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2007年9月30日 (日)

嗚呼・・・ざんねーーん!!


ディサ・アトリカピラ」 南アフリカの代表的な蘭の一種です。奇妙な花ですが、これはこれで素晴らしいものですよ。
この写真のランは南アフリカを代表するランの仲間「ディサ属」の中でも、特に珍妙な花を咲かせる山草的な花の一つ「ディサ・アトリカピラ」(Disa atricapilla)です。
そもそもこの個体は、変なランキチとしてその道で知られたYさん(通称「亀」くん)より分与を受けたものですが・・・
Yさん・・・この花の種子を実生したのが去年の事。
今年の夏前にビン出しをして・・・・・
実生1年後の・・・本日、早々にも開花してしまいました。
花は以前写真で見たとおりの寸分の狂いも無い色彩で、草丈も10cmに満たない、とても可愛らしいものでした。
エッ・・・・何が残念なのかって・・・・・
実はこの苗も・・・今回のリストに載っているんですよ!!
後・・・1週間早く咲いていればリストに写真も載せられたのに・・・
そう思うと、とっても残念!!
そんな訳で、ここに掲載と相成りました。
興味のある人はお早めに!!(なーんだ、宣伝かい!!)

テリミトラ・キアネア」 ニュージーランド原産のサン・オーキッドです。これも今回のリストで僕とYくんの実生小苗が掲載されていますよ。数が少ないので・・・お早めに!!

2007年9月28日 (金)

いよいよ大詰め


イワギボウシ・純白多弁花」 イワギボウシの栃木産の純白で多弁系八重咲きの2芸品です。今年は株立ちになり力が分散したので、花弁は1~2枚増えただけでしたが、よく出来ると10枚以上にもなります。
いよいよギボウシの交配も大詰めとなってきました。
なにしろギボウシの花は夜に開くので、どんなに遅くとも午前中までの交配が有効と言われています。
一番良いのは朝の4時~6時頃との事ですが、夜更かし族の僕にとってはその時間の交配は至難の技です。(起きろよ!!)
それでも今年は、色々な交配ができました。
結実もマアマアですね。
イワギボウシの場合は、交配して3日くらいで直ぐに子房が膨らんでくるので、先日交配した花でも結実の結果が直ぐに解ります。
今年は「羅紗斑入り」「純白羅紗」「羅紗子宝」「純白子宝」「純白斑入り」等の交配を中心に行いました。
生産農家的な、原種のセルフや同系統交配(同産地交配)の様な単純なものはぜーーーーんぜん・・・やってませんね。
まだやっと子房が膨らみ始めたばかりですが、それでも来年の発芽が今から楽しみです。
これらの実生が開花した時には、「純白羅紗斑入り子宝咲き」の交配なんかも出来るんですよね。
色々大変かもしれませんケド・・・でも、そんなに時間はかからないでしょうね。
そんな訳で・・・現在の作場の様子です!!

作場の様子」 ゴチャゴチャと並んで、よく見ると交配タグもいっぱいです。これでも一応「武甲誉」「武甲錦」「武甲の輝」「大洞錦」「横瀬の華」「秩父皇帝」「秩父幻想」「吉田の月」他諸々なんかも混じってるんですよ。僕の考えている親には余りなりませんけど・・。

作場の様子」 こちらは武甲系を中心にゴチャゴチャと・・。このタイプの多くはまだ斑の安定が今ひとつです、結局は覆輪に落ち着くものが多そうですね。したがって今の段階で銘々価値は・・・・!?
作場にはこんなにイワギボウシがイッパイあるのですが、売店の方にはあんまり色々は出してませんね。イカンですね・・・。
いいものは売れちゃったので、特に今は余りありません。マズイっす・・・。
「萩錦」ばっかりあったりして・・・・。

さて・・・こんな未来の話ばかりして「お前の交配はどうなんだ」と言われそうですが・・・。
今年発芽したホープ君たちを少し紹介しますね。
実は・・・まだあんまり見せたくないんですけど・・・・
チョットだけね!!







八丈系羅紗縞丸葉タイプのお子たち・・
実物は結構インパクトがありますよ。
まあ・・・今の段階では似てますけど・・・
「未来の銘品」に・・なれるかナァ~!!
ウメバチソウみたいですね。
まだ、実は全く違うギボウシの「サイコーのお気に入り」君もいるんですけど・・・まーだまだナイショ・・ね。

2007年9月27日 (木)

やまくさHP販売・一時閉店のお知らせ・・・

先日より2007~2008リストの作成に入りました。
それに伴って、「アルペンガーデンやまくさ」のホームページの販売リストを一時「閉店」とさせていただきます。
「再開店」は10月末~11月上旬と考えています。
それまでの間は、ホームページでの販売は休止とさせていただきます。
悪しからずご了承の程、よろしくお願い申し上げます。

現在、リストはどんどんと進行中です。
「ゲッ・・・まさか・・・」とは思ったのですが・・・
今のペースでは・・もしかして・・・・・
又、ページが増えるかも・・・・・。
もうそろそろいい加減にしておかないと・・きりがない・・・。
今年はあきらめて・・・
来年辺りは一回、きちんと整理し直さなくてはダメですね。
なんでもかんでもなので・・・・・・・・・
いよいよ作場がパンクしそうです!!
まあ・・・なんでもかんでもが、当園の「売り」ですからね。
僕が・・なんでもかんでも集めてきちゃうし・・・・・・。
イワヒバとかマツバランとか・・・・・
リストに無いものもいっぱい集めてくるし・・・。
病気ですね。

今回も、多くの方のご協力により、なんだか色々なものを載せる事が出来ました。
この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
チョっとだけ・・・その一部をご紹介しますね!!

