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2009年8月 7日 (金)

死滅回遊魚よ何処へ

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外房江見の磯」 中潮ですが風が強くて波がすんごい!! これで本当に魚がいるのか・・・。

8月3日~4日は千倉に連泊です。
宿泊はいつもの「夢みさき」さん。
ここは外房には珍しく(失礼・・)夏冬関係なく料金や待遇が一緒なので安心して泊まれます。
8月4日はいよいよ久しぶりのルンルン磯遊び。
目的はモチロン、「死滅回遊魚」たちと戯れる事です。
「死滅回遊魚」とは台風等と共に黒潮の流れに乗ってやってくるサンゴ礁の魚たちの事で、その殆どは磯に辿り着いたまま冬を越せずに死滅してしまう熱帯性の小魚や稚魚たちです。
ここ房総の地で有名なのは、8月以降から見られるチョウチョウウオやスズメダイの仲間をはじめとして、秋頃からは防波堤ではツノダシや冬も近くなるとヤッコやキンチャクダイの仲間の幼魚なんかも見られます。
僕もコレまで、トゲチョウチョウウオ、アケボノチョウチョウウオ、ニセフウライチョウチョウウオ、チョウハンなんかを見ています。
慣れた人ならば東京に近い割にはなかなか面白い磯遊びが出来るのです。
先ず最初に、いつもの鴨川の穴場まで上がって行ってみたのですが・・・ここは車を止めるのも難しい場所で・・・・・
結局、再び南下して江見の磯に腰を落ち着けることにしました。
ここは駐車代1日500円を取られるのですが、車は安全だし、水場はあるし、トイレもあるし・・・とても安全で安心できる場所です。そう考えると500円は安いですね。
さて・・・磯に着いて波を見て先ずビックリ・・・な・・・波が高い・・・。
それが上の写真です。
水も少し冷た気で、本当に死滅回遊魚は来ているんだろうか・・・。
それなりにタイドプールは出来ていたので、片っ端から潮だまりを覗いてみましょう。
魚はたくさんいたのでとりあえず3時間ほど遊んでみたのですが、午後にはかなり水位が上がってきたので・・・危険なので切り上げとします。
初日の結果がコレです。
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8月4日の成果」 メジナの子がイッパイとせいぜいオヤビチャくらい。なかなか地味な結果でした。

この日はせいぜいスズメダイの仲間がやっと・・・
やはり未だ海水温が低いのでしょうか・・・??
死滅回遊魚はまったくいません。
少し早かったのか・・・・!??
この日の夜、熱帯低気圧が台風に変わったとの報道がありました。
確かに今年は台風がとても少なく、海水温も常に吹いている風で沿岸の海水がかき回されて、海底の低い温度の海水が混ざっている云々と報道でも再三話しています。
やっぱり・・・異常気象の影響がこんなところにも・・・・。

ところがです!!
つぎの8月5日の朝、ホテルから海を見ていて・・・何かが違う・・・。
海がとっても穏やかで・・・しかも今日は・・・大潮・・。
本来なら今日は千葉を離れて横浜に向かう日・・・・
少し悩んだのですが・・・・
イヤ・・・・マダマダ時間がある。
せめて午前中だけでも・・・・!!
家族を説得して、急遽、昨日行った江見の磯に再び向かいます。
江見の磯を見てまたまたビックリ・・。
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江見の磯」 見よ!! この水の引き具合。昨日とは打って変わって波も穏やか。

