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2013年3月31日 (日)

暖房焚いて…酸欠です!!

Img_1519 実生初花」 最後の最後でこんな地合いが咲いてくるのです。白地に青紫色の地合い模様がとてもインパクト大なのです。このタイプの地合いはいつも最後に咲くので・・・なかなか全国大会等では販売できないのが欠点なのです。

なんだか・・・寝ぼけた様な天気が続きます。
ひじょ~に・・・交配には難儀な天気なのです。

明日から出掛けるので・・・このままではとても交配が出来ません。

そんな訳で・・・この3日間は、交配室の暖房をフル回転で交配なのです。

普段は閉めている交配室の30パーセントの寒冷紗を開けて・・・
ハウス内を少しでも明るくします。
そして…20坪ちょっとの交配室にある100坪用のストーブを27℃設定でパンパン焚きます。

27℃設定と言えども20坪ちょっとのハウスです。
殆どフル回転で・・・それでも外気との差があるので、27℃サーモながらも室温は22~23℃と言ったところなのです。

それでも・・・少しでも自然に近い状態で花粉を吹かせたいので・・・
ハウスを閉めて一日中バンバンと暖房を焚いての交配です。

途中で・・・外の空気を吸いに行かないと・・・チョット酸欠に近い状態になるのです。
外は寒くても・・・ハウスの中は初夏の暖かさです。
まあ・・・花傷みも必然的に早いのですが・・・sweat01

それでも、普通に交配するよりはるかに結実率は良いように感じます。
この方法なら10時くらいから夕方の5時過ぎまで交配出来るので・・・
使い勝手も良いものなのです。
まあ・・・暖房費はかかりますけど・・・sweat01

今日で取り敢えず1200交配を過ぎました。
明日・明後日は外出なのですが・・・
水曜日以降・・・もう少しは交配出来そうな気がします。

ヤレヤレ・・・なのです。

Img_1525 実生初花」 地合い覆輪が何とも艶ましい花です。初花でこのインパクトなら、将来はかなり期待できそうです。

明日・明後日は外泊のために園には不在となります。
悪しからずご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。

イカリソウの花が早くも咲き始めてきました。
只今、「売店」にて色とりどりに取り揃えて販売中です。

2013年3月29日 (金)

今年は終わりも早そうです・・

Img_1753 「斑入り唐子咲き」 知人の作出による唐子咲きの斑入りです。なかなか新葉と花を一緒に撮影できないのですが・・・今年は暖かい日が続くので葉の成長も早く、名残花と一緒に撮影出来ました。芽出しに紅を絡めた鮮やかな白散り斑縞斑の美しいもので、ピンクの唐子咲きも可愛らしい二芸品です。

今日は予報では少し暖かくなりそうな予報でしたが・・・
思いのほか曇り空になり・・・
温度は高いのですが空は暗いと言う、花にとってとても負担のかかる天気でした。

今年はこんな日がとても多く感じます。
暖かい日差しで交配していても、途中でどんよりと曇り空になり・・・
昼過ぎからは暖房を焚いての交配・・・と言う日が多く感じます。

こんな時は花や株への負担が半端ではありません。
一気に葉の転開が始まり、咲いたばかりの花を直ぐに散らせてしまいます。
この時期は特に、今日交配出来なければ明日は散ってしまうのです。

交配するのが早いか・・・散るのが早いか・・・。
ここまで来ると・・・毎日が花との勝負です。

昨年は4月10日頃までは交配出来たのですが・・・
今年はそんなに優著な事は言っていられない様子です。
次の月曜日・火曜日は出掛けなくてはならず・・・日曜日も雨模様です。
明日辺りがラストチャンスかもしれません。

おそらくは三段咲きの♀親は来週でもまだ残り花があると思いますが・・・
相手の♂親の方は散ってしまっているのではないかと推測します。

暖かい日が続くためか・・・タネの結実も早そうです。
早いものでは金平糖が沢山付いてきたので・・・取り敢えず結実はしている様で一安心です。

来週の水曜日以降・・・どこまで交配が出来るのかしら…
少し・・・不安です。

Img_1759 ヘパティカ・アメリカーナ・ルイスコエラー」 珍しいヘパティカ・アメリカーナの三段型唐子咲きです。時にメシベを有する花も咲くヘテロタイプの変化花です。毎年、この花が咲くと雪割草の開花もすべて終了です。この花もいつもなら4月の声を聞いてからの開花が殆どですが・・・今年は既に開花しています。やはり今年の気候は雪割草の開花にはかなりの負担がかかる天気だったようです。

今年は東京周辺ではマニアの方の作場も・・・
3月の声を聞いてから漸く開花と言うところが多かったようです。
ただし・・・その後の暑さと強風で翌週には満開になり、既に花終わりのところも少なくないようです。
おそらく皆様、交配には難儀されたのではないかと推測いたします。

今日までで・・・1090交配。
今年は1200交配までいければ御の字の様です。

2013年3月28日 (木)

最後のジタバタ・・

Img_1268 4年生初花」 巨大輪三段咲き「鬼面児」の交配から開花した三段咲きの4年生初花です。如何にも巨大輪系の良い雰囲気を持った花で、親の大きさに三段弁のボリュームが加わればとても面白い花になりそうです。作り込んだ時の全体のバランスがこの交配のポイントになりそうですね。オシベもあるし・・・。

今日は曇り模様が一転して・・・
とても良い天気になりました。

僕にとっては最高の交配日和です。

先日から始まった三段咲きの交配も・・・
花の終わりそうなところから片付けて、漸く、花真っ盛りのところまで追いついてきました。

ただ・・・この天気が続くと花傷みも早いので・・・
毎日、出来る限りの数を交配しなくては、いつ花が散るとも限りません。

ここ2~3年は沢山の三段咲きF1を作って来たので・・・
今年は♀親に利用する花も、その殆どが最近作ったF1を利用しています。
主だった交配はF1×F1みたいな形になってきているのです。

ただ・・・種親はしばらくの間植え替えせずにほうって置いて・・・
昨年秋遅くから開花期前ごろまでに植え替えした花も多いので・・・
今一つ花に勢いの無いものも少なくありません。

まあ・・・今年は色々な意味で、次のステップへの準備の年と考えます。

ただし…交配親たちの植え替えも殆ど出来たので・・・
来春は植え替えせずに作り込んだ親たちが利用できそうです。

今日で1040交配です。
なんだかんだ言っても・・・今年も1000交配を超えてしまいました。

でも・・・実は・・・
親たちはまだまだ咲いてきます。
いよいよ最後の交配ですが、それでも、もうしばらくは続けられそうなのです・・・。

Img_1530 ヘパティカ・マキシマ・斑入り」 アシュウッド・ナーセリーのジョンさんからのご厚意で分けていただいたヘパティカ・マキシマの斑入りです。チョット寝ぼけた芽出しで後冴えのアケボノ虎系の斑入りですが・・・花の袴の部分までくっきりと染め分けるもので規則性はありそうです。なにしろ葉が大きいので、冴えた芸の時はとても見ごたえがあります。

Img_1527 ヘパティカ・マキシマ・斑入り」 試しにタネを蒔いてみたのですが、実生でも継続性はありそうです。斑の部分のタネからはキチンと斑入りが出ているのです。蒔いてみるものですね。面白いので・・・少し数を作ってみようと考えています。

まだ…テンテンや白覆輪、青軸無毛系も咲いているんですよね!!
もうチョット…交配が続けられそうです。

2013年3月26日 (火)

尖ったピンセットでオシベをプッと押してみた・・

Img_1485 天唱」 「飛天F1」と7877「熱唱F1」との交配から生まれた大輪系の三段咲きです。赤絣りの花弁と細い針状の三段弁が特徴的で、細いながらもボリュームのある三段弁がなかなかカッコイイのです。味のある逸品ですね!!

