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2007年7月30日 (月)

体調不良・・・!?


ヒツジグサ」 兵庫県産のヒツジグサです。スイレンの原種ですが、この個体は白い花の中にあって幾分桃色を帯びた可愛らしい選別個体です。花型も好いですよ。
昨日・今日と・・・何となく体調が思わしくない。
だるさと疲れがピークです。
周りを見ても・・・僕だけでは無く、みんなの顔に疲れが見られます。
これからが夏本番なので、少し体力をつけて疲れを取りたいところですが・・・なかなか・・・ね。
幸か不幸か、ここのところ、前線や寒気の影響で天気も思わしくありません。
昨日も今日も、埼玉では警報が出ています。
リフレッシュの意味も含めて・・・
29日は突然の雨でびしょ濡れになった為に、午後3時頃から・・・
30日は朝から雷雨でどしゃ降りなので、勝手ながら午前11時ごろには閉園とさせていただきました。
梅雨明け前は必ずこんな日が何日かあります。
この低気圧が過ぎて、台風が過ぎると・・・
いよいよ梅雨明けでしょうか!!
夏本番に備えて、体調だけは整えておきたいものです。


サイジョウコウホネとメダカ」 今年はビオトープがなかなかの人気です。水草とメダカのコラボレーションが人気の中心でしょうか。

2007年7月27日 (金)

ようやく開花はしたものの・・・


アクィレギア・ジョネシィー」 これまで難攻不落だったオダマキが漸く開花しました。でも・・・出来れば春に咲かせたかったナァ~・・・。
オダマキマニアが自他共に認める「世界最高のオダマキ」・・・それが、アクィレギア・ジョネシィーです。
ロッキー山脈の中でもワイオミングを中心とした、ビッグホーン・マウンテンとその周辺の幾つかの山にしか見られない貴重なオダマキで・・・
一見してパラクィレギアと区別がつき難いほどの小さく細かく切れ込んだ灰青色の葉は、まるでパセリの様な草姿で、地際から天に向かって小さな紫色の花を咲かせます。
それは昨日の事です・・・。
食事から帰ってくると作場長のNくんがニコニコしてこちらに向かってきます。
「ホラッ・・これ・・・」と言って差し出した小さなポット・・・・そこに咲いているのはまさしくアクィレギア・ジョネシィーです。
確かに今年は成長が良く、また、数もあるので「一つくらいは咲くかな・・??」とは思っていたのですが。
案の定・・・何もこんな高温多湿の時期に咲いてくれるとは・・・・。
このところ寒冷紗の下なので、葉は少し間延びしてパセリというより「キタダケソウの小さいの」の様な感じになってしまいましたが・・・取敢えずその小さな花を見せてくれました。
来年は是非、春に本咲きをさせたいと、花を見られた事で今から意欲満々です。
いずれにしても「世界最小」で「最美」のオダマキ・・・
ついに咲きましたぁ~~~!!

アクィレギア・ジョネシィー」 百円玉を見ていただくとその大きさがおわかりいただけると思います。実生3年目の快挙ですね。

2007年7月26日 (木)

またまた・・言ってるそばから・・


ナガバウラジロギボウシ」 偶然今日、持ち込まれた株です。見てくださいこの大きさ・・これでもまだ後一歩のサイズです。クマさんチームのS君に持ってもらいました。大きさがわかるでしよう!!
別に「昨日のブログを見た・・・」という訳ではないのですが・・今日、知人のMさんが株分けした「ナガバウラジロギボウシ」を持参してくださいました。
何と言うタイムリーでしょう!!
写真を見ていただければその大きさがわかると思うのですが・・・このサイズでもまだ7~8割の大きさです。
ウラジロギボウシの仲間は、株が小さな時には葉も3~4枚ほど広げてギボウシらしい姿になるのですが、株が大きくなるにつれて葉の枚数が少なく、1枚の葉が大きくなり、親株になると1枚か・・せいぜい小さな2枚目の葉を出す程度となります。
(まるでストレプトカーパスの様だ・・)
この「ナガバ」タイプのものはその性質が特に顕著で、葉の大きさも1枚で50センチを優に越す大きさに成長します。葉柄まで入れると70センチ位にはなりますよ!!
この葉に派手な斑入りや葉芸が加わったら無敵でしょうね。
なんか「ネタ」・・・無いかしら・・・。

もうすぐ「ブンゴギボウシ」の実生サンプルも入手出来そうです。
こちらも・・是非、開花株まで作りこんで、実生増殖したいですね。
その後はあーして、こーして・・・
今からワクワクですね!!

