« 今日も良い天気 | トップページ | どーすんのよ~ コレェ!! »

2007年3月30日 (金)

弥彦のヘラってなーに??


無名日輪咲き」 弥彦のヘラにちょこっと二段と三段の血を入れた花です。以前、所沢のSさんに販売したものですが、Sさんのご好意で増え芽が里帰りしました。今年はこの花に三段咲きの花粉を付けてF1を色々作りました。Sさん、有難うさんです。
弥彦山の雪割草には「ヘラシベ」と呼ばれる独自の花芸が見られます。
この「ヘラシベ」が長く伸びて重厚になったものが、俗に言う「日輪咲き」と呼ばれる花芸になります。
以前から、この弥彦山の「ヘラシベ」は「弁化の初期」と言われていますし、それが雪割草の世界では定説になっています。
この「ヘラシベ」は時に「丁字化」して、以前はこの様なヘラシベ丁字を「ちょっこら丁字」と呼んでいました。
でも、本当に「ヘラシベ」=「弁化の初期」なのでしょうか。
例えば白覆輪を例にとって見ます。
知人で沢山の白覆輪のヘラシベを作出している人がいます。
僕もその方から白覆輪のヘラシベを幾つか分けていただいているのですが、このヘラシベを二段弁の様に弁化させるのは、なかなか一筋縄ではいきません。
同じ弥彦山の花でサーモンピンクのヘラシベがあります。
この花も青軸サーモン等と交配して、分離させるのですが、、、やはりヘラシベ以上には発展しません。
上記、二例と同じことを「日輪咲き」程度まで弁化した品種を使って、同じことをしてみると、、、意外にちゃんと弁化するものもあります。
また、「ヘラシベ」に標準花を交配しても「ヘラシベ」が咲くことが多々あります。
では、「ヘラシベ」=「日輪咲き」なのでしょうか?
さて・・・コマッタ・・。
以下は僕の仮説です。
内容は独断と偏見に満ちた勝手な思い込みですので、余り真剣に考えずに適当に無視しててください。
「また、あいつ、勝手な事言ってるよ!!」程度に見てね!
雪割草(オオミスミソウ)は、弥彦山、佐渡、北陸等で、おのおのに独自の進化を遂げたと言われています。
確かに、先の「ヘラシベ」は主に弥彦山のオオミスミソウに多く見られるもので、他の地域では余り目にする事はありません。
弥彦山の雪割草の他の特徴としては
・大柄で丈夫である。
・葉模様に特徴のある個体が多い。
という2つの大きな特徴があります。
特に「ヘラシベ」と「葉模様」と言うのは、弥彦山の特徴としては独自に近いもので、それだけでも弥彦山の雪割草が独自の進化を歩んだ事が良く解ります。
では「ヘラシベ」とは何か・・・。
思うにこれはただ単純に、弥彦山の雪割草の一部が独自に生み出した「自家受粉しない為の術」ではないでしょうか。
植物の中にはイカリソウやキキョウの仲間の様に、自家受粉しないための構造を持ったものが少なくありません。
弥彦山の雪割草の一部には「自家受粉」しない事によって、他から花粉を貰い、常に「雑種強勢」として強くなっていったものがあるのではないでしょうか。
本来、花粉を吹かせるためのオシベを葉変することによって生まれた「自家受粉しないための術」・・
それが「ヘラシベ」なのでは・・・。
そう、「自家受粉」による種族の劣化を防ぐ為に、自分たちの種族が生き残る為の術として・・・。
だから、標準花と交配しても「ヘラシベ」を生み出すのでは・・・。
この「ヘラシベ」に、弁化の力が加わって初めて綺麗な「日輪咲き」になるのではないか・・・??
実に勝手な想像ですが、色々考えると空想はたえません。
ただ、良い「日輪咲き」や「丁字咲き」と言われている品種は、明らかに普通の「ヘラシベ」とは一線を画しています。
すなわち、一般的には同等として扱われている「ヘラシベ」と「日輪咲き」は同じものではない・・・と言う事です。
「ヘラシベ」=「丁字弁」→進化「日輪咲き」「丁字咲き」→進化「二段咲き」「二段丁字咲き」→進化「千重咲き」・・なんてね・・。
とにかく、「ヘラシベ」=「弁化の初期」だけではない事は確かな様な気がします。
結論から言うと、「ヘラシベ」は一度「段咲き」の血を入れないと弁化しないのではないかということです。
要は、「ヘラシベ」は最初に「日輪咲き」を作ることから始めなくてはならない・・・かも?・・・と言う事ですね。
皆さんはどうお考えでしょうか。
答は「神のみぞ知る」ですね!!

« 今日も良い天気 | トップページ | どーすんのよ~ コレェ!! »

「園芸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 今日も良い天気 | トップページ | どーすんのよ~ コレェ!! »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