ここ数日・・・肌寒い日が続いています。

今日は久しぶりの晴天で、まずまずの交配日和でした。

昨日、一昨日の涼しい間は今日に備えて「HANGAR.18」の整理をしていました。
これから数日間の間は続くであろう三段咲き交配のために・・・
花の終わりそうな♀花や♂花を交配室に集めて・・・
まだもう少しは咲いていそうな親は一か所に集めて、特に♂親は涼しい場所に移して花傷みに対処します。

そうする事によって…交配室に集めた花から順を追って交配していけば良いのです。
それでも・・・この2日間でだいぶ花が散り始めてしまいました。
今年はなかなか・・・交配には難しい陽気が続きます。

今年も少しは、こまごまと花粉切りをしていたのですが・・・
だんだん、めんどっちくなったので・・・今日は最後の非常手段です。
ダメでもともと・・・と言う気持ちで・・・・
先端の細く尖った交配用のピンセットで、三段咲きのオシベの端をつまんでは力を入れて・・・
プッ・・・とオシベを押して花粉塊をつぶしてみました。

ただ・・・花粉塊を挟んでプッと押してつぶすだけです。
これは時間もかからない・・・挟んで押せばいいだけですから・・・。

その結果は・・・

Img_1717_2 天唱」 この花は扉写真の「天唱」です。三段弁の邪魔な部分を切除して、オシベをプッと押してつぶしたものです。1時間後にはこの通り・・・見事に花粉を吹きまくっています。

Img_1463 跳月」 7877「熱唱F1」に「跳珠」を交配した、ある意味「跳珠のF1」で咲いた三段咲きです。4年生初花ながら丸みのある花型としっかりしたオシベの残る花で、この三段弁の雰囲気も作り込んだ時はかなり変身しそうな花と感じます。

Img_1722 跳月」 この花も気になったので・・・オシベを先の尖ったピンセットでプッとつぶしてみました。1時間後はこの通りです。

この方法はなかなか手抜きな方法なのですが・・・
きちんとしたオシベの形を持った三段咲きにはかなり有効なのです。
歯石取りでいちいちカットしていたら時間ばかりかかるので・・・手抜きと言えば手抜きなのですが・・・
あとは葯に沿ってピンセットの先を花粉塊の部分に添えて、この「プッ」という・・・切るともつぶすともいえぬ感覚を身につけるだけですね。

明日は曇り空ですが・・・取り敢えず暖房焚けば交配出来るでしょうか。
明後日は雨模様ですし・・・来週の月・火は出掛けるので・・・金・土あたりが勝負かしら。

今日で910交配。
1日100交配は・・・結構しんどいのです・・・。

2013年3月23日 (土)

頑張れメガネ君・・

Img_1536 すだれ三段1号」 すだれ系三段咲き♀親の一つです。今年はすだれ絡みの三段交配だけでも100を超えました。また・・・「いちどにまとめて作ろう」と言うビョ~キが出た様です。でも・・・まだもう少し続けるのです。(暖房機の振動でプレました・・)

今日は午前中は暖かい日差しでしたが・・・
午後からはどんよりとした雲が途切れずに・・・久しぶりに暖房を焚いてでの交配です。

土曜日ですが・・・今日が今年の交配のターニングポイント・・・
と言う事で、一日交配室にこもって交配、久しぶりに1日で100交配出来ました。

先日のブログで、今年は折角の初花を交配出来ずに無駄にした・・・と記しましたが・・・
それでも今年は、少し先に進んだ交配が出来たと思います。

すだれ系三段交配で100を超えたと最初に書きましたが・・・
実際は、100を超えるには何年も前からその準備をしていなくては出来ません。
その場しのぎの交配では出来ないのです。

先日・・・
出版社の方に初めて「種親ハウス」(別名HANGAR.18)をご覧いただいたのですが・・・
これまでの多くの方の作場にある種親はその殆どが標準花で、そのセルフやクロスにより実生新花を作出しているケースが多いとの事でした。

園のタネ親は、既にほぼ完成に近い実生新花が沢山並んでいます。
毎年、そこに新しい親を交配し、また、選別してドンドンタネ親を更新していくのです。
実際、毎年の様にこのブログで紹介している花たちの多くが、この「HANQAR.18」に眠っていて、その殆どは一般の方の目にする機会がありません。

だから「HANGAR.18」なんですよ。( ^ω^ )

さて・・・話はま~ったく変わりますが・・・
ここのところ・・・交配していても視点がぼやけてオシベがうまく見えません。
花を眺めていても・・・自然に薄目になり、眉間にしわが寄って来ます。
2日前の事ですが・・・ここである事を思い出しました。

そうだ・・・メガネ・・・買ったんだった・・・
(すっかり忘れてたんだね・・・使ってないんだね・・)

と言う事で・・・この日からメガネをかけて交配してみました。

いや~あ・・・メガネ・・・良く見えるんですね!!
これで花粉切りもOKさ!!

と言う事で・・・早速「西の誉」の花粉吹かしに挑戦です。

凄いぞメガネ!!
これで交配もスピードアップさ!!
メガネをかけて・・・がむばろ~。(なんだ、なんだ・・)

Img_1401 ダークサーモン三段咲き」 「火の鳥」や「桃の慶」の系統から作ったダークサーモンの三段咲きです。今日は最後の特殊交配「サーモン系三段」と「ダークサーモン系三段」の交配を行いました。この暖かさでかなり♂親が終わってしまったのですが・・・まあ、何とかなったようです。

先日、ランディの事を書いたので・・・
その後、YouTubeでOZZYの聴き比べをしてしまひました。
曲は「Mr.Crowley」(死の番人)です。
ランディ編、ブラッド編、ジェイク編、ザック編・・・なかなか面白いのです。

「よつばと」・・読まなきゃ。

2013年3月22日 (金)

ひと山越えました・・

Img_1512 天の黙示」 眩しいくらいに花全面にテンテンを散りばめた未分化二段咲きの「天の黙示」です。花型の良さとテンテンの散り具合に欠点が無いので・・・当然、今回はテンテン三段作出の♀親に利用してみました。ちなみに・・・銘々の由来は、見た目でもテンテンがはっきりと解るので「点の目視」なのですが・・・sweat01、先日の3月19日に31回目の命日を迎えたランディ・ローズにちなんで「天の黙示」としてみました。(ナンノコッチャ・・)

ここ数日・・・とても過ごしやすく暖かい日が続いています。

気になっていた風も収まって、桜もチラホラと咲き始めている様子です。

ここのところ交配が順調に進んでいます。
今日までで・・・700とチョット交配出来ました。

ただ・・・その殆どが、テンテン、黄花、すだれ、白覆輪、青軸系無毛等で・・・
この手の交配だけで695交配です。

一応この手の交配は今日で一区切りです。
明日からはいよいよ・・・三段咲きの流しの交配に入ります。

まあ・・・それでも、白覆輪やすだれのやり残しがあるのでそれらを混ぜながらですが・・・
時間の許す限り三段咲きの交配を始めようと考えています。

今年は葉傷みがひどかったために初花の開花時期を早めたので・・・
新花の方が早く花が終わってしまいました。
よって…新しい花ほど交配出来なかったのです。

これは来年への反省点です。

やはり・・・初花苗をしっかり作って、交配に合う時期にじっくりと咲かせなくてはいけません。

この時期は毎日、棚の整理や、花の終わった株の花切り、葉切り等に大わらわです。
人海戦術でもなかなか進みません。
春の草たちは次々と芽が上がり始めているので・・・
棚を空けて日の採れる場所を少しでも確保しなくてはならないのです。

来週いっぱいは三段咲きの交配が続きます。
♂花が終わらない事を祈って・・・。

今日は、本日交配のテンテン君たちを少しご覧ください。

Img_1468

Img_1501

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Img_1504_2 「テンテンの綺麗どころ・・」 最初は純白二段にテンテン標準花との交配から始まったこの仲間。最近ではだんだんこのクラスの選別が多くなってきました。最初の頃の花は、もう、見る影もないので、どんどん棚下行きになっています・・・。

この銘々パターンで行くとこの後は・・・
「死の番人」か「狂走列車」…或いは「月に吠える」か「罪と罰」もいいかも。←コラコラ
(「暗闇にドッキリ」はいくらなんでも・・・ねぇ・・・)←コラコラ

2013年3月20日 (水)

下手の考え…じゃ出来ない交配もあるのです。

Img_1456 香小町系三段」 浜翁さん作出のテンテン三段咲きです。ボリュームは少なめですが、花粉を吹かせる事が出来るので貴重なテンテン三段作出親として利用させていただいています。はたして・・・この先に見えるものは・・・。

