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2012年7月29日 (日)

管理者不在地域をなんとかせねば・・

Img_6616 ビブリス・リニフロラ」 西豪州原産のナガバノイシモチソウに似た小型の食虫植物です。基本は1年草ですが、夏に咲く藤紫色の5弁花はとても涼しげで風流なものです。暑い日なのでスダレの上で涼しげに撮影してみました。

さて・・・このビブリスを含む食虫植物の仲間たちは夏に人気の商品の一つです。

ところが・・・ここに来て以前とは比べ物にならない程に食虫植物たちの調子が良くありません。
この夏は殆ど販売できる商品が無さそうな程に傷んで来ています。

果たして原因は・・・・。

考えられるのは・・・いまの環境に適応した栽培が出来ていないのだと感じます。
まず・・・井戸水の質、それからミズゴケや用土等のコンポストの質、そして栽培環境、管理です。

当園の作場の中には・・・実は、管理者不在の地域が幾つかあります。
特定の管理者の居ない場所です。
この、食虫植物も現在は管理者不在なのです。

今年の夏はとても暑いので・・・
むしろ今が、これら食虫植物たちを作り直す丁度良い機会なのかもしれません。
今週あたりからは少しポイントを絞って作り直してみようと思います。
(あっ・・・ヘリアンフォラだけは調子いいですよ!! 僕の趣味ですから・・・(笑))

これからは少しでも管理者不在地域を減らしたいと言うのは以前からの希望なのです。

ところが・・・
なぜ、管理者不在になるかと言うと、その原因もはっきりとしています。

管理者不在地域の植物は、実は、一筋縄ではいかないとてもマニアックな植物が多いのです。
勤勉なお客様と接した時に、よほど勉強しない限りプロが簡単に負けてしまう植物たちなのです。

野生ラン、食虫植物、テンナンショウ、斑入り植物、ギボウシ・・・
実際、これらの植物は・・・真剣に植物と向き合って勉強する気力のある人以外には、まず、管理出来る能力は身に付かないと考えます。
独学なんて尚更です。

こやつらは1朝1夕ではどうにもなりません。
もちろん、なめてかかったらアッと言う間に枯れるものもあります。
「狂」が付く程、昼夜暇を見つけてはこれらに没頭するくらいの凝り性でないと、何をしたくてもどうにもならないでしょう。
事実…マニアの方は皆さんそうなのですから・・・。
それこそ、1つ1つの株の個性にまで理解を深めなければ、とてもではないがコチラには振り向いてもくれない植物たちなのですから。

でも、それ故に・・・
ここを制するものは、これからの園芸、これからの山野草の未来を作る事が出来るのだと考えています。

これからは従業員一体となって、色々な取り組みをしたいとは常々考えています。
それにはまず・・・管理者不在地域を無くさなくてはいけません。

まだまだ・・・先は遠いのです。

Img_6572 サイジョウコウホネ」 夏と言えば・・・食虫植物と水草がツートップです。水草も諸事情で以前の様な流通が無くなり、だんだん入手が難しくなってきました。株分けしておくと・・・誰かが持って行っちゃうし。何とかしたいものほど、何とも出来ないのですね。

今日のメダカ君

今日も暑っつかったですねぇ~。
それでも・・・3時ごろから雲が陽を遮ってくれたので、最悪の水温にはならずにすみました。

相変わらず・・・あちらこちらで産卵が続いています。
今年はとどまる事がないですね。

去年の仔やこの春の仔たちがかなりいい感じに仕上がってきました。
もう少し大きくなったらいよいよ選別です、楽しみですね!!