シマジタムラソウ純白花・その2」 もう一鉢の方も「もしや・・・」と思ったのですが・・・やっぱり「純白花」が咲きました。こちらの方が葉に丸味があり、やわらかい雰囲気です。でも・・・もしかして「純白花」は・・・「別に珍しくないのかしら」・・・と思わず考えてしまいますね。

2007年7月25日 (水)

奥三河の王様


ウラジロギボウシ・純白花・曙砂子斑」 素心で芽出しから曙タイプの砂子斑を現すウラジロギボウシ。一部のマニアには古くから知られているが、数は少ない。
このブログも此処の所、遠州や三河の植物づいているので、今回はとっておきの奥三河の名花!!「ウラジロギボウシ」を紹介したいと思います。
何せこのギボウシは、奥三河の一部の渓谷沿いの岩壁のみに見られる、それはそれは珍しいギボウシです。
ギボウシマニアの僕ですが、その中でも際立って好きなギボウシの一つで、その、特徴的な大きな一枚の葉はものすごい存在感で・・・普通の青葉種でもハッと息を呑む迫力があります。
現在は、奥三河の一部の垂直岩のみにしか見られないという貴重な植物で、山渓の「レッドデータブック」でもカメラマンがえらいしんどい思いをして撮影している写真が掲載されています。
色々集めてみると、この「ウラジロギボウシ」だけでも、葉の丸いものや、長いもの、凄く大型になるもの等、多少の地域変異が見られ・・・一説では自生分布地の下流ほど葉に丸みを持ち、上流ほど葉が長く、大きく垂れ下がると言われている様です。
近いタイプのものは、山口県の大島に3箇所ほど自生が見られると言われている「セトウチギボウシ」や、最近、九州の祖母山で発見された「ブンゴギボウシ」等は、裏白で葉の枚数も少なく、良く似たものといわれています。
ただし、学術的に近いものかというと・・・そうでないものもあるようです。
上の写真の個体は「ウラジロギボウシ」の青軸純白花で、葉に芽出しから曙状の砂子斑が入る2芸品で、自生量の少なさから考えるとかなりの珍品といえるでしょう。
一部の愛好家には古くより知られたものですが、意外に目にする機会は少なく、当園でも10年前ごろよりコツコツと増やしておりました。
タネを蒔くと殆どが幽霊になってしまい成長しません。
このような「青軸純白花」で「斑入り」という2芸品は、意外にギボウシでは多く見られるものです。
ウナヅキギボウシ「青軸・紀ノ川」やイワギボウシ「白輝晃」等、良いものも色々と見られます。
下の写真は、最近発表された「ウラジロギボウシ」の「白大覆輪」です。
くっきりとした後冴えの斑が美しいものですが、これはタネを蒔いても殆ど青葉です。
ただし、「ウラジロギボウシ」自体が貴重なものですので、毎年タネは蒔いて増やしています。
他にも長葉系の50センチを越す大型のものもあり、いずれのタイプも実生して増殖中です。
近いうちにリストにて販売したいと考えています。

奥三河・設楽地方には、僕の最後の砦の一つ「ヤチシャジン」があります。
情報を集めているのですが・・・まだ自生があるのでしょうか。
ご存知の方・・・是非、紹介してください!!

ウラジロギボウシ・白大覆輪斑」 この迫力、この美しさ・・・まさに「ギボウシの王様」です。ちなみにこの鉢は伝一の6号シャジン鉢です。大きさがわかるでしょう!!