今日はどんよりとした曇り空でしたが・・・
それでも気温は比較的高く交配には支障のない天気でした。

本来は休園日ですが、祝日なので営業です。
そろそろ暖かくなったからか、春の山野草探しのお客様が多くなったように感じます。
気がつけば・・・色々な花が咲いてきましたね。

今日は時間の合間をぬってテンテン三段の交配をメインにやってみました。

このテンテン三段咲き・・・
基本的にはテンテン×三段咲きの分離で作ることは可能なのですが・・・
出来る事なら・・・クロスからボリュームのあるテンテン三段を作ってみたいものです。

理想とするのは「豊雪」の様な巨大輪系で円弁の白/緑三段咲きの全面にテンテンを散らしたような花・・・です。

ところがです・・・
これがなかなか・・・一筋縄ではいきません。

「豊雪」の様な花を理想と考える時、園の交配親では「月宮殿」系の三段咲き♀親を外す事は出来ません。
花の大きさや花型、三段弁の厚みなど・・・どれをとっても「月宮殿」系を外す事は出来ないのです。

ところがです・・・。
この「月宮殿」系が、なかなか一度でテンテンと馴染んでくれないのです。

一度の交配では殆どの場合泥軸になってしまいます。
また・・・青軸の三段咲きが咲いたとしても、テンテンの数が微量になってしまうのです。

今日は色々な手段を使って・・・この「大輪円弁テンテン三段」作りに挑戦してみました。

・「テンテン三段」の花粉を吹かせて「月宮殿」系の♀に交配。
・「テンテン三段のF1」の♂を「月宮殿」系の♀に交配。
・「テンテン三段」系の♀に「月宮殿」系の♂を交配。
・「月宮殿」系の♀にテンテン二段の♂を交配。
・「テンテン二段」の♀に「テンテン三段のF1」の♂を交配。
・「テンテン二段」に「巨大輪系三段」の花粉を吹かせてF1の作り直し。

などなど・・・
とにかく、頭の中に思いつくものは一通り交配してみました。
「下手の考え・・・」ばかりでなく、「真剣に考える」交配もたまにはするのです。

今年交配に利用しているテンテンや素心三段咲きの♀親だけでも50を超えています。
この中で1つでも・・・何か理想の花の材料になるものがあればしめたものなのです。

「巨大輪系テンテン三段咲き」までの道のりはまだまだ長そうです。
でも・・・どうせ作るならしっかりしたものを作りたいのです。

そのためには安易な道は選べない交配もあるのですね。

Img_1383

Img_1384 テンテン三段咲きのF1」 扉写真の「香小町系三段」から生まれたF1たちです。♀親はハッキリした「テンテン二段」を利用してみました。この花たちがどの三段咲き♀親と馴染むかがこれからのポイントになるのです。一回で青軸♀親と馴染むものも必ずあるのでそれを見つけ出すのです。

Img_1508

Img_1510 月宮殿系三段咲き」 この2枚の写真は「月宮殿」系から生まれた三段咲きです。この花の持つ雰囲気や、4年生でもしっかりとボリュームのある三段弁が理想となります。この花たちも良く見ると、ほんの少しですがテンテンが見られます。このテンテンを充実させるために何が足りないかを探し出しているのです。

Img_1368 テンテン三段親」 この花は別系統のテンテン三段系の分離から生まれた花です。絡み合うメシベが三段咲きの雰囲気を残しいます。こんな花も♀親として利用してみました。

Img_1461 テンテン三段咲き初花」 先日、またまた浜翁さんからサプライズで送られてきたテンテン三段です。浜翁さんは材料となるテンテン三段を色々と作られています。この花も近日中に花粉を使わせていただきたいと考えています。

色々やってみて感じた事は・・・
同じ素心系の花でも、弥彦と佐渡、富山等では近い様で遠い花も多いと感じています。

どの系統とどの系統が馴染みやすいのか・・・
まずはそれを見つけることから始めなくてはなりません。

少しづつでも近づければ良しとしませうね。

2013年3月19日 (火)

下手の考え休むに( ̄ー+ ̄)ニタリ

Img_1486 「すだれ系三段咲き」 咲ききってなおも退色しない「すだれ系三段咲き」です。この・・・何時まで経っても退色しない凄さこそが、すだれ系の真髄なのかもしれません。この赤色見たら・・・他の赤花雪割草はすべて吹っ飛んでしまうかもしれませんね!!

異常なほどの暑い一日でした。

太陽がギラギラと照りつける中・・・交配室の中は30℃をはるかに超えています。
この時期にハウス全開で、換気扇全開の中での交配はなかなかありません。

今日は・・・
昨日お話しした通り、「いんちき『跳珠』くん」が花粉全開なので・・・
もう・・・白覆輪からテンテンからすだれから・・・
何でもかんでもバカバカと交配しまくってしまひました。
ほぼ・・・ぜ~んぶ使い切りましたね。

さてさて・・・
こんな天気はやっぱりテンテンやすだれの三段作りです。

そんな訳で・・・今日はすだれの三段作りを中心の交配日なのでした。

そもそも・・・すだれ系の交配については以前のこのブログでご紹介しましたが・・・
そんな訳で・・・そんな訳なのです。
だから今日も、とても安易に考えての交配をしてみました。

だいたい・・・こんな感じです。

Img_1450 こんな感じで・・」 この花は三段咲き♀親の「鈴露」にすだれ系♂親との交配から生まれた花の一つです。なんとな~く三段顔の日輪弁に、すだれ模様バリバリの花弁が印象的なものです。もっとも・・・こんな花が1回の交配で出来てしまう事自体が、不完全優性の怖さなのかもしれません。

この花自体がすだれ芸全開なので・・・
きっと普通の三段咲きの♂親でも充分有効なんだと思います。
と言う…交配をしてみました。
すだれ模様がどう変化するかも見たく少し考慮して・・・
濃色系の♂と淡色系の♂、白花系の♂などを使い分けて交配してみました。

Img_1452 こんな感じで・・」 この花はすだれ系の♀親に、三段咲き「紫紋」を交配したF1です。如何にもすだれ系らしい艶のある色彩が素敵です。

この花も「不完全優性」の中間タイプの顔が良く出ているので・・・
♂親は普通の三段咲きの♂親で充分だと考えられます。
そんな訳で・・・
むしろすだれ芸よりも、三段咲きとして完成した時の弁化重視の♂親を交配してみました。
「炎環」とか「大観」とか「堀大三段」とか・・その辺のF1で良いんだと思います。

Img_1458 こんな感じで・・」 この花はすだれ系の♀親に、「跳珠系」のF1との交配から生まれた♂親です。紫をベースに赤紫色のすだれ模様がビロード状に艶を放ちます。白抜けの絣模様もしっかりと入っていますね。

こちらは・・・花粉の吹きが遅いですが、一応♂親です。
こんな花は、最初に♀親として交配してから、ゆっくりと花粉の吹くのを待って♂親として利用出来るので重宝なものです。
この花もすだれ芸全開なので・・・
♀に利用する場合は普通の三段咲きの♂親で充分です。
また…あとで♂として利用する時も、交配する♀親は普通の三段咲きの♀親でいいんだと思います。

まあ・・・こんな感じで・・・
ずるずると何通りも交配してみました。

本当に・・・こんな単純な事で「すだれ三段」は出来てしまうのでしょうか!??
まあ・・結果は三年後・・・ですね。

えっ・・・「下手の考え休むに似たり」・・・ですって。

いやいや・・・
「下手の考え休むに・・・( ̄ー+ ̄)ニタリ」

かも…知れませんよん!!

