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2007年5月 5日 (土)

珍也天南星於提灯鮟鱇的生活


ホロテンナンショウ」 以前、実生苗を販売したときと同じものです。早いものは♂花を開花し始めました。皆さんのところではいかがですか!!
ホロテンナンショウというテンナンショウの仲間をご存知でしょうか。
この珍しいテンナンショウは、主に鈴鹿地方から紀州中部にかけて稀産する小型のテンナンショウです。
一枚の葉の根元に可愛らしい紫褐色のストライプを絡めた緑色の仏炎苞は、背中の丸味が丁度、乳母車のホロの様なシルエットを描くので「ホロテンナンショウ」と呼ばれます。
発見の比較的新しいテンナンショウで、自生地の少なさも手伝って「幻のテンナンショウ」と呼ばれていましたが、実生技術の発達に伴い栽培下での生産も可能となり、それに伴い多く知られるようになって来ました。
このテンナンシヨウ・・・
いわゆる「最も小さなテンナンショウ」と言われています。
事実、最初の写真の実生苗は、おそらくはほぼ原寸大ではないかと思います。(ポットは2.5寸ポットです)
ところが、長く栽培してよく観察してみると・・・それはあくまで♂花の頃の姿である事がわかりました。
では、種子を付ける程の♀花は・・・と言うと・・
球根の成長に伴いいっきに大型になり、草丈も40~50cmほどに成長します。
♀花の時の大きさと♂花の時の大きさが余りに差があり、まるでチョウチンアンコウの♀と♂の様なバランスになります。
テンナンショウの仲間は大なり小なりオスとメスの差が出るものですが、このホロテンナンショウはその差がとても顕著です。
見方によっては同じ植物には見えませんよ・・!!
また、昨年経験したのですが、このテンナンショウは結実後に果肉がしぼんで、種が剥き出しの状態で花茎にくっついていたのには驚きました。
昨年、実は果実を採種しそびれました。
「もう果実が落ちてしまったかな・・」と思って休眠後に鉢を見てみると、腐った花茎に果肉が乾いて無くなり、干からびた様なタネがそのままの状態で花茎にへばりついていたのです。
とりあえずダメ元で、その乾いたタネを蒔いてみましたが、春になって次々と発芽を始めてきました。
どうも未だ未知の部分が多いテンナンショウですが、自生地の少なさから考えるとこの繁殖力はうれしい限りです。
余談ですが、僕の知人が数年前にこのホロテンナンショウの群生地を発見しました。
ざっと見て150株位はあったそうです。
ところがです・・・。
次の年にその自生地を訪ねると、ホロテンナンショウは1本残らず抜き取られていたそうです。
なんだか最近はそんな話ばかりですね・・・。
世知辛い世の中です!!

ホロテンナンショウの比較」 左・メス花、右・オス花です。写真の差は決して極端に誇張したわけではありません。この位の差はありますよ。同じ植物とは思えませんね。

ホロテンナンショウの実生」 今年発芽の実生苗です。文中の通り、乾いた剥き出しのタネでしたが、見事に次々と発芽を始めました。4年後が楽しみです。
こんなブログにも多くの方からコメントをいただいております。
本当に有難うございます。
なるべくコメントにはご返事をしたいと考えているのですが・・・
勝手ながら、ご自身の「山採り」や「採集」を前面に出されたコメントや、「他業者さんの実名報道」にはご返事したくても出来ない場合がございます。
(「他業者さん」のお話しの場合は、なるべくならイニシャルトーク的に「濁して」書いてくださいね)
その辺りをご了承の上、ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

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「園芸」カテゴリの記事

コメント

やまくさ さんおはようございます。

このブログを見て分かったのですが、テンナンショウ属の交配には親の危険が伴うのですか?
昨年交配した素心のウラシマソウが枯れたのもこれが原因でしたか。

購入した「珊瑚」「若武者」「パンダ」にも雌花が咲いたのですが、何となくそのような気がして交配しませんでした。

今年は3鉢ほど安価な素心を雌花にして、薄い千葉産赤茶花を交配しただけです。
交配の方法も分からず、雄花を切って花粉を上からパラパラと降りかけただけでした。
これからも技術的アドバイスをお願い出来れば幸いです。

数年前、友人に連れられてウラシマソウの銀葉の群生地を見たことがあります。
水田際の土手一面に、優に千本を超える銀葉が自生しており、キラキラ光って100メートル以上手前からも存在が知れました。
翌年、写真を撮るため再度友人と訪れたところ、ウラシマソウは小苗1本ありません。
多分、農家の人が除草剤を撒いたかウイルスに汚染して絶滅したものと思われます。
農家にとっては、畑や水田際に群生するウラシマソウは相当厄介な雑草なのでやむを得ませんね。


Nature loberさん、こんばんは。
ウラシマソウもいよいよ実生の時代なのでしょうか。
交配は花を開いて見て、メス花だったら仏炎苞を破いて剥き出しにします。
オス花は花を元から切って、はがき等の上で逆さにすると花粉が零れ落ちてきます。
それを綿棒等ですくって、メス花に付けてあげれば交配終了です。
後は1日くらいは花に水を掛けないように注意すれば、2週間ほどで受粉が確認できます。
青軸色花の場合は、素心とは色遺伝子が違うような気がします。
むしろ、青軸色花は青軸色花どうしの方が遺伝的には近いかもしれませんよ。
色々試してみてください。
銀葉・・・残念でしたね。

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