2007年7月23日 (月)

今年はひと休みです。


キキヨウの実生苗」 密蒔きしすぎたために立ち枯れの被害続出!! でも、芋は残っているので小さいながらも次の芽は出て来始めました。先ずは一安心です。
今年もキキヨウの季節がピークを過ぎようとしています。
多くの業者さんからも注文が相次いだのですが・・・ナ・ナント・・・いざ蓋を開けてみたら・・・
絞りダブル、藤色ダブル、ピンクダブル等のメイン商品が殆ど残っていませんでした。
もう少しはあると思ったのですが・・・どうも、チョコチョコと通販で出てしまった為に在庫切れです。
春に実生したものも、余りに密蒔きし過ぎたのか・・・ハウスで栽培した為か・・・春を過ぎた頃から立ち枯れが始まって、一気に傷んでしまいました。
幸いにして直ぐに屋外に出して風に当てたので、根茎の残ったものも多く、ここにきて小さいながらも次の新芽を出し始めました。
とりあえずは一安心なのですが・・・・!!
肝心のメイン商品が不足した為に、殆どの業者さんにはキャンセルさせていただきました。
(ゴメンナサイ・・・反省・・)
親株たちの方はしっかりと安定した花芸を出してくれているので、また、大量に交配を試みているところです。
「来年は少しは数が出せるかな・・・」といったところですね。
(今年の秋リストでは売り止めにしましょうね・・)
今年は藤色の絞り咲き作りに挑戦です。
後、何回で出来上がるでしょうか??
それとも・・・出来るのかナァ~ !!







絞り八重キキヨウ」 親の安定度は抜群です!! ストライプも吹っ掛け絞りも大量生産の体制には入ったんですけど・・・・・・はたして・・はたして・・・。

2007年7月20日 (金)

案外こんなものなのかしら・・・!?


シマジタムラソウ純白花」 別に気にしていた訳ではないんですけど・・・こんな事もありかもね!!
シマジタムラソウを含むアキノタムラソウの仲間は、知る人ぞ知る日本産のサルビアです。
シマジタムラソウはその中でも、愛知・静岡・三重等の蛇紋岩地や湿地の周りに稀に見られるもので、全体的に纏まりの良い草姿と、鉢栽培では20cmにも満たずに開花してくれるので、山野草としての鑑賞ポイントもなかなか高い植物だと思います。
(殆ど販売品は見られませんけど・・・)
この写真のシマジタムラソウは、菊好きのYさんがキクの撮影で渋川に行かれた折にサンプルとしてお預かりしたもので、数株預かったのですが、なぜかこの個体だけは鉢植えにしておきました。
実際、このサンプルをお持ちいただいたときには、兎に角急いで植え込まなければならない状態で、そのまま右から来た苗を、左にいた作場のN君に植え込みを受け流した程度のもので・・(どっかで聞いたようなフレーズ・・・)
N君もこの個体がたまたま纏まり良かったので、鉢に植え込んだ程度の感覚でした。他のものは当然ポット植えです。
ただ、N君はとても野草に明るい人なので、青軸とは気付かなくても、どこか他と雰囲気が違っていたので鉢植えにしたのだと思います。
先日、たまたま咲き始めたシマジタムラソウのポットを見ていると、余りのまとまりの良さに思わず見直して、是非増殖をしてみたいと考えました。
フト、反対側の鉢植え置き場を見ると・・・見慣れぬ白い花が・・・・
誰も気づかないうちに紛れ込んだ純白のシマジタムラソウ・・。
それも、ちゃーんと鉢植えにされている・・・。
産地や経緯を考えると、実はとんでもない珍品なのかもしれません。
珍品発見のタイミングなんて・・・案外こんなものなのかしら・・・!?
どうやらまた一つ、早く増殖しなきゃいけない植物が増えたみたいです。
明日は種付けしよーッと!!