アハハハ・・・sweat01

今日で525交配ですが・・・
その殆どはお遊び交配で・・・
その中で普通の交配は・・・まだ2交配ですsweat02

2013年3月18日 (月)

そろそろ本気で・・・

Img_1443 流星ナイト」 今年も「流星夜」が咲き始めました。初花の時は千重っぽかったのですが、2年目からは二段咲きで安定している様です。なにしろ全面に散った濃色のテンテンが目にチラチラして…遠目にもキラキラ輝いています。今日はいよいよ・・・テンテン交配開始なのです。

今日も前線と寒気の影響で風の強い一日でした。
でも・・・南風で気温が高いので・・・雪割草にとっては余り良い条件ではありません。
完全に「間伸び」する天気なのです。

お陰様で昨日で雪割草の販売はひとまず落ち着いた様子なので・・・
そろそろ・・・本腰を入れて雪割草の交配を開始します。

おそらく・・・今月末までは売店に居る事はないと思いますので・・・
悪しからずご了承くださいませ。

すだれ二段、すだれ三段、黄花二段、黄花三段、白覆二段、白覆三段、等がひとまず済んで・・・
今日からいよいよ・・・テンテン二段の交配に入りました。
テンテン三段は頃合いを見計らって少し交配してみたのですが・・・
明日の朝はまた、テンテン三段から再び始めようと考えています。

お遊び交配であと残されているのは「無毛二段咲き交配」のみとなりました。
無毛三段交配は少しづつ始めているので・・・
そろそろ無毛二段交配も始めたい頃合いです。

そんな訳で・・・
未だに、普通の三段交配や二段交配、標準花交配等はま~ったくやっておりませぬ。
今日までで450交配を超えましたが・・・
全て交配したのは上記の様なお遊び交配ばかりです。

何してるんでせうか・・・。

まあ・・・取り敢えずの取り敢えず交配を先に済ませてから・・・
の~んびりまともな交配を始めようと考えています。
三段咲きの♂や♀も漸く咲き揃いそうだし・・・。

明日も集中してテンテン交配と、白覆輪二段交配をしようと考えています。

あとは・・・今週後半までは・・・・・
開花する順からお遊び交配の続きを順不同でやろうと思っています。

週末からがいよいよ・・・普通の交配になりそうです。

要は・・・迷宮入りで何していいんだか・・・解らなくなっているのですsweat01

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Img_1434 テンテンの綺麗どころ」 そこそこに選別した花たちも少しづつ大きな株になって来たので・・・漸く数花づつの交配が出来るようになりました。タネ数はだいぶ採れそうなのですが、花粉親も大株になってきているので…セルフも含めるとえらい量の苗が出来てしまいます。テンテンに限らず、白覆輪、黄花、無毛、すだれなどいずれ劣らずそんな量が出来てしまひます。ど~しよう・・・。

今日見たら・・・
「いんちき『跳珠』君」がバカバカと花粉を吹いていました。
明日はすだれやテンテン、白覆輪に交配してみようとほくそ笑んでおりますです。
(人間、歳をとるとだんだん安易な道を歩もうとするのですね…)

2013年3月17日 (日)

今年も賑やかでした・・

Img_1420 白覆輪まだ無名」 今年は白覆輪が人気です。が・・・現状では寝ぼけたものから華やかなものへの途中経過…と言ったところでしょうか。まだまだ・・・創る余地がおおいにあるのもこの仲間なのです。

お陰様でこの土・日も雪割草のお客さまでドタバタでした。
有難うございました。

園の雪割草も・・・
ピークを過ぎて、これから選別、仕分け、花切りなどに移行していきます。

新潟では展示会ラッシュの週末だったようですが・・・
関東ではここ数日の暖かさや突風のせいで・・・
いきなり花が咲いて、終わってしまう勢いの様です。

交配親たちもいよいよ満開の兆しになって来ました。
この月曜日からは毎日籠って交配を急ぎたいと考えています。

時間を見つけてはポチポチと交配していたので・・・
今日までで400交配です。

あと・・・600位はやりたいものです。

僕の中では、第2の雪割草シーズンに突入なのです。

でも・・・疲れがピーーーーク!!

Img_1418 泰天」 「泰星」系の交配から生まれた花型の良い大輪の白覆輪です。今年は二段弁との対比に気を使った交配をいいろと試みています。特に二段弁を白やグリーンの日輪や二段にしたいのですが・・・「初鏡」系では癖が出過ぎるので(まあ・・咲き始めは綺麗なんですけどね・・・)、様々な角度から白や緑シベを狙ってみています。さてさて・・・。

進んでいる様で進んでいないけど・・・進んでるのです。

2013年3月14日 (木)

.今年の交配は・・

Img_1304 星祭り」 整った二段弁がとても可愛らしい白覆輪二段咲きです。ベースが濃色ならより一層引き立つのでしょうが、この優しい雰囲気もまた風情あるものなのです。

ここのところ煙霧やら塵風やら・・・土埃を巻き上げながらびゅうびゅうと風が吹いています。

しばらくの間静かだったアレルギー性鼻炎がこの影響で少し復活したのか・・・
ここ数日・・・鼻の辺りがむずむずとしはじめました。
花粉とは今のところ縁が無いので・・・一過性のものだと思います。

それでも・・・花の撮影をしていると小さな土埃がいっぱい付着しています。
PM2.5とかも・・・あるのかしら・・・!??

さて・・・今年の交配の中間報告です。

現在のところ300とチョット出来ました。
去年よりは少しは早いペースなのですが、花の咲き上がりも去年よりは早そうなので・・・
今年はどれほど出来るのでせうか。

ただ・・・交配する品種も年々変化してきています。
今年は1000交配もすればよいかな!?? 
と…言うのが、今のところの考えです。

昨年は勢い余って1500交配以上出来ましたが・・・
タネをネズミに食べられたりとかで・・・結局例年と比べて+-ゼロ・・・なのです。

三段咲きメインのF1作りも・・・これまでで既に2000株近くあるので・・・
もういいかしら・・・。

普通の二段咲きの交配も、もう殆ど求めている人は居ません。
せいぜい・・・多芸品二段交配の充実で充分そうです。

標準花もチョット・・・頭打ちの様な・・・・。

数年後の準備も…そろそろいいかしら・・・。

そうこう思っている間にも・・・
なんとなく花粉を切りたい三段咲きが出てきたり・・・
佐渡から待望の標準花が送られてきたり・・・

やっぱり今年も・・・色々な交配、やってしまいそうなのですね・・・ハハハ・・・sweat01

Img_1321 紅不動」 黒跳系交配から生まれた巨大輪濃赤三段咲きです。初花から3年目で凄いボリュームになりました。良く見るとオシベガ見られるので、今年のF1作りはこの花を中心に考えているのですが・・・。

今日はいよいよ・・・テンテン三段咲き交配に挑戦です。
それも・・・巨大輪で三段弁にボリュームの出る交配を考えてみました。
はたして・・・3年後の結果は如何に!!

2013年3月12日 (火)

こちらもチョットづつ・・・。

Img_1087 黄花二段咲き」 昨年辺りから「黄花二段咲き」も少しづつレベルアップしてきました。今年も発色の良い個体が次々と咲いてくれています。この花は二段弁の色が特に綺麗で雰囲気の良い大輪系です。さらなるレベルアップに期待です。

今朝も昨日と同じく薄氷が張っていたので、朝方は少し冷えた様です。

それでも・・・10時を過ぎる頃にはポカポカ陽気で・・・
絶好の交配日和になりました。

写真の様な「黄花」交配たちも・・・少しづつですが、確実にレベルアップしているのを感じます。

今年は特に…黄色の発色もまずまずで、沢山の方から「いい色だね」「良くなったね」とのお言葉を頂き・・・嬉しさの限りです。

一昨年あたりから大輪系との交配により花型もがっしりとして、栽培しやすい黄色段咲き系が多く作れるようになりました。
今年辺りは2~3作した花たちが、ますますの作上がりを次々と見せてくれます。

今年は更に先を行く交配も試みています。
次の目標・・・それは「黄色/赤二段咲き」です。
今年は、その黄赤二段咲きの核心に迫る交配も試みております。

また・・・「黄色すだれ二段」の交配もチャレンジです。
「黄覆輪二段」なんかも良いですね。

この黄花タイプの交配は、やる事がまだまだい~っぱいです。
時間はかかるのでしょうが・・・答えが見えるのが今から楽しみなのです。
(交配したばかりなのに・・・ねっ!!)

