにそのシルエットは白鳥が湖の上を優雅に泳いでいる様子に良く似ており、オーストラリアの人々の感性に共感してしまいます。
そして、この「白鳥」をそのままで現しているのが写真の「アルバ」と呼ばれるアルビノ(素心)個体です。
特にこの花は白さの透明度が高く、奇妙な花の中の構造が全て透けて見えるほどです。まさにスケルトンですね。
この個体は以前アデレイドの専門店のリストに日本人向けに特別に掲載されていたもので、数人で共同で入手したものです。
咲いた花を見て、余りに幽玄的なその姿は神聖なる何かを感じずにはいられないほどでした。
一見弱そうですが想像以上に繁殖も良く、今日ではかなりの数に増殖できました。
この時のアデレイドのリストにはもう一つ「十二単を纏った美しい白鳥姫」も同時に輸入されました。
これぞまさに「日本人的感覚」の美意識をもつ名品ですね。
これからしばらくはこの仲間を堪能できそうです。
そして、それが終わる頃にはいよいよ「テリミトラ」の世界ですね。
これもまた待ち遠しいですね。

プテロスティリス・ヌタンス・ヴァリエガータ」 まさに十二単を纏った様な美しい「姫君」たちです。このままドームの蘭展に展示したいくらいですね。賞くらい貰えるかも・・・知れない?

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コメント

本当にブログ消しましたね。

さすが目の付け所が違います。しかしP73のHですが、あれはたぶん我が家の株だと思いますが、不完全なアネモネ咲きという感じです。アネモネ、セミダブルに変化するときに、力が無く弁の色(蜜線)の緑が残っている状態です。栄養状態、もしくは翌年にはやはり連動してしまいます。可能性は捨てていません。
もしかしたら、他の原種からその血をひっぱてこれるかもしれません。べシ・・・・。

濃色の外花弁に淡い色の小花弁の作戦は頑張ります。これは実は真剣に考えておりました。去年最後にちょっと種付けをしてるので、今年も親を選び直し、もう一度やります。何とか同義遺伝を打ち破りたいです。

小輪系の育種も進んできました。まだナイショです。

そして例の系統の発展。

これがあれば12年以上くらいは育種で遊べますね。それまで時代がもってくれるかどうかです。

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