シマジタムラソウ」 こちらは普通のシマジタムラソウです。でも、コンパクトでなかなか良いものですよ。

2007年7月19日 (木)

コーカサスの黄色い星


ゲンチアナ・オシュタニカ」 コーカサス原産の黄色い小型リンドウです。漸く花を見ることが出来ました。
「ゲンチアナ・ヴェルナ」に黄色い花がある・・・。
そんな話を耳にしたのは10年とチョット前の事でした。
そんな折、数年前に見たA.G.SやN.A.R.G.S
の紙面で矢継ぎにその「黄色いヴェルナ」が紹介されました。
「たしかに「黄色いヴェルナ」だ・・・」
これが始めてこの花の写真を見た、僕のそのまんまの感想です。
その後、J.ハルダの「JENUS・GENTIANA」に描かれたイラストを見て、この植物に対する関心がピークに達しました。
全体のイラストを見ても、花はヴェルナに比してより大輪で、明るい濁りの無い黄色の花は見る人を虜にせずにはいられません。
面白いもので、この頃からチェコのシードマンたちはこぞってこの花に注目し、現地採種の種子もリストに掲載されるようになりました。
当時は「ゲンチアナ・ヴェルナ・オシュタニカ」としてヴェルナの変種として扱われていますが、現在は別種として「ゲンチアナ・オシュタニカ」と分類されているようです。
さて、栽培ですが・・・現在「ヴェルナ」として流通している「アングローサ」と同様で、比較的丈夫なような気がします。
写真のものは実生二年目ですが、このタイプは発芽に1年以上かかる為に、実際は3年前の実生品です。
栽培はまずまずなのですが、蕾がついても力が無いのか・・・なかなかスムーズに開花してくれませんでした。
今日、漸く・・・少し花を虫に食われていますが・・・その済んだ美しい黄色の花を見ることが出来ました。
今のところ実生栽培もコンスタンスに少しづつですが増え、また、毎年実生も試みているので、いずれは多くの方に育てていただけそうな逸品です。
最近は、中央アジアや奥地のゲンチアナが結構はまってますね!!

ゲンチアナ・オシュタニカ」 草姿はどこから見てもゲンチアナ・ヴェルナです。大輪の美しい黄クリーム花を早く株立ちで楽しみたいですね。

2007年7月16日 (月)

15年目の奇跡(ギボウシの恩返し!?)