Img_1090 黄花二段咲き」 かなり纏まりの良い大輪系の黄花二段咲きです。花心の紅が何かを創造させてくれそうです。黄色の発色も良く、味わい深い花なのです。

Img_1092 「黄花二段咲き」 これも大輪系の黄花二段咲きです。少し黄緑色を帯びた二段弁が独自の味わいです。やはり花心に紅を染めた色バランスもなかなかの雰囲気なのです。

Img_1095 黄花二段咲き」 見るからに大輪系の黄花二段咲きです。意味的にはクリームですが、二段弁には黄色の中に紅色を絡めて・・・黄赤二段咲きへの道筋を考えるには面白い花だと感じています。この紅が更に一味濃く出来ればとても面白い花になりそうです。

Img_1097 黄花二段咲き」 大輪系の中では端正な花型で、プロペラの様な二段弁と花心の紅に特徴があります。クリーム、黄色、紅の三色染はとても味わい深く、この雰囲気を大切にしたいと考えている花なのです。

最後の2個体には「黄の光×紅すだれ」と言う黄花二段F1♂親を交配してみました。
ある意味・・・勘頼みのお遊び交配なのですが、もしあたれば面白そうなのです。

明日は当初は曇り模様でしたが・・・どうやら夕方までは絶好の交配日の様です。
白覆輪を中心に1日籠って交配なのです。

2013年3月11日 (月)

最悪の日・・・でも・・白覆輪の事なども少々・・。

Img_1244 星のワルツの元」 白覆輪三段咲き「星のワルツ」の生んだ元親の「赤朱鷺残雪×三千風」です。以前ネットショップで販売した時に間違え「赤朱鷺残雪×(姫神×青嵐)」の写真を載せてしまい、ご迷惑をおかけしてしまいました。この写真の花が本物です。単純な親なのですが・・・結構、白覆輪三段咲き作りに貢献してくれている花でもあるのです・・。

昨日の午後からの突然の突風・・・ものすごい風でした。

一応、天気予報は事前に確認していたので予想はしていたのですが・・・
ポカポカ陽気から一転・・・
何の前触れもなく・・・いきなりの突風です。

煙霧・・・と呼ばれるそうですが・・・
土ぼこりを巻き上げながら・・・ものすごい勢いで風が走って行きます。

こうなるとハウスは開けられません。
しかも・・・気温は25℃近くです。

北海道を通過した低気圧の影響だそうですが・・・
どこかで焚き火でもしていたのでしょうか・・・
突風の後しばらくして・・・消防車のサイレンが幾度も鳴り響いていました。

突風は今朝まで続いたのと、今朝の気温がかなり冷えたので・・・
ハウスの中の雪割草たちはグングンと一気に伸びてしまいました。

今年は余り花の写真も撮影出来ていないのですが・・・
この風と気温でみ~んな花が「モヤシ」になってしまいました。

一気にひょろひょろで・・・これじゃあ撮影できませんね。

交配したい咲いてしまった花たちも、これで散ってしまったものが沢山出てしまいました。
特に、初花たちは今年は大変難儀しそうです。

今日は午後からですが・・・少し交配に集中できました。
取り急ぎの「すだれ」や「黄花」等は第1弾交配はクリアできました。

今日は「白覆輪三段咲き」をメインに少し交配です。
明日も続きと・・・白覆輪二段咲きの交配を始めようかと考えています。

そんな訳で今回は・・・
今日交配した、白覆輪の三段咲き交配の親etc.をご紹介です。

Img_1232 白覆輪三段咲き♀親」 白覆輪日輪咲き「佳の香」に「ピンク三段F1」との交配から生まれた白覆輪日輪咲きです。スッキリと纏まったグリーンの日輪弁がこれからの進化を想像させてくれます。

Img_1234 白覆輪三段咲き♀親」 「(露の光×魅宇)×(初跳)」から生まれた白覆輪日輪咲きの「星の光」♀に、もう一度「初跳A」を交配したダブル初跳系の白覆輪日輪咲きです。もう殆ど完成型に近い♀親だと感じています。来春から答えが見られそうなので・・・いまから楽しみな交配親でもあります。

Img_1238 「白覆輪三段咲き♀親」 「星の貴品」と呼んでいる「種宝」交配の分離から生まれた日輪咲きです。兄弟に三段咲きがあり、この日輪弁は♀親としての力もなかなかのものではないかと考えています。たとえ親と言えど・・・やはり「綺麗」が一番なのです。

Img_1252 白覆輪三段咲き♀親」 これぞ当園の秘蔵の秘蔵品「星の彩」です。「星の雅」に当園作出の初跳・青嵐系の三段咲きとの交配から生まれた白覆輪の日輪咲きです。厚みのある日輪弁はすべて細かく長い毛で覆われて、そのまま三段弁の様な質感を持っています。大輪で肉厚の花弁にくっきりと白覆輪を絡めた迫力のある花で、今後の白覆輪三段咲きの親としては最強のものと感じています。今後も門外不出のスーパー♀親なのです。

Img_1241 「星のワルツ」 扉の写真「赤朱鷺残雪×三千風」から生まれた白覆輪三段咲きです。リズミカルな感じがとても可愛らしい花ですが、♂親としての力もなかなかのもので、只今、沢山のF1を製作中です。あっ・・・もちろん、♀は上に掲載の様な花たちですよ。

Img_1211 白覆輪三段咲き」 葉の傷んだ初花苗なので白覆輪は少し色が出ていませんが・・・これも「赤朱鷺残雪×三千風」系の花です。全体に丸みがあり、今ならオシベも切れそうですが・・・なにしろ小さな花なので潰れちゃうかも・・・です。

Img_0990 白覆輪三段咲き」 こちらは白覆輪三段咲き♀親に「種宝」(種馬の元)系との交配から生まれた白覆輪三段咲きです。この花は6弁のやや星型の花弁ですが、作り込むと変わって来そうな予感も見えます。オシベが切れそうですが、やはりまだ小さいのです・・。

Img_1246 白覆輪三段咲き」 先日見つけた小さな初花です。やはり「星のワルツ」に近いタイプのものですが、しっかりとオシベがあり交配用の♂としてもかなり利用できそうです。あっ・・・誰かそこに・・・薄笑いを浮かべている人がいますね!!

白覆輪三段咲きもこのペースなら決して遠いものでは無くなった様な気がします。

他にも「白覆輪三段咲き」と思える花もあるのですが・・・
三段咲き故に玉斑絡みのものが多く・・・白覆輪の輪郭がぼやけてしまうのです。
その辺を克服するカギは、やはり「原色」なのですか・・・ね。

2013年3月 9日 (土)

疲れがピーーーークなのですが・・。

Img_1154 「展示品です」 昨年選別の「天緑×7877」と「初跳18-18」から生まれたすんごい三段咲きです。選別した時は濃赤にグリーンの三段咲きだったのですが・・・1年作り込んだらこんなに巨大ですんごい花芸になりました。まだ増えてもいないのに・・・既に芽の予約も入っております。親を見ただけでも凄さはつくづくなのですが・・・兄弟の日輪咲きも引っ張りだこで既に品切れなのであります・・。次代を担う三段咲きの最先端なんだと感じています。

今日も朝からいい天気・・・
この文章が毎日書けることがとても幸せなのです。

いよいよ最後の「実生新花展2」なのですが・・・
お陰様で、朝から次々と沢山の人にご来園頂きました。

今日もたっくさんの雪割草たちが次々とお嫁入りです。
やはり人気の中心は二芸変化花でしょうか。
テンテン二段や白覆輪二段、無毛二段、純白三段等が注目の人気品種です。

相変わらず、遠方からのお客様にもお出でいただきました。
皆様、本当に有難うございました。

今日は・・・
昨日・一昨日の交配にしゅーちゅーしすぎたので・・・かなりクタクタです。
午前中は肩の張りも抜けずに・・・眠気も収まりません。

でも・・・昼頃からは、そんな事も言ってられないくらいにドタバタでした。
気がついたら・・・お昼ご飯も頂き物の笹団子2個でした。

担当の女の子が楽しそうに次から次と新しい花を売店に持ってきてくれるので・・・
見ている人もワクワクしながら楽しんでいただけました。

明日も引き続き展示会、そして最終日です。
まだまだ・・・どんどん新しい花を増やして行きますよ!!