ナガバシャジン イワバシャジンとも呼ばれていますが、徳島県の渓谷の一部に稀産するツリガネニンジンの変種です。細い葉と柱頭の長く飛び出した花が特徴的なもので、NHK師匠のHさんと野菊ハンターのYさんから分けていただいたものを実生しました。

アクシバモドキ 屋久島の亜高山の山林に稀産する特産種で、野生ラン名人のNさんと奥多摩のKさんに分けていただいたものを、挿し木増殖しました。葉の無い枝が多く、なかなか挿し穂が採れません。

スティリディウム・SP オーストラリア原産のトリガープランツとして有名なものです。兵庫のNさんより分けていただいたものですが、この仲間では極めて小型で、イヌナズナの様な姿から可愛いピンクの花を一面に咲かせます。この仲間はとにかく種類が多く、似たものも多くありますが殆ど紹介されていません。

ヒメイチゲ 兎に角リクエストの多い植物で、沢山の人から問い合わせがあります。群生するものでは無く、成長期も短いものですが、今回、漸く新潟のSさんより分与願えました。品切れ必至ですね。

アリストロキア・セルペンタリア これは珍品です。北米の東部に生える小型のウマノスズクサで、草丈20cmに満たない大きさで、初夏に根元に黒褐色の「オオクチボヤ」に似た花を咲かせます。京都のHさんの秘蔵品で、同氏のご好意で販売する運びとなりました。可愛らしい花姿に、思わず笑ってしまいますよ!!

ミヤマムギラン・準素心紅一点花 鹿児島のTさんから紹介された可愛い珍品です。青軸の株から咲く花は普通の黄花素心では無く、中心を目玉状に紅一点に染めたとても面白い味わいの花です。

テリミトラ・アンテンニフェラ×バリエガータ この道の名主・OさんとUさんの手によって導入された待望のバリエガータ(シバの女王)交配です。花の全面に染まった赤いブロッチとオレンジのストライプが独特の味わいです。小型で可愛らしい姿に思わずウットリ・・・これを鉢蒔きで作ったと言うのですから・・・ヘンリーおじさん・・・凄いです!!

ヒメミミカキグサ」 最後はミミカキグサの珍品です。マレーシア産ですが、日本のものと全く同じです。株でも実生でも増えて意外に育てやすそうです。多分野で知る人ぞ知る名人・横浜Hさんより初出しの超珍品です。

皆さん、本当に有難うございます。
お蔭様で、今年もリストに色を添えることが出来ました。
でも、まだまだ面白いものが色々とありますよ!!
特に、写真の無いものの中にも「オッ !!」と言うものが・・・。
リストは10月10日前後に完成の予定です。(チョット遅れるかも・・・)
根気のある人はジックリとご覧くださいね!!

2007年9月25日 (火)

天は二物を与えるのか・・!?



「子宝」 まるでクリスマスツリーの様な「子宝」の開花姿です。1輪1輪がものすんごい花ですよ。
バック紙が汚れてゴメンナサイ!(グラペ買い直さなきゃ) 
9月16日のブログで「子宝」の花姿とバランスの悪さを指摘しました。
ところがです・・・全く僕の無知でした!!
この「子宝」・・・
実は・・・開花したらなんと・・驚くほどの巨大な花玉でした。
それが次から次と開花・・・
このくらい花茎が太くなくては、花が重すぎて支えられません。
また、開花したら・・ナ・ナント・・・
これだけ綺麗な縞斑が殆ど目立たないほどの花の見事さです。
なんじゃコリャ~!!
それはさておき・・・

やはり予想通り、秩父系や武甲系のイワギボウシの中には、ちらちらと子宝咲きの変貌が見られるものがいくつも出てきました。
こうなると・・・これらのタイプはいったいなんなのでしょうか!?
実は、この子宝咲きが咲くイワギボウシの系統には、ある共通する特徴が見られます。
洞察力の鋭い人が見れば一目でわかるその特徴は、とりあえずここでは控えます。
ただ、ナゼこんなに多くの子宝咲きが出てきたのでしょうか。
以下は僕の推測・・・・
1. 自生地に坪があって、毎年そこから出るものに子宝が多い。
2. たまたま付いているタネがこれらの子供で、それを蒔いたので数が出来た。
3. 一つの斑入り子宝が元にあって、その芽変りの覆輪や斑入りを選別していった為に別物のように扱われている。
4. 実はイワギボウシだけでは無く、他のギボウシの子宝咲きが作場で交雑して、そのついたタネをイワギボウシと思って蒔いたら出来た。
・・・こんなとこかしら・・・。

(1)はこの事が事実だとしたら・・・それこそ自生地は一面子宝咲きでいっぱいですね。その光景は実に素晴らしいでしょうね、すっげ~写真に撮りたい。
(2)は純朴な現地栽培者の方が「自分で見つけた」と言っているので・・・どうでしょうかね。ただ、色々な植物でこのセリフには懲りた経験がいっぱいありますが・・・。
(3)は・・・良く解りませんね。ただ、現地栽培者の方達は毎年「根伏せ」や「株分け」をしてます。もちろん・・・彼らはそれらの個体のほとんどに「銘」なんぞは付けていません、斑は良く動きますね。
(4)は実際に実っていたタネなんですから・・・なんともいえませんね、花に聞いてみないと・・。

さて・・・なんだかんだで・・・僕の作棚には「武甲系」と称するものだけでも50タイプ以上になってしまいました。
大別すると4つの系統に分かれそうです。
「武甲系」というのも産地や出生を考えると、決して「武甲山産」と言う意味で捉えるものでは無く、一つの系統名として考えた方がわかり易いかもしれません。
秩父系や武甲系を含めて、次々と色々なものが登場しているようですが、結構どれも似通った雰囲気のものが多くあります。
もちろん、その殆どは現地栽培家の方達のところで命名されたものは少なく、それを販売する業者さんの手によって命名され、販売されている品種も色々あるようです。
もちろん、それが商売ですし、販売者の当然の権利です。
どこで特徴を捉えているのか、品種大別の有無や価値観は個々のものなので良く解りませんが・・・

