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2014年4月28日 (月)

落ちる・・・

Img_0825 「ストーブの上の展示会」 売店入口に置いてあるストーブの上に置かれた4鉢の鉢植え。たった4鉢の鉢植えですが・・・なんだかすんごい展示会の様でした・・・(汗)

今日はGW前半の中日だったのですが・・・
遠方からのお客様も含め、沢山のお客様にお出でいただきました。

有難うございました。

毎日少しづつですが・・・
花ものや斑入り等を追加しております。
これからもどんどん入れ替えますので、乞うご期待くださいませ。

さて・・・ココで問題なのは・・・
毎日がとても忙しく有り難いほどなのですが・・・
この春に交配した雪割草のタネの袋かけがぜ~んぜん進んでおりませぬ。

なんとか夕方の空き時間を利用して1時間ほどは作業をするのですが・・・
折角交配した種子たちも、触ればポロポロとほぐれて落下し始めます。

セルフ種子の早いものでは、既に下に落ちてしまっているものも少なくありません。

今年は唯でさえ交配数が少ないと言うのに・・・
これで種子が落ちてしまったら・・・
僕の1ヶ月間の交配の苦労も水の泡です。

これは大変だ・・・
頼むから・・・タネ採りさせてくれ~~~・・・(叫)

Img_0877 「テリミトラ・フレクスオーサ」 豪州のサン・オーキッドの仲間の中ではとても小型の種類です。現地タネのフラスコ出し苗で3年物です。濁りの無い黄色花はとても小さく地味なものですが・・・むしろ、このグニャグニャ曲がる細い花茎はなかなか芸術的でもあり、株立ちにすると面白いシルエットを見せてくれます。  

Img_0873 「レプトセラス・メンジェシー」 以前はカラデニアとして分類されていたものですが、その後独立されたようです。この特徴ある 「バーニー・スタイル」の花はとても可愛らしい花ですが、この花を見るためには休眠中にエチレン処理が必要です。なんでも「めんど~くさい」僕にとって、このエチレン処理はとてもめんど~くさい作業なのです。今回は、スタッフのまるもとくんが夏の間に一生懸命エチレン処理をしてくれたおかげで花を見る事が出来ました。でも・・・いざ販売しようと思うとエチレン処理をしなくては開花しにくいので・・・ヤッパリ僕には、販売するのも「めんど~くさい」のです。

めんど~くさい「バーニー・スタイル」よりも・・・
こっちの「バーニー・スタイル」の方が好き!!

そ・・・そんな事より、早くタネ採らなきゃあ~。

2014年4月27日 (日)

そろそろ・・・

Img_0815 「またまた・・開花です」 またまた・・・パラクィレギア・ミクロフィラが開花しました。今回の鉢植えは、3月30日のブログで紹介した株と同じ時の実生苗ですが鉢植えは別な鉢です。こちらの方が蕾の色が濃かったので「もしや・・」と思ったのですが、開花したらやはりなかなかの濃色でした。根元には次の花芽も見えているので、今年は結構花が見られそうで楽しみです。それにしても・・・「世界で一番美しい山野草」の名に恥じない、素晴らしい花ですね!!

昨日から取り敢えず・・・
ゴールデンウィークに突入したのでせうか!??

お陰様で今日も、沢山のお客様にお出でいただきました。
有難うございました。

やはりこの時期はイカリソウ探しのお客様が多いですね。
売店のイカリソウも・・・
毎日の様に補充しているのですが、毎日の様に花が足りなくなる程です。
発送依頼なども多いのですが・・・
良い花は出すと直ぐに無くなるので、なかなか花を集める事が出来ません。

そろそろピークも過ぎて来たですが・・・
実は綺麗な複色系の花たちはこれからの開花も多いので・・・
まだまだ今年はもう少し楽しめそうです。

それよりもこの時期からはメダカのお客様が多く訪ねて来られます。
でも・・・
今年は、この春に販売予定の仔たちが、雪により作場の屋根の崩壊で・・・
壊れた隙間から侵入した鳥に結構食べられてしまったのです・・・(恥)

