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2014年2月27日 (木)

白覆輪三段咲きの交配を少し進めてみたのです・・。

169176754_4_2 「気になる三段咲き」 昨年からず~っと気になっている花が開花しました。 三段咲きの中でも玉斑の入るものは時折、花弁の周辺が白覆輪っぽく見えるものですが・・・ この花はどう見てもクッキリと白覆輪が現れます。しかも・・・年を追うごとにその白覆輪がパワーアップしているのです。褐色の花弁に白覆輪、そして濁りの無いグリーンの三段弁との対比がとても神秘的で見飽きぬ銘花なのです。まあ・・・今日の本題には関係の無い写真なのですが・・・(汗)

今日は朝からポツポツと雨模様でしたが・・・
それでも1日途切れることなく多くのお客様にお出でいただきました。
有難うございました。

さて・・・
昨日は最初に「白覆輪三段咲き」の交配を始めてみました。
なんとか次のステージに上げたいと考えて・・・
無い頭を絞って・・・色々と試行錯誤の繰り返しなのです。

なにしろ・・・当園の白覆輪三段咲きの親はこの2種類です。

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上が「白フク三段H2」と下が「星のワルツ」です。

この2つの白覆輪系三段咲きの花粉を利用して、様々なF1を作りました。

取り敢えず・・・昨日利用したF1たちをご紹介です。

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これらは「星の彩×星のワルツ」のF1です。

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これらは「(星の雅×星の粧)×星のワルツ」のF1です。

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「星の光×星のワルツ」のF1です。

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「夢の光×星のワルツ」 のF1で白覆輪三段咲きの兄弟です。

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これは「星の光×夢春」から生まれたF1の白覆輪選別です。

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この2花は「(極星×跳珠)×(星の光×初跳)」から生まれた白覆輪♂親です。

これらが主だった♂親として利用した花たちです。

ただし・・・花粉が吹く前のものは除雄して♀として利用したものもあります。

次に♀親のご紹介です。

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これらは「白覆輪三段♀A×白フク三段H2」 のF1です。

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これらは「歓喜天× 白フク三段H2」のF1です。

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この3花は、白覆輪はあまりはっきりしていないのですが・・・
一応「綿の国星×炎環F1」からの選別です。
この交配を考えれば、白覆輪はこの程度でも親としては充分なのです。

さらに・・・

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これは「 星の光×跳珠」のF1です。
これも、この程度の白覆輪でも充分活躍してくれるのです。

昨日交配に使った親だけでも、ザーッとこんな感じです。

これだけ♂や♀が揃えば単純な話で・・・
「白フク三段H2」の♀に、「星のワルツ」の♂を交配するだけでも充分な白覆輪三段咲きの作出は可能です。

でも・・・それでは「やまくさ」らしい交配とは言えませんのです・・・。

今更・・・今年咲いている様な白覆輪三段咲きを作っても堂々巡りなのですから・・・。

そんな訳で・・・昨日は・・・これらの親たちに・・・
普通に利用している「熱唱」「炎環」「跳珠」「武王」等のF1や三段咲きの花粉を直接交配してみました。
なにしろ・・・三段弁のボリューム作りには欠かせない連中ですから。
むしろ濃赤や濃紫のF1を使って、玉斑を出さない色作りも重要なのかもしれません。

もちろん・・・「鉄心」や「紅すだれ」を使ったF1たちもフル活用です。
ついでなので「すだれ白覆輪三段咲き」なんて狙ってみたりして・・・。

これで更なる白覆輪三段咲きの完成を望むのも良いのですが・・・
折角なので、更に次のステップへの親も拾っておきたいと考えての交配をしてみました。

♂親につきましては・・・
こちらも普通の三段咲き♀親に交配して、次の答えを見てみたいものと考えています。

今日もこんな花が咲いていました。
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「星のワルツ」の交配から生まれた白覆輪三段咲きです。
今年はこの花の様に、花粉を吹かせられそうな白覆輪三段咲きがいくつも咲いています。
これらも♂親としては、かなり有効利用できると考えています。

14706_3 「吟の星」 この花は白覆輪三段咲き交配から生まれた中間タイプの千重咲きです。 中段に残る緑褐色の花弁が中間タイプの特徴をよくあらわしています。とても吟味があり重量感あふれる新しいタイプの白覆輪の段咲きです。

白覆輪三段咲きも漸く次のステップに入りました。
材料がそろえば、「白覆輪×白覆輪」への拘りは必要ありません。
何を交配したってイイと思いますよん!!

この後・・・今年も第2弾、第3弾の交配へと入って行きます。

明日は天気も幾分回復の兆しです。
これから毎日・・・試行錯誤の連続なのです。

今回の「全国大会」でも、「白覆輪三段咲き親」は人気でした。
多くの方にお買い上げいただきました。
今回は「白覆輪三段咲き」作りのヒントに少しでもなればと思い
この場をお借りしてご紹介させていただきました。

素晴らしい「白覆輪三段咲き」を、是非、皆様も作出してみてください。


 

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