少なくとも僕のところにある100種近くのこれらの系統の幾つかはとても似通っていて、自分としては余程の特徴がない限りは、安易に銘々したい気分にはなれません。
僕は専門のマニアさんや業者さん等に比べれば、イワギボウシを含むギボウシについて殆ど無知な半可通なので、おそらく手に入れる順から命名しても、ラベルを抜いたら区別出来ないものが沢山出てきそうです。株の大きさによっても、葉姿や斑の変化などは全然違うもののように見えますしね、作ってみたらこれもおんなじだつた・・・みたいな。

今後数年で、ギボウシの世界も大きく変貌を遂げる様な気がします。
余程腰を据えて取り掛からないと・・・。
安易に名前を付けられるのは今だけ・・・・ですかね。
顔で笑って・・・心ではすーーーんごいプレッシャー!!
・・・・・だよね。

武甲系イワギボウシ」 なんとなく・・の雰囲気ですが、多分これも子宝になりますよ。夏に植え替えちゃったので本芸は来年ですね。

武甲系イワギボウシ」 力が無いときは大体こんな感じですね。この個体は花粉吹いてます。
秩父系イワギボウシ」 たぶん武甲系です。この個体は力が無くてもこれだけの花芸を見せてくれます。メインの花の花粉は退化していますが、子宝の小花には花粉がありました。ナルホドネ・・。

岩牡丹の花」 北関東産イワギボウシの銘花です。花を紹介しようと思ったらナメクジに喰われました、でも、弁化はわかるかしら・・・。ギホウシの花はとてもナメクジが大好きです。朝になったら丸かじりと言う事もしばしばですが、なぜかオシベヤメシベは食べません。ナメクジが交配してるのかも・・・。夜の見回りで、この株だけで5匹も採りました。(1棚で25匹採ったよ)やれやれです。

進化するギボウシに乞うご期待!!  ワクワク。

2007年9月23日 (日)

リスト作りが始まりました


ヒツジグサ」 一時はオタマジャクシに殆どの葉や芽を食われてしまいましたが、オタマをすくって退かしたら見事に復活!! ただいま満開です。
いよいよりスト作りが始まりました。
取り急ぎ、連休明けまでには写真を揃えておかなくてはなりません。
(ここ数日は、この作業をずぅーーっとやっています)
ことしは、願いも空しく・・・なかなかの夏らしい夏だったので・・
今更ながら枯れ始めたり、出荷に値する苗で無くなってきたものも多くあります。
だんだん種類も少なくなってきましたね。
各地の業者さんを尋ねても・・やはりどこも夏が厳しくなったのでしょうか。
定番以外は種類は多くないようです。
それでも・・これまでコツコツと集めてきたものが増え始めたものも少しはあり・・・多少は楽しんでいただけるかと思います。
今年は人の入れ替わりや、陽気の変化、それに伴う仕事の進まなさで、余り多くの苗を生産する事ができませんでした。
これだけ陽気が変ってくると、少し又、栽培方法を考え直さなくてはなりません。
そんなに難しいものではないんですけどね・・・。
そんな訳で、リストの完成は10月10日ごろの予定です。
暑いので・・・少し遅めにしました。
(暑いと注文、来ないですから・・・)
進み具合によっては・・もう少し遅れるかもしれません。
リスト作りの為に「ブログ」の間隔もかなりテキトーになるかもしれません。
悪しからずご了承ください。
リスト・・どうぞお楽しみに!!

2007年9月16日 (日)

イワギボウシ草姿一考


無名・八丈秩父系」 葉姿・紺地・柄図等、どれをとっても欠点のない逸品で、更に開花した時の葉姿に比した花茎のバランスは僕の理想とする型を見せてくれます。斑入りギボウシのこれからの育種は、斑だけを眺める時代ではありませんね。
ここのところ少しづつですが、季節柄、ギボウシの話題が多くなっています。
園の方にもギボウシを訪ねてくださる方が多くなり、少しづつですが人気も上向きの傾向にあるようです。
さて・・・、今年のイワギボウシ交配の目的の一つに「全体のバランスと姿作り」があります。
如何に良い斑であろうと、如何に珍しい芸であろうと・・・やはり全体の姿無くしては品格は現れません。
如何に美しい姿で完成させるか・・。
それがこれからのギボウシ育種の課題の一つではないでしょうか。
僕の理想とするイワギボウシの草姿は、上の写真の様な姿です。
葉の広がりと1番花が咲いた時の花茎の高さが2対3のバランスが最も美しい姿と考えます。
これは「盆栽」の世界では「黄金比」とされている比率の一つで、横2に対して高さが3、もしくは、横3に対して高さ5くらいのバランスを理想と考えます。
鉢の大きさも含めて、全体の仕上がりが2対3の三角形を作ることを理想と考えています。
ただし、イワギボウシは、産地によって草姿の異なるものが多くあります。
その辺りの事も含めて、今年は色々と考えて交配して見たいと思います。
「理想」は年を追う毎に変化していきます。
「時代」もしかり・・・「流行」もしかり・・・。
何が良い・・等と言う答えは無いんでしょうね。
でも「品格」と「らしさ」、この2つは常に追い求めたいと考えています。

彩の誉」 八丈・多摩の雪・西国羅紗系から作り上げたものですが、花姿や花色は「多摩の雪」の面影を残します。もう少し花茎が伸びてくれれば理想なのですが・・・。上の「八丈秩父」に比べると「多摩の雪」はかなりしつこいホモの遺伝子である事がわかりますね。