さて・・・今日は・・・
なぜがいつも悪戯したくなるコイツですdownwardright
01 目前メダカくん」 何のことやら横向きのはずの目が斜め前に向いています。最初に正面写真を見たときから、余りの可愛らしさにこのメダカには一目ぼれしてしまいました。とこがそこには落とし穴が・・・。数年前に某有名なメダカ屋さんのリストに初めて「紅ダルマ×目前」と言うのが出ていて・・・ヤッターと思い急いで購入。なんとなくそれっぽいメダカでしたが・・・その後、何度仔を採っても交配しても全く完全な目前が出る気配がなく・・・。今日に至るまで、くだらない白メダカと楊貴妃くずれしか生まれずに・・・殆ど結果が出ませんでした。ヤレヤレ・・・です。

02 白目前メダカ」 次に入手したのが、このメダカの元親です。確かに可愛い目前なのですが、やはり仔を採っても5割くらいの固定率でしょうか。しかも交配してもF2~F3でも殆ど目前が出ません。写真の個体は・・・なるべく目前の良いところを選別して仔を採り・・・何代かで漸く固定率の出て来た「白目前半ダルマ」です。ちなみに・・・「目前メダカ」は上見では斜め30~45度くらい前を向いているものが解りやすいものです。口先が細くなるのも特徴です。

03 黄色透明鱗目前」 このメダカも最初は「目前+兄弟」のセットで入手しました。14匹のセットだったのですが・・・目前っぽいのは3匹のみであとは普通の透明鱗です。当初は解らずに纏めて仔を採っていたのですが・・・最終的には目前の確率は全然ダメでした。これではダメだ・・・と、目前の3匹を分けて採卵して・・・何代かで漸くこんな感じに固定しました。その時の兄弟も分けて採卵したのですが・・・目前確率は0~10%と言ったところでしょうか。それも「ちょっこら目前」ですが・・。

「目前はもう・・・だめだ・・」
落胆は酷いものでした。
ところがです・・・ここにメシアが現れました。
それがこのメダカ君です。downwardright
06 青透明鱗目前」 たまたま付き合いで買った「福袋セット」に1匹だけ入っていた「青目前透明鱗」君の♀です。丁度、「琥珀アルビノ」のお礼に頂いた「青目前」君のペアに、この「青透明鱗目前」君を交配したものが、ほぼ90%近い確率で目前を産んでくれたのです。これで目前のラインナップはそろいました。あとは色々と交配して少しでも勘率を上げて行くだけです。

07 青目前」 上の「青目前透明鱗」の仔です。目前の感じは完璧です。どちらかと言うと「茶メダカ目前」の様です。

08 青目前」 「青透明鱗目前」の交配から生まれた仔です。少しダルマ体型なのもご愛敬です。上半身の黒いラインが青メダカの特徴をよくあらわしています。

09 透明鱗目前」 これも「青目前透明鱗」の交配から生まれた仔です。親の持つ紅色がより綺麗に発色されてとてもかわいいメダカです。この仔たちも次には色々な色彩の「透明鱗目前」を産んでくれます。目前加減も素晴らしい仔ですね。

10 透明鱗目前」 頭のダイヤモンドが親を彷彿させます。現在は「背びれ無しメダカ」と交配中ですが、上の写真も含めてこの系統で交配選別もしたいと考えています。目前率もほぼ100%近くになってきました。数は少ないのですが、アルビノも産まれています。

11 透明鱗目前」 全身に細かくラメを散りばめた綺麗な仔です。ただ・・・ちょっと片目前っぽいですね。このまま「銀河目前」や「幹之目前」なんて出来れば面白いのですが。ただ・・・「目前」としては不十分なので親には使わない方が無難かもしれませんね。

12 アルビノダルマ目前」 「目前メダカ」はちょくちょくアルビノが生まれます。ただし、アルビノは生長が遅く、余り無理に育てても次第に落ちて行きます。じっくりと付き合っていきたいものです。ダルマは産卵の数も少ないので、採卵は細かく分けて育てた方が良いでしょう。

13 楊貴妃ヒカリ目前」 以前にも紹介しましたが・・・こんな感じで育ってきました。もう少しでこの仔たちも産卵が始まりそうなので・・・まずは固定化に向けて取り組みたいと考えています。とても可愛い仔たちですよ。

目前君たちも漸く・・・苦労した甲斐が出てきました。
これからはスムーズに色々と遊べそうです。

食虫君たちは・・・少しコチラで手を入れますかね。

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