親はだいたい無事なのですが・・・
肝心の子作りの方は、また、やり直しです。
今年は、メダカ君たちにとってはとても「悪夢」の様な冬でした。

でも・・・
この暖かさで、多くの親たちが産卵を始めています。
この時期には金色のプリプリとした卵を生んでくれているのです。

かなり面白い親たちもいるので・・・
7月末ごろからの最初の仔の販売にはご期待くださいね。

明日からはそろそろ少しづつ・・・メダカの水替えも始めます。
綺麗な水になった途端に、プリプリと産卵を始めるんですよね。

こちらの方も忙しい季節になって来そうなのです。

Img_0816 「またまた・・開花です」 こちらは3月30日のブログで紹介した鉢植えです。あのときの花は既にタネの様になっていて(出来てるのかしら・・・??)、更に次の花芽が今開花しようと微笑んでいます。株元には、写真では見えませんが次の花芽も抱いています。 結構、元気に育っているのです。

今年はタネの発芽も面白いものが続々です。
5月はめちゃくちゃに忙しくなりそうですね。

2014年4月26日 (土)

まるでテナントのようです!!

Img_0742 「ダフネ・ペトゥレア」 欧州アルプス原産の小型の沈丁花です。常連のHさんの栽培品で、本日、満開の状態で撮影用にご持参くださいました。成長の遅い木なので小さな苗からここまでにするのはなかなか大変です。長い年月の努力と苦労の賜なのです。

春になり・・・
「やまくさ」の売店や作場も色々なものの芽出しが始まりとても賑やかになりました。

特に芽出しの出揃う頃は・・・
作場のあちらこちらで様々な植物の集団が宴を競っています。

それぞれの植物にはそれぞれの担当スタッフが管理しているものも多く・・・
その様子は宛ら・・・あちらこちらにテナントが出店しているようでもあります。

最近では・・・
交配等もそれぞれのスタッフに受け継いでいるものも多く・・・
ますます各植物で「テナント化」が進みそうな予感なのです。(汗・・・)

いっそのこと・・・
場所だけ提供して、「やまくさ」を植物専用のテナント・ハウスにしてしまうのも・・・
なんだか面白いかもしれませんね!! (←うそうそ・・・うそですよん)

これからもスタッフの個性を引き出せる仕事を探してあげられればと考えています。

いよいよゴールデンウィーク間近です。
沢山の花をご用意して、皆様のご来園をお待ちいたしております。

今日は・・・そんな多くの「テンント」(汗)のひとつから・・・
「ギボウシ屋さん」をご紹介します。
あっ・・・ここの店主は・・・もちろん僕です。

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御覧の通り・・・
なんだかごちゃごちゃと芽出しが始まっております。

少しイワギボウシ系の「綺麗どころ」・・・を、ご紹介です。

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どの子もとっても・・・凸凹な子たちなのです。

この子たちは・・・

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みんな丸葉で、少し凸凹で・・・
青軸純白で、かなり多弁の白花が咲きそうな子たちなのです。
楽しみですね。

ギボウシも今年の実生の発芽が始まって来ました。
発芽後の選別、そして置き場を考えると・・・
嬉しくもあり、苦しくもあり・・・なのです。

2014年4月25日 (金)

毎日暑いです・・(汗)

Img_0686 「扉です」 「(株)アルペンガーデンやまくさ・ホームページ」の扉を飾る花、アンドロサーケ・グロビフェラが開花しました。昨年、思い切って株分けして販売したのですが、早くも親鉢が株になり復活してきました。植え替えたので今年は花着きもまずまずです。ちゃ~んと栽培すれば標高4500mの花もハイ、この通り・・・なのですね。

毎日暑い日が続いております・・・(汗)

昼間は暑いのですが・・・朝夕は少し涼しい風も吹いています。

こんな時が一番、植物たちが元気に育つ時期でもあります。
1年で一番成長する時でもあり、一気に大きくなる時期でもあります。
が・・・大きく失敗してしまうのもこの時期なのかもしれません。