皆様のご来園を心よりお待ちいたしております。

Img_1177 展示品です」 巨大輪系の三段咲き「金孔雀」です。「花奏」と7877との交配から生まれた巨大輪三段咲きですが、とにかく三段弁のキラキラとした色彩がとても好きな花なのです。ボリュームいっぱいで、迫力のある花なのです。

Img_1178 展示品です」 希望者がものすごく多いのですが、株が全く増えていない巨大な「綿の国星」です。非常に大きな1芽の株で・・・まったく「チビ猫」ではなくなってしまひました。それにしてもこのふんわりとした花芸は見る人を幸せにしてくれる癒しの花なのです。

Img_1195 「展示品です」 「露×魅宇×彩宝」系の白覆輪二段咲きの大輪花「大光星」です。何ともバランスの良い白覆輪二段咲きの大輪花で、とても明るく華やかな雰囲気を持った花です。次の白覆輪二段咲き作出の親としても抜群の品種なのです。

Img_1189 「展示品です」 とにかく巨大でがっしりとした素心の三段咲き「豊雪」です。「月宮殿」系の白と緑で構成された型の良い大輪の花は、清楚な色彩と相まってすんごい迫力を醸し出しています。写真は6号鉢なのですが、この花の大きさでこの迫力です。是非、いづれは「全国大会」に出品してみたいと考えている花なのです。

Img_1206 「展示品です」 こんなの展示してないじゃんupwardright

来週は展示会は終了していますが・・・
雪割草でご来園予定のお客様がすでに数名です。

まだまだ・・・シーズンはこれからなのですね。

2013年3月 8日 (金)

明日は「実生新花展2」ですが・・・少し「すだれ」の事など・・。

Img_1151 すだれ系三段咲き」 「王妃×すだれ」と「初跳」から生まれた真紅の三段咲きです。すだれ独特の艶のある赤色は何よりも綺麗なものです。今回の「実生新花展2」でも、すだれ系三段咲きをいくつか展示しています。是非、ご覧ください。

いよいよ明日・明後日は・・・
今季最後の雪割草展「実生新花展2」の開催です。

昨日・今日で売店の雪割草や展示品を大幅に入れ替えて・・・
新しい花を沢山並べてみました。

でも・・・時間が無かったので・・・
明日の朝は恒例の「値段付け」からですね・・・sweat01

なかなか面白い品々が揃っています。
是非、お好みの花をお選びください。

さてさて・・・
今日も交配日和。
今朝は少しドタバタしたのですが・・・
それでも11時過ぎから交配に集中。
そしていよいよ・・・パンパカパーンfuji ついに20000交配をこえました~!!punchイエーイ。

昨日・今日で取り敢えず100交配以上出来たのですが・・・
その殆どは「すだれ」交配なのです。
なにしろ「すだれ系」は早咲きが多いので・・・いの一番に交配なのです。

さて・・・このすだれの「すだれ芸」とは何ぞや・・・???

そんなのわかりゃ~しませんのん。

ただ・・・この芸の遺伝子自体は不完全優性であると考えられます。

最初は「すだれ系の変化花を作りたい・・」と考えて「二段咲き×すだれ」のF1を作ろうと試みた方も多いのではと考えます。
ところが・・・このF1作りの段階で、明らかに「すだれ芸」が発現した個体が普通個体の中に次々と現れたのです。

この時点で、「すだれ芸」の遺伝子は不完全優性であることが頷けます。

あとはこのすだれ芸の発現した個体をセルフする事によって、「すだれ段咲き」を短い時間で簡単に作る事が出来たのだと考えられます。

さらには・・・この不完全優性の性質は「すだれ芸」を見せている個体では遺伝子として残っているので、F1を普通の段咲きにクロスしたとしても、不完全優性の個体はそのままベルトコンベア式に「すだれ段咲き」へと発現する個体も出てくるのです。

「すだれ系」の遺伝子で顕著なのは、なんといっても色素の異常発現です。
おそらくはアントシアンの中の何かが異常に多くなったと考えられますが・・・
この事は目に見えて・・・芽の色や株の切り口、葉裏や芽出しの色等で容易に識別できます。
一部は普通個体の様にマスキングされていても、しっかりと遺伝するものもありますが・・・
主だったものは見た目で個体選別が可能です。

実はすだれ変化花は・・・意外に短距離走でも作ることが可能な芸なのです。

今後もますます発展しそうな「すだれ芸」の数々・・・。

作りすぎもホドホドにしませうね・・・。sweat01

Img_1149 すだれ系三段咲き」 こちらは「王妃×すだれ」に「跳珠」系との交配から生まれた濃紫色の三段咲きです。三段弁にすだれの雰囲気が残りそうな黒々として艶のある紫が印象的な花です。明日辺り開花しそうですね。

Img_1145 すだれ系三段咲きF1」 この花はすだれ系三段♀親の「すだれ三段1号」に「夢春」を交配したF1の中から咲いた日輪咲きです。もうすでに次に生まれる子が想像出来そうないい雰囲気の花ではあります。

Img_1076 すだれ系三段咲きF1」 こちらはモロにすだれ芸全開のF1です。この花は「王妃×すだれ」と「武漢」との交配から生まれたF1ですが、ほんのりの弁化も見られてこれも次に生まれてくる子が想像出来そうですね。

Img_1146_3 すだれ系三段咲きF1」 この花もかなり個性的な花です。艶のある赤ワイン色にぐいぐいと引き込まれます。これはすだれ系三段♀親の「すだれ三段2号」に「熱唱」を交配したF1から選別したものです。両親の花色がうまく融合して顕著に表れた花です。このままの色で三段咲きを作れれば理想なのですが・・・。

Img_1142 すだれ系三段咲き」 上の写真と同じく「すだれ三段2号」の♀に「熱唱」を交配したF1で咲いてしまった三段咲きです。「すだれ芸」は不完全優性のため、片親にすだれ芸が見られ、両親ともに三段咲きの遺伝子があればこの様に「すだれ三段」が咲いてしまうのです。左右の色の染め分けや白抜けの部分にすだれ芸の特徴がみられる新しいタイプの花で、なかなかの銘花になりそうです。

どうです。
すだれ交配・・・意外に道は近いかもしれませんよ。

明日も皆様のご来園を心よりお待ち申し上げます。

2013年3月 7日 (木)

交配日和・・

Img_1110_2 おもちゃ交配」 どうも「やまくさ」のイメージとしては巨大輪系の三段咲きばかり交配していると思われている様ですが・・・実は、おもちゃみたいな可愛い花を作るのも結構得意なのです。この花も殆ど公開した事の無い花なのですが・・・青紫色の花弁にくっきりの白覆輪、澄んだグリーンの日輪弁と、白覆輪系の花としてはかなりの傑作だと思っています。えっ・・・交配ですか?? もちろん・・・ナイショよ!!

今日は朝からポカポカ陽気です。

絶好の交配日和です。
と・・・言う訳で、今日は朝から撮影を兼ねて交配を開始です。

とにかく・・・ここのところの暑さと、邪魔者??のお陰で・・・なかなか交配が出来ないうちに、早い時期に選別した交配親たちの花が終わり始めているのです。

とにかく急いで交配せねば・・・
と言う事で、かねてから予定していたすだれ系の交配から始めました。

「すだれ系」の花は何にも先駆けて開花が早いものが多く、既に終わり始めているものもいくつもあります。
予定していた「すだれ系三段交配」を中心に・・・一気に交配します。

また…これまで試みたことのない(たぶん余り誰もやらない・・)、「黄花すだれ系二段」の交配も少しですが出来ました。

あっ・・・「黄花三段咲き」の交配も・・・です。

最近ではこんな良く解らん交配から始める事が多いのです。
最初はなんだか分からなくても・・・数年後には「この時交配しておいてよかった・・」という結果がしばしばなのもこんな交配なのです。

