« 伸びろ、ゴームズ!! | トップページ | 日本の野菊 »

2008年1月20日 (日)

「わんぱく王子の大蛇退治」


なんでも甲竜君」 新潟のKさんが選別された赤花甲竜です。全ての葉や花に裏甲竜を現して実に小気味良い逸品。なんと・・標準花や段咲きと交配しても、F1でも結構裏甲竜芸を現す事がある、すんごい優性遺伝子を持っているので・・ついた名前が「何でも甲竜君」。微妙に全て異なった葉姿は、あたかも「ヤマタノオロチ」の頭みたい!!
僕の雪割草のライフワークの一つに「甲竜芸」があります。
普通の人がみたら「なんじゃこりゃ~」と言いたくなるような奇妙な姿ですが、なぜか僕はこの芸に惹かれます。
写真の「裏甲竜」はKさん選別のもので、不定形の甲竜芸が多い中にあって常に安定した芸をみせ、更に交配する相手によってはF1でも裏甲竜を現すという優れものです。
微妙に異なった姿の葉を四方にくねらせる様は、まるで「ヤマタノオロチ」の八つの頭のようで見ていて気持ちよくなります。
ちなみに、「ヤマタノオロチ」に対する僕のイメージは昔見た漫画映画の「わんぱく王子の大蛇退治」の「オロチ」そのものです。
実はこの漫画映画は僕が幼稚園の頃、父につれられて初めて浅草の映画館で見た映画です。
「わんぱく王子の大蛇退治」は、当時、東宝の「ゴジラシリーズ」と人気を二分していた「東映長編マンガシリーズ」(東映まんが祭り)の初期の1本です。
「白蛇伝」から始まったこのシリーズの確か第5作か6作目がこの「わんぱく王子の大蛇退治」で1963年の封切りです。
当初、製作途中までは「虹の架け橋」と言うタイトルだったのですが、余りに堅すぎたようで後にこのタイトルに変更になりました。
内容はまあ、日本誕生の物語ですが、この漫画映画、今見ても実に面白い内容ですよ。
ビデオ撮っといてたまに見てますから・・・。
実はこの長編漫画の辺りから今日のアニメ界をリードする先人たちが集結しています。日本アニメの分岐点なった作品と言っても過言ではありません。
「わんぱく王子・・」から後に「ホルス」「長靴・・」「ゆうれい船」「宝島」へと続き、「ルパン」「ハイジ」「未来コナン」「カリオストロ」への流れと続いて行くんですね。そして「ジブリ」へ・・・。
かの宮崎駿さんもこの頃は未だ「動画」でした。
この映画の見所は何と言っても「ヤマタノオロチ」との対決シーンです。
この辺は大塚康生さんと月岡貞夫さんが原画を担当したそうですが、とにかくオロチがカッコイイ!!
八つの頭が全部違っていて武器も「火」だったり「水」だったり・・・ボスキャラもかっこいいけど、僕は「丸い目のオロチ」が何気に気味悪くて良いですね。
何と言っても「キャラ」がイイ!!
「天のハヤコマ」の動きも凄いし、フカンやアオリを多用した場面設定や画面構成もすばらしいです。
演出は当時の東映アニメの大御所芹川有吾さん、キャラは動物好きの森康ニさんなので見ていてとっても可愛い個性的なキャラばかりです。
主人公の「スサノオ」なんて今見ると「ゼルダ・風のタクト」の「リンク」に雰囲気がそっくりで「風のタクト」のCM見たときは思わず「スサノオだ」と思ったくらいです。
「ゼルダ」は任天堂だし、任天堂と言えば「ポケモン」だし、「ポケモン・映画」は「オロチ」の当時のスタッフの一人・小田部羊一さんが総監だったし・・・絶対にこの「風のタクト」は小田部さんがかんでると思ったくらいで・・・つい「ゼルダ」も買ってしまった。(ちなみに「リンク」の名前を「スサノオノミコト」にして戦ってました・・・馬鹿です・・でも、そういう人結構多いみたい)
「オロチ退治」のシーンもいいけど、他にも見所はいっぱいです。
「ツクヨミノミコト」の氷の国のシーンは「不思議な国のアリス」のワンシーンみたいだし・・・「ホッパー」みたいにも見えるし・・・
「火の神」との戦いのシーンは楠部大吉郎さんの原画なので「風のフジ丸」見ているみたいだし・・・
動物たちは「ハッスルパンチ」そのものだし・・・
もうこのへんは昭和30年代オヤジ大喜びですね!!
高天原の「岩戸」のシーンでは「天のウズメ」の踊りがとにかく凄いしチャーミングだし・・・
「天のハヤコマ」がすんごくかわいい!!
でも、一番面白い見所は・・・・なんといっても「オロチ」の鳴き声が「ゴジラ」なのと、音楽を「東宝怪獣映画」の伊福部昭さんが担当・・・と言うところです。
よく「東宝」が黙っていたものだ!!・・・と思う。
「オロチ退治」のシーンの音楽なんて、音だけ聴いているとほとんど「地球防衛軍」ですから・・・・・モゲラ出てきそう。

あ゛あ゛・・なんだか全然違う話になってしまいました・・・前回といい・・・・・・反省!!
でも、昭和30年代の人にはすんごく懐かしいでしょうね。
書いてたらまた観たくなったし・・。
こういうマンガ映画・・・子供たちに沢山観てほしいですね。
僕の「甲竜好き」はもしかしたらこのアニメあたりがルーツなのかも・・・・たぶん・・・ね。

般若」 羅紗系の変化葉ですが、全部の葉姿がバラバラで、これも「ヤマタノオロチ」みたいです。ちなみに、今年は「何でも甲竜君」♀に「般若」♂の交配が咲いてきます。傑作が出たら是非「八又大蛇」と銘付けたいですね。

大紫峰甲竜」 千重咲きの大紫峰ですがなぜか裏甲竜葉です。魚沼辺りのマニアの棚で芽変わりしたものですが結構安定しています。ただし、花は普通の千重咲きですよ。


オマケ・・・」 あ゛あ゛・・・やっぱりカッコイイ!!
ここんとこ・・・こんなんばっかし・・・でも、たまにはイイよね!!(たまに・・・じゃないぞ!!)

« 伸びろ、ゴームズ!! | トップページ | 日本の野菊 »

「園芸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 伸びろ、ゴームズ!! | トップページ | 日本の野菊 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