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2010年3月30日 (火)

予報に反して・・

Img_1287 雲の嶺」 全国大会会場で2日目に開き始めて多くの方に注目を頂きました。「日英」と網目二段系の交配から生まれた地合い絣の千重咲きです。こんな花が沢山作れたら嬉しいんですけど・・。

今日は天気が荒れそうなので・・・朝から暖房を焚いて三段咲きの販売用交配を始めようと予定していました。
園に着くと予報に反して・・・なんだかお日様が出てきそうな気配で・・・
急ぎ予定を変更して・・・まだ交配していなかった「紫大帝」や「静御前」のF1作りから始めました。
途中・・・天気も急変して風も強まり、雨もありで・・・やはり少し荒れ模様でしたが・・・
ハウスで交配するにあたっては何ら支障も無く・・・
雲の流れに日も射して・・・意外になかなかの交配日和となりました。
雪割草を育てるには新潟等の北国の方が良いのでしょうが、ヤッパリ育種するには関東の環境は最高だと改めて感じました。
交配親を探そうとタネ親室を行ったり来たりでうろうろしていたら・・・終わったはずの地合い系三段咲き♀親をまたまた見つけてしまいました。
参考までに・・・こんな花たちです。
Img_2113 Img_2116 Img_2114 地合い三段咲きの♀親たち」 だいたいこんな感じの花たちです。如何にもそれっぽい花たちですね!!
急いで、先日紹介した地合い三段咲き「吟彩」を持ち込んで花粉を吹かせて交配です。

ちなみに・・・今日で1290交配ですが・・・
そのうち三段咲きのF1作りだけで273交配あります。
熱心なマニアの方でも1年間に作る三段咲きのF1はせいぜい20交配程度かと思います。
この数字で解るように当園では三段咲きのF1作りだけでも、1年間でマニアの方の10年分近い交配をしていると言う事です。
このうちのどのくらいの種子が稔って、どのくらいが発芽するかは解りませんが・・・
それでも・・・このくらい交配して、その中から自分の気に入った花を選別して・・・交配して・・・多くの方に注目されて・・・皆に認知されて・・始めて「なんぼ」・・・が、プロの世界なんです。
別に交配だけではありません・・・
色々な事を目にして、耳にする事によって・・・プロとセミプロ、アマチュアの差と言うものを考えます。
展示会の為の開花調節に携わる設備投資、確実に交配する為の設備投資、常に新しい花を作るための苗投資、植物を元気に育て良い花を咲かせる環境作りのための設備投資・・・
僕はこれらをよりクリアーにする努力がプロとしての自覚と仕事だと考えています。

今年はまだまだ交配出来そうです。
これから咲いてくる♀花も結構あるので・・・また、アッチコッチうろうろして♂探しでもしましょう。
1500交配、F1交配300・・・が今年の目標です・・が・・・。

Img_1845_2 雲の嶺の兄弟」 先日、タネ親置き場をうろうろしていたらこんなものを見つけました。初公開「雲の嶺」の兄弟です。要はそのまんま「メシベ付き雲の嶺」ですね。今年はこの花を使って更に濃色でコントラストの良い地合い絣の千重咲きを目指した交配をしてみましたが・・・はたして・・。
Img_1847 日英」 H7年の交配の地合い日輪咲きで「雲の嶺」の♀親として使用した花です。久々に大輪系で再交配してみるのも面白いかも・・・。

明日・明後日はお出かけです。
でも・・・
晴れそうなので・・なんとなくもったいない・・・・・。

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