明日も天気は上々です。
明日も朝一番から・・・「すだれ二段」や「すだれ千重」の交配を終わらせてしまおうと考えています。

この陽気で親の開花が早くなりすぎるのが心配です。
昨年の様に、じっくりと4月まで交配出来れば良いのですが・・・。

話は変わりますが・・・
今週末の3月9日(土)~3月10日(日)は「実生新花展2」です。
いよいよ今年の「雪割草展」の締めくくりです。

今日・明日で、売店の荷物や展示品をすべて入れ替える予定です。
最後の展示会はすべて新しい花で撮り揃えたいと考えています。

皆様のご来園を、心よりお待ち申し上げます。

Img_1104 おもちゃ交配」 一見「瑠璃」の様な雰囲気を持つ地合い覆輪の千重咲きです。味わい深いグラデーションが見る人を引き込みます。おもちゃ交配は決して大輪ではありませんが・・・なんだか人を引き付ける魅力いっぱいの花たちなのです。

Img_1070 おもちゃ交配」 これも地合い系の二段咲き交配です。この微妙な色模様がこの花の持ち味です。摩訶不思議な色バランスはとても斬新で、見れば見る程ぐいぐいと引き込まれていきます。

この「おもちゃ交配」も「実生新花展2」では色々と展示したいと思います。
おもちゃ箱をひっくり返したようにゴチャゴチャと並べてみたいですね。

2013年3月 6日 (水)

明日、明後日は集中したいなぁ~。

Img_1060 星のワルツ」 本日、タネ親室を覗いていたら早々に花芽を持ち上げていました。相変わらず見事に白覆輪なのです。現在、この花を使った昨年交配のF1たちがこぞって発芽を始めています。白覆輪三段咲きの色々なタイプの作出も・・・だんだん夢では無くなってきましたね。

今日はとても暖かな1日でした。

知人と1日の~んびりと作場を眺めながら・・・
これからの花作りについて色々と語り合う事が出来ました。

とても有意義な1日だったと感じています。

まあ・・・これまで永い間やって来た事が、全て実を結び始めていると感じました。
決して無駄な事はなかったのだと思います。

午前中は時間があったので・・・
発芽を始めている昨年の交配たちの発芽の状況を確認していました。
ネズミに食べられたタネもポツポツとあるのですが・・・
それでも・・・食べられていないものは殆ど発芽を開始してくれた様子です。

毎年、期待の新しいF1たちも続々と発芽を始めています。
特に、扉の「星のワルツ」やテンテンの「香小町三段」等のF1たちがとても良く発芽をしています。
これは今後の強い味方になってくれるものだと思います。

三段咲きのF1たちも、今年の発芽はまずまずです。
今年は特に、自作で選別した三段咲きから作ったF1たちが多くあります。
「すだれ系三段」の交配等は主にそれらを使用してみました。
これらの発芽もまずまずです。

こうなってくると・・・今年のこれからの交配にも拍車がかかります。
昨年の交配ノートをチェックして・・・
やり残したものや、ネズミに食べられた交配のやり直しも試みたいものです。

明日、明後日はとても良い交配日和になりそうです。
僕は奥にこもって1日交配をしたいと考えています。
そんな訳で・・・明日は園には不在と言う事にします(笑)。

今年も、分刻みに忙しくなる季節がやって来たのです・・・ね。

Img_1058 今年の初花」 「錦華山×佐幻F1」に「炎環」F1との交配から生まれた三段咲きです。初花ですが、どっしりとした風格がありかなり良い花になりそうです。「炎環」の面影も良く出ていて、作り込んだ時の凄さが目に浮かぶ花でもあります。

Img_1064 「今年の初花」 当園作出のテンテン二段からの次の交配で生まれた花です。ふくよかな花弁全面に散ったテンテン模様がとてもお洒落な花で、短く纏まった二段弁も程良い雰囲気です。大輪系の交配なので、作り込んだ時にはなかなか素晴らしい花になるのではと期待が持てます。

明日、明後日は朝から集中なのです・・・。

2013年3月 5日 (火)

三段咲きの楽しみ方

Img_1056 まだ・・無名です」 本日咲き始めたタネ親室の白覆輪二段咲きです。ほんのりのあわ~い白覆輪「淡彩」に「日だまり×御神火」との交配から生まれた花で昨年選別したものです。作が乗ってなかなか素敵な花になって来ました。園の白覆輪系の花たちは作り込む毎にどんどん進化しています。これから次々と咲いてくる選別品たちがどんな進化を見せてくれるか・・・今からとっても楽しみなのです。

今日は朝から待望のポカポカ陽気です。
さあ~て・・・いよいよ交配…と、思いきや・・・
今日は出版社さんの撮影や、やはり次々とお客様もやって来てなかなか思うように進みません。

それでも・・・すだれ系の三段咲き交配親等は早いものでは終わりが近いので・・・
何とか時間を見つけて10交配程試みてみました。

さて・・・話は変わりますが・・・
ここのところ初花選別の三段咲きたちの作り込みの進化が見事です。
特に大輪系の花たちを数年前から選別したものが、素晴らしい変化を遂げたものがいくつも見られます。

他の花では初花選別で大体の進化が読めるのですが・・・
三段咲きに関してだけは、とにかく作り込んでみない事にはどう変化するかが全く読めませんね。

でも、それだけ・・・楽しみも多い仲間であると言う事なのです。

今、園の売店にずら~りと並べてある三段咲きの数々の中から、とんでもない未来の銘花が産まれる可能性もものすごく高いと言う事なのです。

それほどまでに三段咲きは作って、そして、育てて飽きの来ない花でもあるのです。

それではここで一例です。

Img_2464_2 
この変ちなよれよれでボロボロの三段咲きは、平成11年の春に「西山の仙人」のところから無理を言って分けていただいた花です。
当時は小さなビニールポットに入ってよれよれの花を咲かせていました。
ただ・・・同じケースの中に居たこの兄弟たちが濃赤の花弁の良い標準花だったために、もしやと思い分けていただいた花なのです。
しかも・・・写真の通りオシベがあったのです。

この花を2年間作り込んだ昨年の花がこれです。

Img_0971
かなり重圧な花に変化してきました。
何とか花粉も採りたいと考え、折角ですので西山の頭文字をとって「西の誉」と銘々してみました。

花弁の捩れなど少し気になるところはまだ見られますが・・・このへんも経験測でクリアできると判断しています。

そして今年・・・ついに本来の姿に変身し始めたのです。

Img_0927
入手して4年目で、ついにその全容が見えてきました。
あの・・・「炎環」をも越えそうな整型の素晴らしい巨大輪の三段咲きです。

数多くの「仙人の三段」を見て、手にしている僕でも・・・こんな風格の花はおいそれとは見られません。
おそらく「炎環」を超えるのではと言う逸品になると考えています。

今年は集中して花粉採りに精を出したい品種の一つです。
作り込めば作り込む程にこたえてくれる三段咲きの花。

これからも三段咲きの作り込みは・・・止められませんね。

売店の三段咲きの中にはこんな掘り出し物が沢山あります。

是非、みなさんで目利きしてみてください・・・ねっ。

Img_1050 おまけ・・」 今日、交配していたすだれ系三段咲きの♀親の一つです。「すだれ系はすだれ模様がないと」・・・と思われる方も多いとは思いますが、この真紅の花を見たら思わず唸ってしまいます。どんな三段咲きが咲いてくれるのか・・・いまから楽しみなのです。

明日は休園日ですが・・・知人が遊びに来るとの事。
色々な情報交換が出来て、楽しい日になりそうな予感です。

明日からは交配日和が続きそう・・・ワクワクですね!!

2013年3月 4日 (月)

今日もいろいろ・・・

Img_1040 本日のお嫁入り・・」 一見「すだれ二段」系交配の様に見えますが・・・これは「鉄心唐子」系の交配から作った千重咲きです。外弁にはちゃんと絞り模様が見られ、小花弁はすべて白覆輪状に染め抜いています。見るからに銘花になりそうな予感の花ですが・・・少し眺めただけでそのままお嫁入りなのです・・。crying

今日の予報では、埼玉は午前中から午後過ぎまでは晴れと言う事でしたが・・・
朝から暑い雲がなかなかどいてくれません。

気温もなかなか上がらずに・・・花の開きもいまひとつです。

昨日から予定していた交配はとても出来そうにはありません。
折角、交配シールを必死で切ったのに・・・。

さて、こんな日ですが・・・それでも朝からお客様が次々とお見えです。
今日は特に、業者さん、即売屋さん、観賞ガーデンの植栽屋さん等が入れ替わりお見えです。

お昼前ごろから漸く雲も動いて、待望の晴れ間がのぞいてきました。
業者さんと作場に潜りこんでいると・・・相変わらず色々な花が咲いて来ています。

これだけ毎日のように色々な花が咲いて来て・・・
これだけ毎日のように色々な花があちらこちらにお嫁入りをしているのですが・・・
それでも毎日毎日・・・飽きずに色々な花が咲いてくるものです。
今年は花探しが本当に楽しいですね!!