毎日の暖かさは植物にとって沢山の栄養を与えてくれます。
その反面、植物たちが一度に水分を失う時期でもあるのです。
そう・・・「脱水」で萎れる時期でもあるのです。

この時期は植物愛好家の研ぎ澄まされた感覚が大切な時です。
朝、余り乾いていない状況でもお昼にはカラカラになっているのがこの時期なのです。

「湿っているから大丈夫」
この油断が、植物たちを一度に脱水させて萎れさせます。

まだ遮光率の高い寒冷紗を張るには早い時期です。
かと言って・・・日除けの無いままでは暑すぎます。

毎日の気温の変化や風の動き・・・
それらを肌で感じる事が出来れば栽培家としては合格なのです。

この時期の作場は分刻みで刻々と変化していきます。
常にそれを敏感に感じ取り対処できるか・・・
それが名人と呼ばれる人たちの「栽培センス」なのだと思います。

Img_0695 「ウラシマソウ「夢の浮橋」」 千葉産で最も有名なウラシマソウの一つです。仏炎苞上部が葉に変化していますが余り変形していないので、むしろ面白いコントラストを見せてくれます。テンナンショウの仲間にはこのタイプがいくつか見られますが、いずれも1球で数本の芽を出すものが多く、何か独自の遺伝子を持っているのかもしれません。

Img_0701 「ウラシマソウ・無名」 紀州産のかなり特徴的な模様花の一つで、仏炎苞の筒部と開口部の襟合わせが左右逆なので全体的に面白い雰囲気の花型をしています。渋めですが色の対比も面白く風格のある花です。

Img_0734 「ウラシマソウ「紅ほのか」」 紀州産の日の丸タイプの銘花です。深い緑花の中心を紅色に染めた味わい深い花で、先日紹介した「緋翠」とは兄弟株です。襟部に幅があり堂々とした花型も良いですね。

Img_0735 「ウラシマソウ「紅炎」」 紀州産の赤花としては珍しく殆ど白窓の無いベタ色です。赤の鮮度も高く濃色なので、多くの赤花の中に合ってもとても良く目立ち特徴的な銘花です。

ウラシマソウの仲間もこの時期はとても乾きやすいものです。
少しの乾燥で折角開いた仏炎苞がすぐにシワシワになってしまうので・・・
日陰で涼しく管理して脱水を防ぐと花も長持ちしますね。

ちなみに・・・

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みんな・・・ウラシマソウが大好き!!

 

2014年4月19日 (土)

まだまだ・・・。

Img_0609 「イカリソウ・群青」 当園のイカリソウ交配種の中でも人気の高い「群青」が咲き始めました。今年は少し肥料不足で色が薄めですが・・・それでも他の青花系と比べても色味の違うブルーがかった青は見る人を魅了しています。草姿もとても山野草的で美しいもので、漸く少しづつですが株立ちになって来ました。販売までは・・・あと何年!??

作業場の電機工事もほぼ完了で・・・
少しづつですが作業できる状態になりました。

これからはいよいよ、植え替えやポット上げの季節になります。
春の仕事に集中ですね!!

雪割草のタネの袋かけもなんとか進んでおりますが・・・
早いものでは袋をかけている最中からポロポロとタネが落ち始めます。

なんとか落ちそうなところはクリアしたのですが・・・
それでも毎日続けなければなかなか終わらない作業です。

株分けするものも色々です。

シランやギボウシ、春の斑入り植物など・・・続々と芽を出しています。
毎日花たちに追いかけられている日々が続きますね。

来週あたりからメダカいぢりも始めなくては・・・
まずはペア組から開始です。
飼育場の屋根はまだまだ壊れたままですが・・・
メダカ君たちは待ってはくれません。
昨年秋の子たちはだいぶ鳥に喰われたので・・・
春から子供の採り直しです。
メダカ君の方は既に問い合わせ殺到なので・・・
夏前までには最初の子を作らなくてはです。
バイト君・・・急募ですね!!