オオバギボウシ「黄金富士羅紗」」 葉の全面がごわごわとした羅紗地で、黄色の縞斑をくっきりと流し染めた逸品です。花茎もオオバとしては太く短いもので、花も肉厚の硬い花弁です。
そもそもは15年と少し前・・・。
僕がまだ「やまくさ」をオープンするチョット前の話です。
「園」を始めるに当たって、何か目玉商品は無いものかと、当時の知人を色々と巡り、情報を集めていました。
そんな折、古くよりウチョウラン友達の御殿場のOさんを尋ねた時の事です。
Oさんの弟さんは、当時御殿場でも有名なギボウシのコレクターでした。
早速作場を拝見すると・・・・有るわ有るわ・・・ギボウシの銘品が山盛りです!!
この時に真っ先に目に付いた美しいオオバギボウシの黄縞斑・・・これが「黄金富士」でした。
もちろん、これは特にOさんの秘蔵品です。
看板に是非分けて欲しいと哀願したところ、以前にG園のNさんが交渉したらしく、Oさん曰く・・・
Nさんは「ここにあるのは全部買うといくら!!」と聞いて、Oさん「全部ならいくらいくらです」と答えると、Nさん「今日は顔見世なんで、取敢えずこの2本だけね!!」と言って、纏めての単価で2本だけ持って帰ろうとしたとの事!!
その時の嫌な経験があるので、Oさん曰く「本当に纏めて買ってくれるならいくらいくらで出しますよ!!」との事です。
確かに当時のギボウシとしては「黄金富士」は超一級品でした。
でも・・・・やっぱり高い。しかも10本チョットあるので、オープン前にこの価格は結構きつい。でも、やっぱり世に出したいくらい素敵なギボウシだし・・・。
と、葛藤してみたものの・・・エーーーーイ!! 買っちゃえ!!
と、言う事で、「黄金富士」12本と「渓泉」「金星」イワギボウシの「御殿場錦」「天子の光」コマメギボウシ白花等・・・・結局、分けてもらえるものは車一杯に積んで帰ってくるはこびとなりました。
たまたま情報収集の合間に、福島のKさんとの会話の中に「何か面白い話なーい」という事で、このギボウシたちの話をしたところ・・・
Kさん、「そんな綺麗なギボウシがあるなら半分乗るよ!!」という事で、その時の「黄金富士」の半分が福島のKさんの元に渡りました。
余談ですが・・・この頃はギボウシがちょっとしたブームになっていた頃で、これがきっかけで群馬のAさん(いまはイカリソウに夢中ですけど・・・)等とも知り合って、翌年にはAさんの秘蔵品だった「陽光錦」や「武州錦」「赤城錦」「野武士」「宝登山」等も展示即売して、結構賑わっていました。ただ、この頃は色々な面白くない事実も多く、奥多摩や秩父等では御殿場さん交配の「麗光」が締めて作られて「イワギボウシ」として多く販売、交配されたり(「麗光」はレンゲ×セトウチ)、「ウバタケ斑入り」を直射で育てて「オトメ羅紗」とか「イワ羅紗」として販売されたりと・・・結構いい加減な流通品も多く見られました。意外にだまされた人も多かったようです。今も地方ではその頃の流れが見られるかも・・・。(又、余計な事言ってるよ!!)
さて本題続き・・・・
福島のKさんはさすがに作り屋さんです!!
「黄金富士」は実生されて、アッ! と言う間に「オオバ黄縞」として販売されました。
最初から美しい斑入りの「黄金富士」は、実生しても狂う事が殆ど無く、実生によって確実にその斑は受け継がれていきました。
そして2年前、新潟のYさんの作場に遊びに言った時の事です。
その、見た目にも風変わりな羅紗黄縞のオオバギボウシが僕の目の前に現れたのです。
Yさんに「なにこれ・・・すごいよ!!」と聞くと、実はそれが福島のKさんから入手した「オオバ黄縞実生」の実生だとわかったのです。
Kさんの美しい「オオバ黄縞」は新潟のYさんの目にとまり、そのまま数鉢がお嫁入りとなったのでした。
そして、その時の「オオバ黄縞」をふたたび実生したところ、発芽した実生苗(正しくは「黄金富士」のF2)の中に突然、葉のごわごわした極めて成長の遅い固体が見られたのです。
それがこの「黄金富士羅紗」でした。
この話を聞いて思わず思い浮かべました。
あの時に思い切ってでも入手して、しかも、福島のKさんにそれが渡って実生され、それがYさんの手に渡ってふたたび実生されなければ・・・この「黄金富士羅紗」は存在しなかった・・・と。
全てはあの15年前から始まっていたのだと・・・。
僕の手から世に出て15年、何人かの方の手を廻って、オオバギボウシ「黄金富士」は「黄金富士羅紗」としてよりいっそうの輝きを放ちながら、僕の手元にもどってきてくれたのです。
まさに感動モノの「わらシベ物語」の様な大出世です!!
この「黄金富士羅紗」が、更にこれからどの様に変化し、出世していくのか!?
後は僕の腕しだい・・・と、いったところでしょうか!!

昨日までの台風の被害に続いて、今日は新潟沖地震。日本はどうなってしまうのでしょうか!!
被災者の方々には、心よりお見舞い申し上げます。

オオバギボウシ子宝咲き」 同時に咲いてきたのでこんなものも交配してみると面白いかも・・・。キメラは♀優勢で、羅紗や八重咲きは劣勢ホモだから、おのずとやる事は決まってますよね!! 「黄縞・羅紗・子宝咲き」はかーんたんでしようね!!

2007年7月14日 (土)

20年目の幻(すっ・・・すんげえ~~~!!)