以前にも書きましたが、今年の苗は葉の状態が余り良くはありません。
それでも・・・結構リアルな花が咲いているので・・・
キチンと作り込んだ時には、どれもすんごい花になりそうです!!

今年の交配のヒントも色々と見えてきました。
今年の雪割草たち・・・まだまだ楽しみなのです。

Img_1047 本日のお嫁入り・・」 これは「紅すだれ」系に「熱唱」系との交配から生まれたすだれ系三段咲きです。この系統は花弁の艶がとにかく綺麗で、力が付いて白抜けした時の絣模様にも迫力があります。なにしろ巨大輪系のすだれ三段の一級品と思えますが・・・これも少しの顔見せでお嫁入りなのです・・・。crying

嬉しい反面・・・涙・涙の毎日なのです・・・。crying

2013年3月 3日 (日)

今日も賑やかでした・・(汗)

Img_0969 「ちくちくうにうに」 折角展示会なので・・・たまには展示品もご覧ください。 この花は「紅金山晃」系の三段咲きF1を使った三段咲きクロスから生まれたへんちくりんな花です。ラベルには「うに」と書いてありますが・・・赤い花弁の中心にポンと開いたウニの様な三段弁がとてもかわいい花です。一見では三段咲きなのですが・・・良く見るとオシベの部分が全くありません。茎や葉の色は普通なのですが・・・この「ウニ」の部分だけが金山晃の様に黄色味を帯びています。何とも奇妙な花ですが・・・その色対比と花の咲き姿も良く、とても可愛いお気に入りの花なのです。

今日は少し風もおさまって・・・
朝方は凍結が見られましたが、温度も次第に上がって絶好の雪割草日和になりました。

朝のうちは一部のお客様だけで少し静かでしたが・・・
お昼を過ぎる頃には次々とお客様にもお出でいただき・・・
結果として、今日も沢山の雪割草たちがお嫁入りをしていきました。
秘蔵品たちも次々とお嫁入りです。

僕は・・・昨日と今日だけで、いったい何度作場を往復したのでしょうか・・・。

今日も新しい花が次々と咲いてきたので・・・
途中でどんどん展示品を入れ替えて行きます。
時間を見ては撮影もして・・・結局、お昼を食べる暇もない程でした。

皆様、本当に有難うございました。
お陰様をもちまして、ドタバタしているうちに展示会も無事に終了となりました。

明日からはいよいよ交配開始・・・と考えていたのですが・・・
既に水曜日までは来客などの予定でいっぱいです。

今週末からポカポカ陽気になりそうですので・・・
今日は交配シール作りをこれから始める予定です。

この時期は・・・内職仕事が多くなってくる時期でもあるのです・・。

今日は少しですが・・・展示品もご覧ください。

Img_0941 「高天原」 複雑な色彩の複色千重咲きです。微妙な色のバランスが花に吟味を加えます。やや渋めですが見飽きぬ好きな花の一つです。

Img_0956 紅翡翠」 .見る人をハッとさせる鮮やかな色彩は天下逸品です。大輪ですが退色しない紅と緑のコントラストが息をのむ美しさです。花型も抜群で、殆ど欠点の無い日輪咲きの最高峰です。

Img_0974 無名三段咲き」 この花は浜翁さんからの預かり品です。淡いピンク地の全面に吹きかけたピンクのテンテンがとても味わい深いテンテン三段咲きです。もう少し作り込むとかなり綺麗で素晴らしい花になりそうですね。

Img_0957 彩の輝」 ちょっと銘花「幽愁」に似た雰囲気の複色千重咲きですが交配は全く違います。明るい太陽の下で開花するととても華やいた雰囲気を醸し出します。沢山賑やかに咲かせるのが良いですね!!

今週末はいよいよ「実生新花展・2」です。
新しい花を取りそろえて、皆様のご来園をお待ちいたしております。

2013年3月 2日 (土)

お陰様で盛況です!!

Img_0900 今年の初花」 白覆輪三段♀親と「雅び桜」系F1との交配から生まれた三段咲きです。実物はとても綺麗な花ですよ。これで白覆輪三段咲きも、ある程度は計算通りに行くことが出来ました。出来る事ならセルフ分離よりもクロス交配で作って行きたいので・・・こんな結果も無駄にはならずに済みそうですね。

今日から「雪割草本咲き展&実生新花展」の開催です。
朝からものすごく強い風が吹いていたので・・・
ハウスのビニールが破けないか、少し心配でしたが・・・
取り敢えずは大丈夫なようです。

こんな天気なので人の出も少し心配でしたが・・・
朝一番から何組ものお客様にお出でいただきました。
有難うございました。

特に午前中は、園の駐車場は地方ナンバーばかりで、とても賑やかなムードが過ぎて行きました。
皆様、様々なリクエストがあり・・・僕の方は花探しでドタバタです。

色々方のお話をうかがっていると、その時その時の流行が良く解ります。
三段咲きの親探しの方、完成品をお求めの方。
原種や野生選別種をお探しの方。
テンテン探しの方や白覆輪探し、すだれ系探しの方。
とにかく色々集めたい方・・・などなど・・・
なるべく皆さんのリクエストにお応えすべく・・・1日中ハウスの中を走り回っています。

北陸や北国から来られて、そのままの足で「新潟大会」に向かわれるお客様も何組かいらっしゃいました。
「向こうでもお会いしますね」なんて・・・楽しそうな会話がはずみます。
皆様わざわざ遠回りしてお立ち寄りいただきました。
どうも有難うございます。

今日も沢山の雪割草たちがお嫁入りをしました。
皆様、本当に遠いところを有難うございました。
またのご来園を心よりお待ちいたしております。

明日も引き続き展示会です。
当園得意の展示会ともいえる実生新花の小鉢たちが今年も人気です。

明日も皆様のご来園を心よりお待ち申し上げます。

Img_0908 今年の初花」 今年は白覆輪の逸品も続々と開花中です。毎年進化する白覆輪の段咲きたちを是非ご覧ください。

明日も朝から品出しと値段付けで始まります。
良い花沢山・・・探しますよん!!

2013年3月 1日 (金)

「雪割草本咲き展&実生新花展」の開催です。

Img_0885 真心」 青軸無毛系の代表的銘花です。「全国大会」の時はまだ咲き始めでしたが・・・あれから1週間がたって見事に全開しております。ヤッパリ何時見ても、綺麗な花は綺麗ですね!!

今日は朝から曇り空でしたが・・・
気温が高く雪割草たちにとってはすごしやすい環境だったと思います。

昨日は交配親のハウスの換気扇が、ベルトがヘタレてトロトロと回っていたのですが・・・
今朝、園に出向いた時には早々に業者さんが直してくれて勢いよく換気してました。

明日からいよいよ「雪割草本咲き展&実生新花展」です。
今まで展示してあった花たちをすべて片付けて・・・
1つ1つ吟味しながら・・・展示品を並べて行きます。
いったい作場と売店ハウスを何往復したのでせうか・・・。

今回の展示会は・・・
販売品も展示品も、かなり一線級がそろったと自負しています。
是非、直接ご覧になってください。

明日は・・・
朝から新しい商品を棚出しする予定です。
F1や交配親を中心に色々と探してみたいと考えています。

いよいよ・・・各地でも雪割草の展示会シーズンです。
皆様のご来園を、心よりお待ち申し上げます。

Img_0814 藤桜」 以前選別した花ですが、花弁のグラデーションと三段弁との対比が美しい花です。こういった花は株立ちにすると美しさが何倍にも引き出されます。作り込む毎に美しく変化していくのです。

遠方からお越しの皆様・・・
安全に気をつけてお出かけくださいませ。

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