« ここまでくると・・・ | トップページ | イソマは磯間 »

2007年6月 9日 (土)

うすゆきそう雑記(2)


???」 アツケシウスユキソウの名前で北海道の某生産者さんから送られてきたものです。これって・・・???
上の写真は北海道にある某生産者さんから以前送られてきた「アツケシウスユキソウ」と称するものです。
厚岸にエゾウスユキソウがあることは以前より札幌のA園さんの園主Tさんより伺っておりましたし、発見者の方もご高名な方ですので、そこに嘘偽りはありません。
ネットの検索を見ても、厚岸のウスユキソウの自生写真もちゃんと見られ、その存在も明らかです。
ところがです・・・・・
何の疑いも無く「アツケシウスユキソウ」の名前で販売しようとしていた植物ですが、花が咲いてみると上の写真の通り、どうにも「日本のウスユキソウの仲間」には見えないのです!!
おそらくA園さんから入手した趣味家の方が、某生産者さんに持ち込んだものが増えたのだと思います。
でも、何かの手違いで植物が変ってしまったか、ラベル違いなのでしょうか!?
余り気になったので数年前にA園のTさんの奥様に改めて伺ったのですが、やはりその存在は確かなものでした。
これは何なんでしようか・・・それとも・・この花で良いのでしょうか?
以前にも、某生産者さんに趣味家の方が持ち込んだと言う「チシマヒメハナシノブ」が送られて来たことがありました。
ただしそれは、それ以前にA園さんから直接送っていただいた「チシマヒメハナシノブ」とは少し姿かたちが異なっていました。(プルチェリマムかコンフェラツムの様な・・?)
北米の「The Genus Polemonium・Tournefort・L」を調べてもいささか異なり、最初は説明文を濁して販売しておりましたが、結局、出生不明で販売を取りやめた事があります。
先日も「ヒダカミヤマノエンドウ」と称して送られてきたものは、葉の表面と裏面の毛の感じや、葉の付いてる枚数から察して「マシケゲンゲ」に近いかなという感じがしてなりません。
でも・・・いずれも「そうだ!!」と言われると・・・。
今回の「アツケシウスユキソウ」も現地の画像を比較してみましたが、やはり栽培で肥培された花では全く見当がつかず、似ているような・・似てないような・・・?
と、言う事で販売は控える事にしました。
当園で「コウライウスユキソウ」として販売しているものも、一説では「ミユキソウ」としている事もあり、これもよく解りません。
この植物は神奈川のKさんが雪岳山に植物調査に行った際に持ち込まれたもので、僕の記憶ではここのものは「コウライウスユキソウ」として分類されていたと思います。
「ミユキソウ」は金剛山以北だった様な・・・。
結局、よく解らないですね!!
でも、自分でもこんなに多くのウスユキソウの仲間が栽培できるとは思っても見ませんでした。
出来れば志方さんや秋草さんたちと楽しめればよかったんですけどね。

レオントポディウム・ヒマラヤヌム」 これもヒマラヤヌムの名前で入手したインド・ザンスカー5000mの種子からの開花です。やや小型で頭花が余り黒く汚れません。スリムな花です。

「レオントポディウム・ヤコティアヌム」 ヒマラヤ・ゴエカ4800mの種子からの実生開花苗です。ヤコティアヌムは関東での栽培下では頭花に白毛が余り多く出ません。緑っぽい花になりやすいものです。丈10cm以下の草丈でマット状になり開花します。
レオントポディウム・モノケファルム」 東ネパール5300mの高地に生える小さな小さな「ゴールデンエーデルワイス」です。栽培は可能ですが、関東の地では花後に霜は下りず、白毛は黄色くなりません。一度でいいから黄金色に染まった姿を見てみたいものです。ちなみに「エバックス」はシノニムです。

« ここまでくると・・・ | トップページ | イソマは磯間 »

「園芸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ここまでくると・・・ | トップページ | イソマは磯間 »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