???」 なんだか赤茶色のユリの様な不思議な花・・・いったいこの花はなに!?
今から30年近く前の話でしょうか・・・!?
山草会のOHSさんに「実は九州には赤い花もあるそうだよ・・・」と聞いた花。
なぜか僕の脳裏にはその言葉がずう~っとこびりついていました。
「白が基準の花に赤い花が存在する」
それだけでも僕の心の中にワクワクするものが芽生えます。
それから10年ほども経った頃でしょうか・・。
まだ「やまくさ」を始める前の趣味家の頃(20年ほど前かしら・・・)に、たまたま東京郊外にあるG園のNさんを尋ねた時、Nさんから南九州のTさんを始めてご紹介いただきました。
この時に、先のOHSさんとの会話が脳裏をかすめます。
話の腰折に「そういえば九州には赤い花があるそうですけど・・」と、この花の事を訪ねてみました。
するとTさん・・・、「あるにはあるけど・・・保護してるからなかなか手に入らないよ、以前そうだといわれて入手したものは結局白花だったし・・・」
・・・やっぱりそんな事か・・・。
そのTさんも、「やまくさ」を始めてからは長いお付き合いです。
そして、今年の春の事です。
Tさんから突然電話がありました。
「そういえば例の赤花、手に入ったよ・・・確か20年位前に言われた事があったよねえ・・・」
えっ、、、、と思わずビックリ!!
Tさん、20年前の通りすがりの話しを覚えてくれていたのです。
「写真送るからさあ・・・気に入ったら渡すよ!!」
なんともビックリです。送られてきた写真を見てまさに感動、直ぐに発送をお願いします。
入手してから数日後、たまたま電話で話していた九州のWさんにその話しをすると・・・。
「そういえば去年、長崎でも見つかったみたいだよ、3人で15株見つけたんだって・・・」との話しが出てきました。これまたビックリ!!
はっきり言って今回送られてきたものはK県産のものです。
去年見つかったのはN県との事、これまた興味しんしんです。
早速、Wさんに伺った話をTさんに話すと・・・。
数日してTさんから連絡がありました。
「N県産のものも持ち主が見つかったんで分けてもらってきたですよ・・・花芽付きだよ!!」
ほ、ほんとお~・・・う・・・うれひい・・・。
数日して、様々な斑入りや珍品と一緒に、その大きな花芽付きの鉢植えは送られてきました。
結構葉は虫食いでしたケド・・・。
又、数日して、今度はその事をWさんに話すと「わしも買いに行ったんだけど開花株は無かったよ・・・開花株は確かTさんが持ってったって言ってたよ・・・それがそっちに行ったんかい」とあきれ声。
これで話しが繋がりました。確信が持てて一安心です。
その後、この株は元気に成長して、1週間ほど前から蕾の先端に色が着き始めました。
「オッ、蕾に色がついている・・・期待できるかも・・・」
それでも、それまで赤花の存在に「半信半疑」だった僕は、色の着いた蕾を見てわずかの望みを感じました。
そして今日!、ついに「幻」が開きました。
それは「赤花」というよりは「えび茶色」の深みのある色で、まるでクリスマスローズの「ダークパープル」を見ている様です。
さて・・・この花の名前は何でしょう!!
下の写真を見ればよくご理解いただけると思います。
そう、この花は「ウバユリ」です。
来年はK県産の赤花も咲いてくれそうです。
ぜひ、比べてみたいものですね。
もちろん、開花早々に「交配」したのは言うまでもありません。
今日は、早く増えて欲しい花が又一つ増えた日でした。

明日は台風接近です。
朝から暴風対策をして、昼頃からは「休園」で自宅待機になるかも・・・・・。
ウバユリ赤花・N県産」 全体を見れば、この通りウバユリです。でもこれ・・・新種じゃないのお~!!・・その位すんごい色でした。左の花はナメクジに食われて穴だらけ・・です。

2007年7月10日 (火)

有難うございます!!


レンゲシヨウマ」 いつの間にかレンゲシヨウマの季節です。早咲きの花たちが咲き始めてきました。見ごたえ充分です。
お蔭様をもちまして、昨日今日辺りから「夏リスト」の注文書が続々ともどってきました。
多くの方から、沢山のご注文をいただいております!!
本当に有難うございます。
なるべく早くお手元に届きますように従業員総出で発送に勤めております。
やはり人気商品は注文が殺到しているようです。
早くも人気商品の品切れが始まりました。
在庫の少なくなってきているものも多々あります。
早い者勝ちですので・・・品切れの節はご容赦ください。
これからは「秋の本リスト」(2007~2008リスト)の商品作りです。
どんなものが出来上がるのか・・・今からドキドキですね!!
「夏リスト」の商品は、勝手ながら「電話」での注文はお受けしておりません。
必ず「注文書」を手紙かFAXにてご注文ください。
ご来園の折には予めご希望の植物をご連絡いただけますとスムーズにお渡しする事が出来ます。
「夏リスト」発行の後も続々と新しい植物の情報が入っております。
乞うご期待ください!!