これだよこれ・・・コレを待っていたんだよお・・。
見事な潮の引き具合、あちらこちらにタイドプールが出来ています。
風の向きもなかなか良いし・・・何かを感じさせる予感が・・・・・。
波の端っこがタイドプールにゆるく流れ込んで、死滅回遊魚がいそうなポイントがあちらこちらに見られます。
磯の先端の方に行って潮だまりを覗いてみると・・・いるわいるわ・・・なんだかいろんな魚が泳いでいます。
まあ・・・殆どが昨日と同じボラとかメジナの子ですけど・・。
でも・・・サカナとか生き物みても・・昨日とは何かが違う。
じっくりと水の中を見てみると・・・色んなものがいますよね!!
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ケヤリムシ」 いましたよーん。足元にひらひらと花咲くケヤリムシ君です。触るとすぐに引っ込んじゃうんですけど・・。
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ニザダイの子」 尾びれの手前に3つの小さな棘があり「サンノジ」とも呼ばれます。この時期のこの海には良く見られる奴です。結構しぶとくて5分以上格闘してました・・・でも、カワイイ。

あれやこれや遊んでいると、奥さん網を持って・・突然大騒ぎ!!
「きゃーーーっ、きゃーーー、きゃーーーーーっ・・・みてみて・・・・あれっ・・・だめかなーーー・・・あれれ・・・・あっ・・・やっぱりいたーーーっ、うれしーーーーっいたいた・・・・とったよーーー初めてとったよーーーーっ、うれしーよーーーっ」・・・・・・って・・・なんかうるさい・・。
そのうるさかった原因がコレ・・。
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うるさい原因」 コレは可愛い!! 指の爪ほどのチョウチョウウオの仲間「チョウハン」の子です。この仲間はタイドプールの波打ち際の縁をヒラヒラと木の葉の様に泳いでいるので、慣れた人なら解り易いですね。

と言う事で、2時間少し遊んだこの日の成果はこの通り。

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8月5日の結果」 ヤッパリいました「死滅回遊魚」たち。

わずか1日でこの差はナニ!!
トゲチョウチョウウオ、チョウハン、ソラスズメダイ、オヤビチャ、スズメダイの仲間等など・・・死滅回遊魚たちはちゃ~んといました。
みんな1cmにも満たない小さな魚たちです。
ヤッパリ外房は面白い。
いつもの小さな水槽(100円の虫かご)に入れて記念撮影。
そのあとは全てリリースです。
多分やがては死んじゃうとは思うんですけど・・・・。

ワレ死滅回遊魚トタワムルル・・・。

この様子では9月~10月頃の大潮の日はとても期待できそうですね!!

この日の午後は車に乗って次の目的地の横浜に向かいます・・・が、
この続きは・・・またあしたーっ。

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コメント

ご無沙汰です。大阪のハヤシです。

和歌山ではこの死滅回遊魚のメッキ類(GTの仲間)が越冬しているのか5月の連休ごろに30cmクラスのものが河口で釣れたりします。

南紀の方ではハイビスカスやブーゲンビリアが庭木や生垣に使われていますが、私の庭でも嫁が植えたハイビスカスがちゃんと越冬しています。

日本はやはり亜熱帯化していくのでしょうか。
それとも熱帯性の魚や植物が低温に耐性を持つようになってきたのか・・・

ハヤシ様、ご無沙汰いたしております。
ローニンアジいいですね。
でかいのはいりませんが…coldsweats01
やはり日本は亜熱帯化しているように感じますね!!
クマゼミとかツマグロヒョウモンなんかの動きを見ていてもそう感じます。
千葉ではカゴカキダイやイソスズメ等もかなり寒い時期から磯に上がっているみたいですね。
死滅回遊魚たちも結構生き残っていそうですし…温泉の排水とか…冬でも暖かいところを探している奴もいるみたいですね。
千葉は特に館山沖でも有名なサンゴ礁があり、ニチリンタイプのホンケヤリなんかもいるみたいですね。もちろん…ダイブしなければ見られるものではなさそうですが…。
このあたりの海は、ちょうど出かけるころから海水温が一気に上がったみたいです。
この台風でまた大物が上がってくるかも知れませんね。
雪割草は元気ですか??
またお時間があれば遊びにいらしてください。
紀州のウナヅキの情報も教えてくださいね!!

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