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2010年4月 7日 (水)

これからは・・・

Img_2151Callianthemum aff. farreri」 チベット奥地の高山に生えるブルーのキタダケソウの仲間です。花脈の青い色とオレンジ帯びた底黄色の対比が美しく、小型でも開花する逸品です。

雪割草の花たちもいよいよ終わりに近づきました。
昨日までで1512交配・・・
F1交配だけで363交配です。
心配していた種子たちも、少しづつですが膨らみ始めましたが・・・
それでも、最初に交配した頃の方が今年は結実が良いように感じます。
それとも、まだ・・・これから膨らんでくるのでしょうか・・・!??
いずれにしても、雪割草の交配はこれにてひと段落です。
♀花もさすがに盛りを過ぎてきたので・・・これからは少しのF1作りのみの作業となります。
(まだやるのか・…)

さてさて・・・山野草の世界もだんだんと飽食の時代になって来ました。
なかなか・・・「コレ」と言うものが無くなって来ましたね!!
これからはより一層、欧米と同じように「山野草園芸」の時代に入るのでしょうか。
「園芸化」しながらも・・・あくまで「山野草」として楽しむ・・・と言うやつですね。
それには「新しい山野草」作りが欠かせません。
山野草としての風情や品格を保ちながらも、更に、ひとランク上の山野草を目指して育種していく事です。
これからはますますオリジナルによる差別化がポイントになりそうです。
みんながワクワクする様な花作り・・・
色々とやってみたいと考えてはいるのですが。

写真のCallianthemumもそんな一つです。
チェコの知人がチベット奥地で採取した増殖品を分けていただいたものですが、日本のキタダケソウからは想像が出来ない程に美しいブルーの花です。
この写真を見ていただけばわかるのですが・・・こんな関東平野のど真ん中の平地でも栽培可能で、ちゃ~んと花粉も吹いています。
先日、早速ヒダカソウや他のCallianthemumと交配してみました。
この仲間は種子さえ出来れば、待っていればいずれは発芽します。
時間がかかりますが・・・発芽は決して悪い方ではありません。
僕はこの仲間が大好きで、密かに色々集めています。
欧州原産の白や桃色の花を開くC.anemonoidesやC.kernerianum、纏まりの良いC.coriandrifolium等は比較的一般的なものですが・・・
キタダケソウに似て大輪のC.angustifoliumやC.alatavicum、黄色花のC.pimpinelloides、ヒダカソウに似たC.sajanense等・・・
結構、花や草姿に魅力的なものが多いですね。

この様に、これからは何かタイミングを見計らって・・・これまで以上に色々な植物を交配育種してみたいと考えています。
もちろん・・・やみくもに交配するのではなく・・・なにか「らしさ・・」を考慮しながら・・・。

さしずめ…今週末の4月10日からは「イカリソウ展示即売会」です。
実生新花も多数販売する予定です。
興味のある方は是非、この機会をご利用くださいませ。
遊びに来てくださいね・・・。

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「園芸」カテゴリの記事

コメント

happy01いいなー、この写真は何べんも見ちゃうなあ・・・。コンポストもそれとなく確認。
鉢も伝一かぁ、きばっ取るなあcoldsweats01
ちなみに、マグアンプみたいの、つい入れちゃうんですけどあまり良くないですか??
おいちゃんにはチェコに友人はいないなあ・・・
天国には数人いるけど・・・think

こんばんは。またお店に伺いたいと思いながら、1年以上経ってしまいました。。。

「今月の売り場」の画像の中で、いちばん気になっていた花なのです。葉はキンポウゲ科みたいだけどナニ?売り場に並んでるの?問い合わせてみようかな?なんて考えてたところでした。

これからも珍しい花をたくさん紹介してくださるのを楽しみにしてます~

やはり いいですね!この花は
しかし待っていればいずれ 発芽するって...どのくらいなんですか?

モクチョウテン様、こんばんは。
僕も…マグァンプみたいの、つい、入れちゃう方です。
根周りに2~3粒…これが効果的ですよ!!

Plantsman様、ご無沙汰です。
本日は有難うございました。
今年も色々と面白い花ご紹介できればと思います。
また、遊びに来てください。

海様、こんばんは。
だいたい3年越しくらいで発芽してきます。
面倒なのと邪魔なので…その後は捨てちゃいます。

三年ですかーうちのはまだ2年だから 後一年捨てずに待って見ます。cat

こんばんは、やまくささん、すごく、貴重なお花、キタダケ草の紫、目の保養に、なりました、山野草の世界も、まだまだ、奧が深いですね、国内外国の珍しいお花も、ご紹介くださる事、楽しみに、してます。(*^_^*)

やまくささん、こんばんは。
またまた、お邪魔させていただきます。

Callianthemumはいいですね。
メギ科やキンポウゲ科の植物は、なにか人の心をくすぐるものがありますね。それは有毒・薬効あるものが多かったりすることで、なにか神秘的なものを感じるのでしょうかね。

Callianthemum aff. farreri、我が家にも宝物の一鉢がありまして、昨年どうにか咲いてくれました。(今年の旭川は寒くて、現在まだ庭の半分が雪の下です。ですから今年はまだ咲いていませんが。)

個体差でしょうか、それともまだ本来の花が咲ききれなかったのか、我が家のものは直径2cm程しかなくてちょっと貧相な花でした。
ただ、その反面、顎片がもう少し青味が勝っているようでした。
今年の開花を楽しみにしたいと思います。

さて、「aff.」が付いているということは、採取者は近似の別種と考えたということですよね。
同じ種だと思う「cf.」と共に、現地採取のものに時々ついているのを見かけますが、種が確認できたと思ったら、勝手にはずしてしまってもいいものなんでしょうか。

ところでC.pimpinelloidesやC.sajanenseですが、今後またリストに載ることはございましょうか。
是非入手したいのですが。

話は変わりますが、台湾産のヤドリコケモモは、やっぱり耐寒性はないんですね。だめもとでやってみたのですが、当地では屋外で越冬できませんでした。
これって少し無謀でしょうか。

ひなたねこ様、こんばんは。
北海道は雪で大変そうですね。
お察し申し上げます。
(台湾ヤドリは死ぬと思います…)
今は学術的にはaff.やcf.等は使わない方向の様ですね。
ただし…Callianthemum aff. farreri自体は現地で確認の上aff.をつけていると思うので、花が咲いたからと言ってaff.を外して良いものかどうか…良く解りません。
基本種…見た事無いし…。


>C.pimpinelloidesやC.sajanenseですが、今後またリストに載ることはございましょうか
……な…ナイショです…。

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