無名・武甲系」 武甲系第一人者のTさんのコレクションの一鉢です。武甲系としては余り花茎も伸びずに、葉と花姿のバランスは2対3で僕の理想とするところです。ガクの残るすっきりと立ち上がった花姿は、まさに武甲系細葉種の典型です。

無名・武甲系」 これもTさんの典型的な武甲系です。縞斑の加減はいささか不安定ですが、左右の花茎の下方の蕾は子宝咲きの特徴を見せています。この後に花茎は伸びますので、もう少しコンパクトに纏める交配を考えたいものです。もちろん、葉と花の多芸狙いですよ。

鬼怒川錦」 斜めに伸びた花茎と直ぐに枯れ落ちるガク等、その草姿は最も野生のイワギボウシらしいと考えます。実生による斑入りの発生の良い個体なので、様々な劣性ホモの遺伝子を加えて遊んでみるのも楽しそうな品種ですね。

子宝」 やはり秩父系イワギボウシの第一人者であるSさんの秘蔵品で、この名前で入手しています。全体に纏まりの良い葉姿で白縞の素晴らしい斑なのですが、花茎の太さや長さがちょっとアンバランスです。蕾は天咲きの様に上を向き、ガクも上向きに残ります。羅紗の血を入れて花茎を短く纏めたいと考えていますが、むしろ、「多摩の雪」の花茎の伸びない性質も取り入れてみると面白いかもしれません。当然、多芸品狙いです。
「子宝」のつぼみ」 参考までに「子宝」のつぼみのアップです。つぼみの段階ですでに中が割れているのが解ります。武甲系のイワギボウシの中には、花芽の出始めの頃は丸くボンボリの様に伸びてくるものが多く見られ、それが特徴の一つでもあります。なぜか子宝咲きや奇花を咲かせるものも多く、「ほんとに野生の坪採り??」と考えてしまうものも少なくありません。子宝シリーズは花が咲いて撮影する機会があれば特集しますね。

サイゴクイワギボウシ・羅紗葉」 羅紗交配の元親としては有名なものです。とかく羅紗ばかり注目されますが、羅紗の遺伝子を入れることによって花茎の長さ、花の丸味、全体の纏まりなどを修正する事ができます。実生が多く流通していますが、写真の個体は僕の大切にしている発見された当初に入手した元親で、他花と交配した時の結実の確立は実生よりも元親の方がグーンと高く、良い子供達を生んでくれます。サイゴクだけど・・なぜか「日向羅紗」と呼ばれているようです。
どんなに理想を考えても、材料が無くては始まりません。
育種は・・・最後は「材料勝負」ですね。

2007年9月15日 (土)

懐かしい花


陽光錦」 今から20年近く前に交配されたギボウシですが、赤軸紺地に極黄の縞、更にはお葉付きで子宝咲きという・・・当時としては実に4芸品です。
とんでもないギボウシですね。

写真のギボウシ「陽光錦」は今から20年近く前に交配され、発表されたギボウシです。
当時はかなりセンセーションなギボウシだったのですが・・・今はいったいどの位の人がこのギボウシをご存知でしょうか。
このギボウシを交配したのは・・・いまはイカリソウやレンゲショウマのコレクターとして、知る人ぞ知る群馬のAさんです。
Aさんは当時は、やはり知る人ぞ知るギボウシのコレクターであり、育種家でもありました。
Aさんとの付き合いは、僕が「やまくさ」を始めて直ぐの年・・・今から15年ほど前からになります。
当時、僕のギボウシを見にいらしたAさんが、ギボウシ談義で意気投合、すぐにギボウシ展を開く事になり、Aさんのギボウシを中心に当時人気の野生種や交配種の主だったものは殆ど展示し、多くの方に見ていただく事が出来ました。
この時にAさんから紹介されたギボウシの中でも、群を抜いて輝いていたのがこの「陽光錦」です。
家族思いのAさんは、当時、自分の交配したギボウシに娘さんたちの名前をつけるのが自慢でした。
この「陽光錦」は奥さんの名前から付けたものです。
それだけにAさんが最も大切にしていた事がわかります。
(余談ですが・・・最近のAさんは、イカリソウ等には相変わらず「お孫さん」の名前を付けてますね・・親子3代ですね!! 交換の時等はまるで「人身売買」の様ですよ!!)
「陽光錦」は、「イエロースプラッシュ」や「飛駒産の子宝コバギボウシ」等を中心に交配されたものです。
当時としてはとても美しい赤軸で、紺地の強い葉に極黄の縞斑、更には花茎に小さな葉が数枚付くお葉付きで、しかも最初の2~3輪は子宝咲きになると言う、当時としてはとてもセンセーションな多芸品です。
写真のものはポット植えの株分け苗ですが、このギボウシは大きな鉢で作るとまるで別物のように迫力ある姿に変身します。
とくに「地植え」にした時の迫力はこの上なく素晴らしいものです。
展示会の頃も、特に高価な品物でしたが、なにせ「イエロースプラッシュ」が元なので・・・ランナーによる株分れが良く、瞬く間に増殖しました。
と・・・言っても・・・なかなかそこここでは見られないものですけどね。
こんな昔話も大切な資料です。
今のギボウシマニアの方にも、こんなギボウシがあることを是非知っておいて欲しいと思います。

