交配を始めようと意気込んではみたものの・・・
「早くも開花です」 早くも大物君が開花です。この花は「((神津錦×多摩の雪)×サイゴク羅紗葉)×サイゴク羅紗葉」の交配から生まれたハチジョウギボウシ系の羅紗葉です。今年初花なのですが・・・白い花弁の弁先と花底に緑が入り、葯も紫色と言うとてもお洒落な花が咲きました。全体の草姿やバランスも抜群です。ただ・・・葯は今のところ花粉を吹いてはおりません。涼しくなれば吹いてくるのでは・・・と、期待はしているのですが・・・・。
今年は早くもイワギボウシの仲間の開花が始まりました。
昨日のうちにチェックした感じでは・・・
どうも、羅紗系の初花に花芽が見られ、早いものでは今日・明日中にも開花しそうな気配です。
それならば・・・今日から交配、と意気込んでは見たのですが・・・
どうもこの・・・暑さのせいか、はたまた羅紗葉だからなのか・・・
咲いてきた花の殆どに花粉が吹いておりません。
折角意気込んできたのに・・・花が咲いていても花粉が無いのでは交配も出来ません。
実際・・・ギボウシの仲間は暑い時期に咲いた花は余り結実率が良くありません。
イワギボウシ系は特に・・・毎年のように10月中旬以降に交配した花の方が結実が良いものです。
暑いと、花粉の寿命やメシベの粘性の活性化する時間が短いのだと思います。
結局・・・・今日、交配出来たのはわずかに1交配です。
まあ…これからどんどんと咲いてくるので・・・
めげずに毎日じっくりと交配していきましょうね。
「早くも開花です」 こちらは「(秩父産イワギボウシ「高島A-30」×サイゴク羅紗葉)×サイゴク羅紗葉」から生まれた裏白の羅紗葉です。この花は少し花粉を吹いてくれました。取り敢えず、下の写真の個体をメスに交配してみましたが・・・今年の交配第1号ですね。
「早くも開花です」 この花は「(大洞錦×((神津錦×多摩の雪)×サイゴク羅紗葉)×イワギボウシ純白多弁羅紗葉」から生まれた雌羅紗系の縞斑です。このメシベに上の花の花粉を交配してみましたが・・・この暑さでうまく受粉してくれるのでしょうか。少し…心配です。
「今日のメダカ君」
この春生まれの子供たちが少しづつですが大きくなってきました。
これからはこの仔たちの産卵シーズンです。
今年は余り多くは産卵しないと思われますが・・・
年内中に採れる子供はとても貴重品ですね。
さて・・・本日は・・・・・
昨日は「月虹系・白×ラメ幹之」のF1を紹介しました。
それでは・・・元親の「月虹系・白」のその後はどうなっているのか・・・
実は・・・これ自体も「背中のヒカリと派手なラメ」にポイントを置いて選別しながら仔を採っているのです。
こちらも「上見でスーパー、横見で全身ラメ」のイルミネーションの様なメダカを目指して選別しています。
次のステップに進み始めた仔たちをご覧ください。
「月虹系・白の仔」 こんな感じで次の仔たちがワサワサと産まれています。今…SからMS寸くらいの大きさになって来ました。全体の雰囲気は「いぶし銀」でかなり安定した感じになって来ました。
「月虹系・白の仔」 少し綺麗どころを何回かに分けて選別してみました。上見ではこんな感じの仔が多いと思います。全身の渋い光りの出方に吟味を覚えるのは僕だけでしょうか・・・。
さて・・・横見です。
小さいながらも見事な「イルミネーション」をご覧ください。
「月虹系・白の仔」 なんとなくですが・・・どの仔もしっかりとラメが出てくるようになって、派手な仔は頭の上までラメが伸びています。上見での細かいイルミネーションやヒレの光もなかなかのものになって来ました。だんだん理想に近づいてきたように感じます。
この雰囲気を見てください。
「幹之」とも「螺鈿光」ともとれない、何か新しい??雰囲気を感じるのは僕だけでしょうか!??
これが、僕が良く言う「幹之でも螺鈿光でもどうでもいい・・・月虹系は月虹系」??と言うところです。
実際に販売されている「月虹」には色々なタイプが見られるようですが・・・
少なくとも、僕個人が「月光系」に拘りを持って追い求めている部分はこの部分なのです。
この仔たちがこれからどう育っていくか・・・どう変化していくのか・・・
じっくり見守ってあげたいメダカたちなのです。
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