« イロモノの交配もなかなか楽し・・・ | トップページ | こだわり(たい・・)その3・開花時期 »

2008年3月16日 (日)

こだわり・・その2(草姿)


満開の交配室」 交配室もいよいよ満開です。奥の棚に並ぶ花の群れは三段咲きの♀群です。これからは日毎に次々と散花に向かいます。早く交配しないと終わっちゃうよぉ~!!
今朝は朝のうちから霧と曇り空であまり温度が上がりません。
丁度その頃に、お客様たちがいらしていたので・・・今日の午前中は珍しく(?)接客です。
皆様のところでも早いものは終わり始めている様子で、まだ使用可能な交配親を求める方が多くいらっしゃいます。
今日は昼からは天気もよくなって、気温もぐんぐん上がってきたので、今年初花のF1をメインにした交配を試みました。
僕の交配のこだわりの一つに「草姿」「花姿」があります。
どんなに良い花でも、満開の頃にはバラバラに倒れたり、花茎が30cmも伸びたのでは鑑賞云々の問題ではありません。
他の展示会の審査状況は良く解りませんが・・・気付いておられる方もいらっしゃると思うのですが、日本雪割草協会の「全国大会」等の審査基準のひとつに「雪割草の花リング及び葉受けリングは審査に不可」と言う基準があります。
(未だにこの基準に反対の業者さんもいらっしゃいますが・・・なんで直ぐに妥協したがるんだろう・・・ぬるいね!!)
何を隠そう、この面倒な審査基準を提案したのは・・・・・・・僕です。(この前には、「鉢もなるべくなら仕立て鉢は不可」と言う提案もしました・・・スマセヌ!!)
これは、「雪割草を花だけで無く、全体のバランスを含めて審査する」と言った意味合いが強く、「雪割草の花リング」は例えるなら「盆栽の展示会で針金を巻いたまま展示するようなもの」と考えるからです。
この審査基準、結構シビアなもので・・・どんなに良い花でもリング無しではバランスの悪い品種はことごとく落されます。
無理して咲かせても、決して良い結果にはならず、この事が如いては今後の雪割草の育種レベルを向上させるものと考えています。
先日、ある「園芸マニア」の集う有名ネットで「雪割草の育種は花だけに捉えられ、全体を見ていないので園芸的には遅れている云々・・・」と言うコメントが、雪割草の事を何も知らない園芸小僧によって書き記されていましたが、事実、草姿や全体のバランスは大切です。
コレはすべての植物にもいえることですけどね!!
僕は、数年前からこの辺の事も考慮して交配を続けています。
マイナスポイントをプラスにしなくては「育種」の意味がありません。ドンドン自分を追い込みましょう、結果は必ずついてきますよ。
「花」+「芸」+「葉」+「草姿」+「鉢映り」・・・そして、審査の日に「最高の状態」である事・・・
「日本雪割草協会」の壁・・・年々高くそびえていますね!!

三段咲き・初花」 「桔梗の姫」系の大輪三段咲きで、H17年実生の初花です。花・大きさ・芸・葉姿・草姿等、全てに於いて申し分の無い銘花になると思います。

青軸無毛二段唐子初花・親は見れば解るでしょ!!」 スッキリとした赤紫色の覆輪が美しい、青軸系無毛のニ段唐子咲きです。こんなものでも結構時間をかけて、真心込めて作ったんですよ!!

« イロモノの交配もなかなか楽し・・・ | トップページ | こだわり(たい・・)その3・開花時期 »

「園芸」カテゴリの記事

コメント

有難うございました、土曜日届きました。わくわくする二段覆輪ですね、そして雌しべの沢山あるもっこりした花も付いてきていました、万歳です。これをうまく交配すると、花びらの沢山ある千重の白覆輪ができそうですね、Iさんが言うでしょう。私の花はまで半分も咲いていませんので、「無限」のような花がありましたら又
送って頂けませんか、お願いします。

白覆輪王爺様、こんばんは。
先日の苗、気に入っていただいて嬉しく思います。
さて、「無限」ですが、コレまで2・3人の方にお分けしていますが、現在は一芽です。
増えればお分けできると思いますが、結構癖のある花ですよ。
今年の実生はだいぶ咲き上がって来たので、「無限」の様な花は出てこないと思います。
(分離苗、傷めているので花は来年です)
次年、開花するようならとっておきますね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« イロモノの交配もなかなか楽し・・・ | トップページ | こだわり(たい・・)その3・開花時期 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