« 遅咲きが始まりました | トップページ | 山野草の季節 »

2008年4月16日 (水)

巨大輪に挑戦


僕の宝物」 最も古い時期に輸入されたアクミナツム(E.acuminatum)です。現在出回っているものよりも数段大型で、左上の花1輪だけでも6cmをゆうに越えています。株全体ではとてもグラペに入りきれませんでした。残念ですが今ではこのタイプは殆ど見られません。
イカリソウの交配の目的の一つに「花を大きくする」と言うのがあります。
中国のイカリソウの中にはかなり花の大きなものもあり、当然それらの交配の中から大きな花は生まれてきます。
でも・・・ただそれだけでは面白くありません。
たとえ大型化しても、やはりスッキリと葉の上で咲いて姿の良いもの、花の形はもとより綺麗な色味のもの、コントラストのしっかりしたもの、日本人好みの味わいがあり山野草的であるもの・・・等々。
やはり交配の目的としてのポイントは抑えたいものです。
折角大型になっても葉の下で咲いたり、花茎が四方に暴れたり、ランナーでどんどん株が走ってしまうものはポイントダウンです。
やはり「鉢に収まってなんぼ」・・・なんですね。
アクミナツムを筆頭に、ウーシャネンセ、バオジンゲンセ、メンブラナセウム等、これから大型種が続々と開花してきます。
ジックリと考えて交配したいですね!!

イカリソウ交配種初花「富嶽」」 上の写真の昔のアクミナツムに「白糸」交配の(E.acuminatum×`Siraito`)です。とにかく巨大な花で初花のくせに親レベルの大きさを持ちます。スッキリとした草姿も良く、白と藤紫色の対比から「富嶽」と銘付けました。

イカリソウ交配種初花」 これは以前紹介したラティセパルムに「都」を交配した(E.latisepalum×`Miyako`)の兄弟です。これもとにかく大きな花ですが、花間や色合いに「都」の特徴が見られます。全体にずんぐりとした面白い味わいのイカリソウです。


イカリソウ交配種初花」 この2枚はラティセパルムに古くより「甲斐紫」と呼ばれていた銘花を交配した(E.latiseparum×`Kaimurasaki`)です。
これも大きな花ですが、花着きも良く全体のバランスも良いもので、ラティセパルム交配の中でもひときわ大きな花でした。

イカリソウ交配種初花」 これは最近普通に流通しているタイプのアクミナツムに「更紗源平」を交配した(E.acuminatum×`Sarasa-Genpei`)です。このタイプのアクミナツムでは花はあまり大型になりません。最近、アクミナツム系の交配種が多く紹介されていますが、どうも花の大きさが巨大と言うほどでは無くピンと来ませんでしたが、どうも交配に使うアクミナツムの個体差によっても花の大きさが変化しているようです。

イカリソウ交配種初花」 これも普通に流通するアクミナツムに「丹頂」を交配した(E.acuminatum×`Tanchiyou`)です。やはり巨大と言うほどの大きさでは無く、花色もやや寝惚けています。優しい色合いと言えばそんな雰囲気ですけど、この交配ではそれは論外かも・・・ですね。
色々な親を交配してみると、それぞれが持つ色々な花の特性が見えてきます。
だから交配はやめられませんね!!
いい親はしまっとかないとね!!

« 遅咲きが始まりました | トップページ | 山野草の季節 »

「園芸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 遅咲きが始まりました | トップページ | 山野草の季節 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