レンゲシヨウマ純白花」 群馬県南部産の青軸純白のレンゲショウマです。余り大型にならない中型のタイプで、毎年やや早咲きです。

レンゲシヨウマ純白花」 栃木県中部産の青軸純白レンゲシヨウマです。今年は少し早めに咲き始めました。「純白花」は他にも群馬県西部、群馬県北部、長野県等のタイプがあります。いずれ花を比べてみたいですね。

レンゲショウマ八重(ダブル)咲き」 レンゲシヨウマの蜜弁の変化した八重(ダブル)咲きです。花芸としてはクリスマスローズのダブルと同じものです。この花は長野県南アルプス前衛で発見されたもので、八重としては早咲きで、花弁のよれないなかなかのタイプです。ダブルは他にも、有名な「群馬産」のものや、群馬県北部、山梨県などのものが見られるようです。

2007年7月 7日 (土)

「夏リスト」発送しました!


シレネ・フッケリィー・ボランデリイ」 ロッキー原産の美しいシレネです。今回「夏リスト」の表紙を飾りました。苗はこれから休眠開始です。
お蔭様で無事に「夏リスト」の発送が終わり、昨日も早々にご注文をいただきました。
有難うございました。
今年は、「昨年の夏リスト」以降、結構元気な植物も多く、そのようなものは「2006~2007リスト」にも掲載されているので省いてあります。
品切れだったものでも改めて苗が出来ているものもあるので、そちらのリストでも気になるものがございましたらお問い合わせください。

暑い毎日が続いています。
今のところ植物たちは元気なのですが、人間の方がバテそうですね!!
今年の盛夏は如何なものでしょうか・・・。
リストの植物を少しご紹介します。

ゲンチアナ・ゲォルゲイ」 中国奥地の4000mに生える形の良いリンドウです。G.ゲォルゲイは実際にはG.ゼチェニィーのシノニムですので、今回のリストでは「ゲンチアナ・ゼチェニィー」の名で掲載してあります。

ゲンチアナ・ヴェイチオルム」 四川の高地に生える小型リンドウです。アジアチックタイプですが余り伸びずに、筒の長い形の良い青い花を咲かせます。

桃色ニワフジ」 中国原産のニワフジ(イワフジ)です。桃色に白や紅を交えた複色の花がとても可愛らしいもので、寒さにも強く、肥培により秋も2度咲きします。

ナゴラン・明丸の雲」 非常に小型のダルマ系ナゴランです。芽出しの時に萌黄の縞斑を流しますが斑は直ぐに暗みます。


リュウノウイワインチン」 長野県の石灰岩地で発見されたイワインチンとリュウノウギクの自然交雑種です。上が「A」タイプで下が「B」タイプです。両極端の選別品で、当園の秘蔵の逸品です。

プリムラ・アメジスティナ」 中国四川の4000m以上に生える小型のサクラソウです。ブルーの花が魅力なのですが、ドタバタしている間に開花の写真を撮りそびれました。(残念!) 今回のリストでは3タイプ掲載してありますが、意外に栽培は可能です。

ムジナモ」 関西系のタイプのものですが、こんなものもリストには掲載されています。久々の入荷ですね。
今回の「夏リスト」はあくまでお馴染みさんへの「サービスリスト」で、一般的なものでは無く、ホームページ等にも掲載されませんので悪しからずご了承ください。
はたして気に入っていただけるものが在りますでしょうか・・・・いささか不安ですね・・・。

2007年7月 5日 (木)