最近・・・何かを調べようとしてネットや最近の資料を調べるのですが・・・どうも・・・僕らが知っている事実や歴史とは異なった事柄も多く・・・時には???と感じる事も少なくありません。
場合によっては、殆ど役に立たない「半可通」的な情報も多く見られます。
今日も、ガーデンライフ世代の方と色々と話をしていたのですが、やはり・・・今の「趣味の園芸」辺りの世代の人とは植物へのかかわり方が大きく違うと話していました。
個人的には、やはり時代の流れですから・・・それはそれで仕方が無いし、別に良いんではないかと思うのですが・・・そんな時代ですし・・・。
僕はこれまで・・・お蔭様で「エビネブーム」「ウチョウランブーム」その延長の「野生ランブーム」、そしてチゴユリやギボウシを走りとする「斑入り山野草ブーム」、新潟発信の「雪割草ブーム」、関西発信の「カンアオイ・テンナンショウ人気」そして「洋種山野草人気」「育種へのさきがけ」等を中心とするこれまでの山野草界の移り変わりを、結構中心に近いところから眺め、その都度、色々な事を経験し、多くの方々から多くの事を学ばせていただきました。
これは、今の僕にとっては何にも替える事が出来ない、かけがえの無い「財産」です。
先日もY園芸の若いYさんから「自分達にはその頃の経験がないのがとても残念、当時の情報をいっぱい知りたい」と言う言葉をもらいました。
僕が山野草を始めた30年チョット前の頃は、山野草の世界が大きく変化し始めた頃です。
これまで・・まとめて「山野草」だった世界に、野生ランを中心とする「個の人気」が生まれ始めた時期でもあります。
この頃に、この「変化」の多くを自分の周りで経験出来たことは、本当に幸運でラッキーな事だったと考えます。
これからもこのブログを通して、僕のこの様な経験から得た「情報」を、一つでも多く発信できれば・・・と、考えています。
つたない文章ですが、どうぞこれからもお付き合いください。(それこそ・・「半可通」ですが・・・)

「陽光錦」のつぼみ」 僕が最初に見たギボウシの子宝咲きはこの花が最初でした。まだ未完成なのか・・最初の2~3輪だけが本芸します。これは「飛駒産子宝コバギボウシ」の特徴でもあります。

2007年9月14日 (金)

「流れ」・・を作る!!


流れを作る」 レイシーの水中ポンプ・・結構すんごいです。流れがあると見てて飽きませんね!!
先日、日光で見てきた「山間部の用水路」の様な「流れ」を人工的に作ってみました。
と言っても・・・決して難しいものでは無く、たまたま立ち寄った熱帯魚屋さんで「レイシーの水中ポンプ」を見つけて、「これは使えるかも・・・」と、考えたのです。
丁度、北本のMさんにいただいた150㎝くらいの水容器があったので、そこにこの水中ポンプを取り付けて「流れ」を作ってみました。
写真の様にかなりの水流が作れます。
これで水の中の「酸素」の量もかなりのものになるので、植物達にはどんなものでしょうか!?
とりあえず・・実生2年目の「サイジョウコウホネ」の株を割って入れ、今年実生の「オゼコウホネ」の小苗や、抜けて水に浮かべたままだった「ヒメコウホネ」、さては、入手して8年近く経ちますがこれまで沈水葉以外は見せたことの無い山形産の「オゼコウホネ」等も入れてみました。
あくまで試験的なものですが、植物達も、それを見ている人間も・・なかなか気持ちのイイものです。
折角「流れ」を作ったので、バイカモやクロモなんぞも手配してみました。
酸素の好きな植物達は普通のビオトープではなかなか育たないものも多くあります。
ただ・・・こういう水槽を作ると魚を入れたくなるのは・・・・・悪い癖ですね!!
オイカワ・・なんか・・いいかも・・。

流れの中の植物」 試験的に入れた植物達・・ユラユラと気持ちよさそうです。手前の大鉢はなぜかずうーっと沈水葉(ロゼット)しか出さない山形産の「オゼコウホネ」・・どうして・・・!?
今日で、「雪割草交配実生苗リスト」がとりあえず完成しました。
興味のある方は「彩の華ホームページ」をご覧ください。

2007年9月 9日 (日)

下野の小宇宙(リトルコスモス)


今市の田園風景」 この田園風景の向こうに小宇宙(リトルコスモス)はありました・・・。
数日前の事です。
「今日、下見をしてきたんだけど・・・結構咲いてるよ!!」
電話の主は、栃木林野庁にお勤めのKさんです。
Kさんは古く、ウチョウランブームの走りの頃(丁度HCKB園さんが「初雪」を公開した頃かな・・・)からの友人で、これまでも裏男体山のコウシンソウの自生地をご紹介いただいたり、日光のウチョウランや色々な植物をご紹介いただいたりと・・・言葉ではあらわせないほどに色々とお世話になっている恩人です。
電話をもらってすぐに従業員達に相談・・「今度の日曜日に出かけていいかなあ・・・」
と・・・言う事で、今回、下野探索に出かける事となりました。
目的地は「今市周辺」、目的の植物は「シモツケコウホネ」です。

北関東に芯赤の珍しいコウホネがある・・・
そう聞いたのは数年前の事です。
コウホネマニアの僕としては、いつしかその自生地を見てみたいと考えました。
色々調べていると・・・その自生はどうも「日光周辺」との事。
それならば・・・と折を見て、仕事柄、誰よりも確かな情報を持っているKさんに、忙しいの承知で連絡をとらせていただきました。
今日、自生地を訪ねる間にも、Kさんは台風の前と後の2回も現地を視察くださり、今回の訪問になりました。

現地を訪れると、先ず、駐車場所の看板が目に付きました。
辺りは普通の田園風景です。

駐車場所の看板
そして、細いカーブを曲がった辺りから、ぽつぽつと目的のコウホネの花が見え始めます。

読んでね!!
そして、その後に咲いている風景がこれです。

シモツケコウホネ」 漸く見る事が出来ました。

シモツケコウホネ」 ニョキニョキと真っ直ぐ伸びた花茎が特徴的です。水上葉が無いので余計に花茎が目立ちます。でも、それより何より、この狭い空間だけがまさに自然のビオトープでした。あまりに完成された自然の姿は、1日見ていても決して飽きることはありません。色々参考になりました。

「シモツケコウホネ」は学術的には「オグラコウホネ」の変種とされています。
自生は現在、南那須町と今市周辺の2箇所が確認されており、この、今市の自生地は幅50cm・長さ30m程の細く狭い用水路です。
特徴としては、何と言っても浮葉形成能力が無く、水上葉や抽水葉は全く見られません。
沈水葉も他のコウホネとは比べ物にならないくらいに細く、おそらくは流れの速い用水路に適応する為に、細く軟らかくなり水に逆らわずに流れ揺れるようになったのだと思われます。
水面から太い花茎を突き出すように長く伸ばして、抱え咲きの花は花芯を紅色に染めます。

沈水葉と花」 紅色に染まった海草のような長い葉が沈水葉です、これ以外の葉は一切ありません。

葉のアップ」 かなり特徴があります。

台風でちぎれた葉」 ワカメみたいです。茎は殆どが中空で、オグラコウホネの変種とされる所以です。

流れ」 こんな感じで、狭い用水路ですが冷たい水が絶えず速いスピードで流れています。この事からかなり豊富な酸素を必要とする植物であることが解ります。冷たく速い流水と豊富な酸素・・鉢栽培は大変かも・・・。
途中で地元の人の話も伺うことが出来ました。
おそらく昔は沢山あったのではないか・・・と言う話です。
ただ、農家の人にとっては単なる用水路の雑草であり、用水のドブさらいや農薬、除草剤、そしてU字溝等の諸々から、次第に消えて行ったのではないか・・・との事が推測されます。
地元の方々のご努力で、現在も増殖活動がされていますが、すでに周辺の用水路はU字溝の計画等もあり、広範囲にわたる普及は望めそうにありません。
止水池実験もしたそうですが、やはり沈水葉以外の葉は出さず、永くこの地において適応した形態であることも確認された様子です。
今朝、この地を訪れるにあたり、我が家の「オゼコウホネ」と「サイジョウホネ」が合わせる様に開花していました。
ちょっと贅沢ですが・・・芯赤コウホネ御三家揃い踏みの写真を載せてみましょう。

シモツケコウホネ

サイジョウコウホネ

オゼコウホネ」 ・・嗚呼・・なんと贅沢な揃い踏み・・やはりオグラタイプなので、花は「サイジョウ」と似ている気がします。
帰りの車に乗ろうとした時、Kさんより1週間前の9月2日の「下野新聞」のコピーをいただきました。
そこにはな・・・なんと・・・・
「シモツケコウホネに雑種・ナガレコウホネと命名」
ひえ~~~~なんじゃこりゃ~~~
どうも下流の佐野や真岡等3箇所で、シモツケコウホネとコウホネの中間形態で殆ど不稔種子というものが見つかったそうです。
ビックリ・・・でも少しは近いから・・これも見てみたいですね。
Kさん、早速情報を集めてくださるそうです。
うれしい・・・。

もしかしたら・・・ただのコウホネだと思って見過ごされているものが・・・まだまだ沢山ありそうな気がします。
「オラんとこのコウホネはなんだか真ん中が赤えぞお・・・」「ほお・・そりゃあー珍しいねえー・・」
そんな感じで次々と新しいコウホネが見つかるかも知れませんね。
見過ごされていた分野が、まだまだありそうな予感がします。

小代行川庵」 すぐ近くにあります。ここのお蕎麦は美味しいですよ!! 開店直後と言うのに人がいっぱいでした。ここでもシモツケコウホネのパンフが置かれていて、町ぐるみでアピールされている様子が伺えます。是非、大切にして欲しいですね。

2007年9月 8日 (土)

ギボウシの花



イワギボウシ斑入り子宝咲き」 秩父系イワギボウシの白縞斑で子宝咲きと言う2芸品です。イワギボウシでは意外に多く見られるタイプかもしれません。まだ余り大きな苗ではありませんが、しっかりした花芸を持ち、奥の花等は蕾の段階で子供が割れているのが解ります。大株になったときの芸が見ものですね。なお、この個体は一見オシベがあり葯包もありますが、花粉塊はありません、残念。