今年のウチョウラン事情その2

まだまだ続くよ・・・ウチョウラン。
引き続きどうぞお楽しみください。











「紅斑紋・市販紋花」
この系統は最近のウチョウランの中でも王道を行く人気の花たちです。今年は更に巨大輪になり、花型も良く、斑紋の色彩も鮮やかなものが多く生まれました。斑紋自体も複色になったり、グラデーションになったり、斑紋と一点が入り混じった花などもみられ、これまで以上に華やかな花が目立ちました。



「黄クリーム花」
このタイプはなかなか良いものがありません。色が良いと花が小花になったり弁が細くなりやすいものです。写真のものはその中では型も色も良いほうで大きさもあります。下の4枚は朱花系のクリーム花で、何となく肌色の様な薄茶色の様な変った雰囲気を持った花です。

2007年7月 4日 (水)

今年のウチョウラン「赤と朱色と青の話し」

7月に入り、今年もウチョウランの季節が終わろうとしています。
今年のウチョウランは、最近では特に新しい色も見られ、なかなか面白いシーズンでした。今回はその中の一部をご紹介したいと思います。
展示会気分でご覧ください。





「赤地赤一点花」
誰が見ても「ハッ!!」とする鮮やかな赤色の一点花です。今年、一部で大いに話題になったタイプの花で、これまでにない鮮赤色の花は輪郭を黒赤に染めて凄い迫力です。




「白地赤一点花」
すっきりとした白と小豆色の様なくすんだ赤色が不思議な味わいです。新鮮な感じのニュータイプで、今後も人気の中心になりそうな花です。



「濃色朱一点花」
今年最も人気の高かった朱花です。これまでのウチョウランになかった「明るい」色彩が見る人を虜にします。とても「綺麗」なウチョウランです。




「朱一点クリーム覆輪花」
朱花に黄色が混じった様なとてもやわらかい色彩です。更にオレンジを感じる色模様は暖味があり、誰が見ても「綺麗」で「可愛い」花でしょう。今後一番の注目株かもしれません。



「朱一点覆輪花」
朱花の1ヴァリエーションです。淡い朱色の花の輪郭を更に濃い紅橙色の覆輪で縁取るとても可愛らしい花です。覆輪の出方は様々で、それぞれによって表情が異なります。

「朱花系複色覆輪花」
朱花から生まれた全く新しいタイプの花で、淡い青紫色の輪郭を紅橙色の覆輪で縁取ります。まるで「虹色」の様なコントラストのとても綺麗な花で、眺めていると思わずため息が出るほどの美しさです。


「青藤色ぼかし花」
虹系から生まれたかなり青味の強い、優しいグラデーションの花です。まだ発展途上の色彩ですが、他とは一線を画した色合いは「ブルー」への夢に一歩近づいた様な気がします。





「ベタ一点白覆輪系」
このタイプも強烈なインパクトが人気のものですが、今年はより巨大輪で色濃度の高いものや、複色のもの、微妙なグラデーションのものなどが見られ、見飽きないが迫力のある花が多く見られました。





「斑紋虹ぼかし系」
紫斑紋や紅斑紋に虹のぼかしを交えた面白いイメージの花です。時には人や動物の顔にも見えるマンガチックな花はとても愛嬌があります。




「奇花」
奇花は幾分ブームが去ったような気がします。しかし、子宝咲きや八重咲き等は巨大輪で花芸のしっかりしたコントラストの良いもの等は人気が高く、これからは2芸品以上の時代でしょう。作りこんだときの迫力は他を圧するものです。

まだまだ色々とあるのですが、とりあえずはここまで!!
今年は思いの外に新しい色に廻り合いました。
ウチョウランも今が丁度ターニングポイントのようです。
これからのウチョウラン・・・又楽しみが増えたようですね!!

2007年7月 3日 (火)

「夏リスト」が完成しました。

「夏リスト」作成のためにしばらくブログを中断していました。
楽しみにしていただいていた方には申し訳ございませんでした。

お蔭様をもちまして、「夏リスト」の原稿が無事に完成、現在、印刷屋さんに回っています。
おそらくは今週末ごろには完成、発送できると思います。
昨年の「2006~2007リスト」以降に通販にてお買い上げの皆様には、来週前半ごろには到着すると思われます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

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