9月9日、ついに最高芸開花」 上の写真の蕾の子宝芸が開花しました。見事な芸ですよ。
写真の花は秩父系イワギボウシの(ガクが枯れ落ちずに残っているのですぐにわかりますね!!)、白の縞斑で花が子宝咲きという2芸品です。
とかく、葉芸品ばかりが注目されているギボウシの仲間ですが、実は意外にも花変わりが多く見られます。
それも、「斑入りで花変わり」とか「純白で花変わり」なんていう2芸品が、結構多く見られるものでもあります。
例えばイワギボウシ1つとっても「武甲誉」や、それに類するT氏の「武甲系」には幾つかの子宝咲きや八重咲きが見られます。
同じくS氏の「子宝」と呼び鳴らしているもの等も、紺地の強い綺麗な全面の白縞に、まずまずの子宝芸を見せてくれます。
「武甲変化」等も、斑は余り好きではないのですが、チョット毛色の変った特徴ある花姿の変化を見せてくれます。
無地葉ですが北関東の「岩牡丹」等も、葉の平開する特徴ある丸葉で、花は多弁系の八重咲きです。
先のT氏のところには、この「岩牡丹」の血を引くと思われる武甲系の縞斑も見られ、「源五郎」と銘付けたもの等は「丸葉紺地白縞覆輪」の葉芸で、今から開花が楽しみです。
その他にも栃木の「白輝晃」の様に「純白の散り斑」や、無名ながら「純白で多弁八重花」等もみられ、イワギボウシだけでもまだまだ見つかりそうです。
他にも有名なところではオオバギボウシの「富士牡丹」(これはコバとの中間タイプ)やヒュウガギボウシの「日向牡丹」(たまに・・なぜか「ミズギボウシ八重」の名で販売されています)、北関東で見つかったコバノギボウシの「純白八重咲き」等、色々見られます。
無名ながら、オオバギボウシとコバギボウシ(キヨスミとする説もあります)には、見事な「子宝咲き」も見られます。
マア・・・「アフロディーテ」なんかもそんなものですね。
こんなもの達もこれからの育種には欠かせない材料です。
まあ、余りチャンポンにせずに、イワはイワ、オオバはオオバ、コバはコバの交配が無難ですけど・・・。
変化花や変化葉の芸は大株になればなるほど見事なのですが、それだけに芸が進むと花の生殖器も変化してしまいます。
写真の「イワギボウシ斑入り子宝咲き」も、葯はありますが花粉はありません。
変化した花ではメシベも弁化して退化してしまいますが、写真の様な苗では「標準花」も咲き分けるので、そのような花はメシベも正常です。
こういったタイプのものは、小苗のうちほど交配のチャンスなんですね。
一回交配してしまえば、このタイプのものはだいたいが「劣性ホモ」ですので・・・あとはこっちのペース・・・ですね。
まだまだこれからも色々なものが出てきそうなギボウシです。
どんどん掘り起こしてみましょうね。
なんせ、育種に大切なのは・・「絶対的な親の数」・・・ですから。

オオバギボウシ子宝咲き」 見事な子宝芸です。良く似た花に「コバ子宝咲き」(キヨスミ?)があり、どちらもセルフ実生すると100パーセント子宝咲きが咲きます。この事によりこの芸が「劣性ホモ」だと言う事が良く解りますね。

コバノギボウシ純白八重咲き」 北関東で知人が発見した純白の八重・子宝咲きです。力が無いと采咲きの様なボロ花になりますが、充実するとダブル咲きや子宝咲きを交えます。この地域のものはコバとタチの中間タイプが多く見られ、この個体も例外ではありません。来年、セルフ実生苗が咲いてくるので、このタイプも遺伝子の仕組みが解読できるでしょう。(多分劣性ホモ・・だとは思いますが) ちなみに子供は全て青軸です。
明日の9月9日(日)は勝手ながら出張の為、園は開いていますが僕と奥さんは不在です。
どうぞご了承ください。

2007年9月 7日 (金)

続・黄花ミスミソウの検証


「満月」根伏せ1年後の姿」 しっかりとした来年の芽が出来ています。
2002年12月22日のブログで
「富山の黄花は根から芽が出来る」と言う話しを載せました。
その時に根から発芽している写真を載せたのですが、
先日、ポット苗の植え替えを試みていたところ、その時の「根伏せ」の「満月」を見つけました。
葉が2枚付いていたので抜いてみると、1年前の古根を残した状態で、新しい株がしっかりと出来上がっていました。
根茎伏せは、根茎にある潜伏芽を動かす為の方法ですので、考え方によっては芽が出来て当たり前です。
しかし、根伏せは潜伏芽では無く、何も無いところから不定芽を出させる方法ですので、結果として雪割草も不定芽を作るという事なのでしょうか。
根伏せの話は時折聞いておりましたが、実際に自分のところで出来てみるといささかビックリです。
良く見ると芽も2芽だし・・・。
これからが植え替えの季節です。
気になる方はどうぞ実験してみてください。
ただし、あくまで「太い根を伏せる事」ですよ。

台風一過」 何事も無くて一安心です。ただ、数日は暑くなりそうですね。

むかつき

ここ3回ほど・ホームページを更新しようと色々と文章を打ったのですが、全然送信を受け付けてくれません。
そのたびに、一生懸命うった文字や写真が消えてしまい・・・何度試みても全てやり直しです。
むかつきです・・・時間の無駄だし・・・
取敢えず・・「彩の華ホームページ」販売品の三段咲きと二段咲きの一部を追加しました。
まだまだ続きます。(もう少し・・)

2007年9月 3日 (月)

夏のお遊び・・2


堂ヶ島の天窓洞」 「伊豆の松島」(オイオイ・・・ホントカヨ)と呼ばれている堂ヶ島です。遊覧船に乗って島めぐりぃ~!!
次の目的地は堂ヶ島です。
なぜ「堂ヶ島」か・・・
一度、誰もが推奨する「ニューG」ホテルに泊まってみたかったからです。
少し早めについたのですが・・「堂ヶ島」・・意外に遊ぶところはありませぬ。
取敢えず、一番安い「天窓洞巡り遊覧船」にでも乗ろうと言う事になりました。
たしか20分で一人1000円で少しおつりが来るくらいです。
舟に乗ると、適当に小島を巡った後に上の写真の洞窟に入ります。
洞窟の中にポッカリと天窓の様な穴があり、光が差し込むところから「天窓洞」と呼んでいるのだそうです。

天窓洞」 中から見るとこんな感じの穴です。
なんだかとても珍しい現象だそうです。
よくわかりませんけど・・・。
ちなみに・・上から見るとこんな感じです。

上から見た天窓洞」 なんとも・・どんなものでしょうか!?
「堂ヶ島ニューGホテル」は評判通り良いところでした。
料理もめーーっちゃ美味しいです。
お風呂もよかです。
アミューズメントもよかです。
パソコンがあってインターネット見放題だったので「彩の華日記」を見てみたら、「ゲッ、又、スパムメール入ってるよ・・」
帰ったら消しちゃいましょう。
部屋に入って最初に出された「クズキリ」の旨い事!! 伊豆なのに「トコロテン」では無く「クズキリ」と言うところがニクイですね。
当然、お土産に買ってしまいました。

三四郎島」 角度によって3つにも4つにも見えるので「三・四郎島」だそうです。普段は離れ小島です。
次の日は「三四郎島」に渡ります。
三四郎島は普段は離れ小島なのですが、潮が引くと石路が出来て道が浮かび歩いて渡れます。
トンボロ現象と言うのだそうですが、なかなか見られない現象だそうです。

三四郎島のトンボロ」 大潮なので見事に道が出来ました。
次の朝、干潮の時間です。
波によって押し上げられたゴロタの道が出来ていました。
大潮なのでいつもよりも余計に道幅があります。
(ほんとかしら・・・)

トンボロを行く」 こんな感じでワチャワチャと人がいっぱいいます。手前はトンボロを行く奥さんと娘ですが、二人ともヒールのある靴でゴロタを歩いています。バカですねえ。
何となく興味本位でトンボロのゴロタをめくってみると・・・

?????」 な・・・なんじゃコリャ~!! ユムシかしら??・・・でも・・黒いし・・??? これでもカレイの餌くらいにはなるのかしら・・???
今日はこのまま箱根に直行です。
少し時間があったので、強羅で「ガラスのサンドブラスト」に挑戦です。
次の日はついに雨です。
御殿場で何軒かの仲間のところによってすこし仕入れ。
帰りは「御殿場~大井松田」間で11キロ2時間10分の事故渋滞でした。トホホ・・・。
ちなみに・・・
伊豆では「Gホテルのクズキリ」「桜海老」
御殿場では「金華豚」「馬刺し」「黒豚の味噌漬け」
足柄で「鈴廣のカマボコ」を買って帰りました。
何と言っても「金華豚ロース」で作ったとんかつが最高でしたよ。
この日から涼しげな秋の気配です。
旅の終わりは夏の終わりのようでした。

2007年9月 1日 (土)

夏のお遊び


須崎の遊歩道」 須崎半島にはいくつもの遊歩道が見られます、途中で様々な海浜植物を見る事が出来ますよ。
8月の26日から29日の4日間、漸くお蔭様で夏休みをいただく事ができました。
今回は1ヶ月前から計画して、とにかく「大潮」の日を狙っての旅です。
えっ・・・なぜ「大潮」の日を狙うかですって・・・それはもちろん!毎年のお楽しみ「磯遊び」の為ですよ!!
今回はターゲットの中心は「伊豆」の「下田」です。
目的は2つ・・・「磯遊び」と「イズアサツキの自生を見る」事です。
あとは・・・まあ・・・のーーーーんびりする事ですね。
温泉入って・・・美味しいもの食べて・・・・最後に・・・・仕入れかしら・・・
と・・・言う事で
26日・・自宅~下田~須崎~爪木崎で下田泊
27日・・下田~戎島~堂ヶ島で堂ヶ島泊
28日・・堂ヶ島~箱根で箱根泊
29日・・箱根~御殿場~自宅
と・・・言うコースに決定!!
あとは駆け足で写真解説。

須崎のハマナデシコ」 別名フジナデシコとも呼ばれます。海岸ではおなじみの花ですね。どこでも満開でした。
やはり「イズアサツキ」は花が終わっていてなかなか見つかりません。
「須崎」は諦めて「爪木崎」へと移動します。
ちなみに・・・どこの海岸でも駐車料金稼ぎをしています。・・・1000円取られました。

爪木崎の灯台」 この辺りは日本水仙の咲く海岸として有名です。
この灯台の裏の崖を「貝ドロボウ」のお兄ちゃんたちが海まで降りて行ったので、もしやと思いついていってみたら・・・・・
めーっけ、ありました・・・「イズアサツキ」です。思ったよりも非常に小さく痩せています。
岩の割れ目の砂溜まりにしがみつく様に生えていました。
自生が見られて・・・う・・・うれひい(涙・・)
ソナレセンブリを探したのですが流石にわかりません、あるのはハマボッスとソナレムグラばかりです。でも、花時に来て見たいですね。

戎島の潮だまり」 凄いぞ「大潮」!! 見事に潮が引いてタイドプールがあちらこちらにあります。
2日目はいよいよ「磯遊び」です。こればかりは大人になっても止められません。(バカですね)
伊豆の海岸は急峻な崖が多く、余り磯遊びには適していません。色々調べて・・・今回は須崎の「戎島」に決めました。丁度、雰囲気的には去年行った千葉の沖ノ島に似ています。

My・サンゴ礁・by・戎島」 結構いろんなものが採れました、ただ、伊豆は未だ早かったかも・・・」
ビーサンで行ったので岩場で転んで擦り剥きながらも悪戦苦闘、2時間程遊んでましたが結構楽しめました。

ソラスズメダイ」 伊豆はヤッパリ「ソラスズメ」が多いですね。千葉にはこんなにいません。

My・サンゴ礁・by・戎島2」 娘と二人でソラスズメの他にも色々採りました。オヤビチャ、コウワンテグリ、良く解らないギンポの仲間、イワシみたいの、キュウセン、ウバウオ、ハオコゼ(捨てた)、イソスジモエビ、シッタカ(バテイラ)、サンゴイソギンチャク等など・・
潮も満ち始めたのでおしまい。
当然、みんな逃がしてあげました。
結論から言うと・・・魚の多さでは「外房の勝ち」かしら・・・。
チヨウチョウウオは未だ一匹もいなかったし・・(やっとカゴカキダイレベルでした)
ただし、そのほかの海岸生物は、やはり「伊豆の勝ち」ですね。海草一つとってもこれは面白い!!
さて・・・これから「堂ヶ島」に向かって走ります。
(たぶん・・・つづく)

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