Img_0617 「イチリンソウ「加賀緑宝」」 非常に珍しい イチリンソウの三段咲きです。花だけ見ているとまるで雪割草を見ているようですね。全体に小型で纏まりも良く、山野草としても一級品です。門外不出の逸品ですが、少しづつ何箇所かで流通体制に入っている様ですね。

まだまだ・・・今年も・・・
山野草と格闘の日々は続くのです。

2014年4月17日 (木)

ポカポカ過ぎ・・。

Img_0562 「ウラシマソウ「緋翠」」 紀州産の日の丸タイプの銘花です。 この系統は他産地に比して緑色に濁りが少なく、仏炎苞の中心を彩る紅色との対比がとても美しいものです。花口の開きも良く、是非増殖したい逸品なのです。

毎日暖かい日が続いております。

日中はとにかくポカポカと・・・少し動けば汗ばむほどの暖かさです。

お陰様でここ数日は・・・
山野草やら、ヤマシャクヤクやら、ウラシマソウやら、斑入り植物やらで・・・
毎日お客様が途切れません。

そんな訳で僕は・・・
自分の仕事をしようにも、結構呼び出されて・・・
なかなか自分の仕事に手がつけられません。

嬉しい悲鳴なのですが・・・
まだ雪割草のタネの袋かけなども途中でストップです。

この暖かさで・・・
早いものは手で触れるとタネが落ち始めています。
ど~しませう!??

ここ数日は集中して袋かけに精を出します。
でないと・・・折角交配した種子たちがボロボロと落ちてしまいます。

少しでも時間稼ぎを・・・と考えて・・・
火曜日からタイベックで遮光を始めました。
昨年よりも5日早い遮光です。

毎日・・・時間との戦いです。
たのむから・・・おしごとさせてね!!

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Img_0534 「バイカカラマツ・新タイプ」 実生3年目になって、この暖かさで色々な花が咲いてきました。まだ力の無いものも多いのですが・・・メシベの塊り具合を見ると、力が付けばまだまだ弁化してきそうな花たちです。少しづつ選別して鉢上げを始めます。いよいよ・・・増殖開始ですね!!

昨日は久しぶりに東京で買い物です。
ついでなので「東日本伝統工芸展」も見てきました。

消費税の影響か・・・こころもちデパートも空いていますね。

2014年4月14日 (月)

そろ~り・・そろ~りと発進です。

Img_0424 「ヤマシャクヤク八重咲き」 五木牡丹系のヤマシャクヤクもいよいよピークを過ぎてきました。ラストを飾るのは「五木牡丹No.22」です。この花は植え込み当初から小さな苗だったので今年初めての開花ですが・・・中苗の株立ちの割にはなかなか見事な牡丹咲きになりました。なにしろ花の盛り上がりが半端ではありません。大輪の花は、まるでボールの様に大きく膨らんでおります。この花も秋の株分け予約が入っています。「五木牡丹シリーズ」今年は大人気でしたね。

今日は仕事の途中で時間を作って、
スタッフみんなで今年からの動きについてのミーティングです。

今年はみんなでそれぞれの分担を決めて・・・
スタッフそれぞれがより良い苗作りと販売力に磨きをかけたいと考えています。

これまでは「作る事」に集中していた仕事も・・・
売れる苗作り、喜ばれる苗作りへと努力を重ねて行きます。

これからのショップの運営やリストの事など・・・
まだまだやりたいと考えている事は沢山沢山あるのです。

明日からは少しづつですが、これからの目標に向かって前進していきます。

慣れない事ゆえ、時には粗相もあるとは存じますが・・・
どうぞ皆様、暖かい目で見守っていただければ嬉しく思います。

みんなで作る「(株)アルペンガーデンやまくさ」を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

Img_0437 「ウラシマソウ「珊瑚」」 今年は少し陽が強かったので、かなり短めでずんぐりとなってしまいました。それにしてもこの色彩は、最初に見たときから強烈な印象でした。主だって雑誌で紹介されている「珊瑚」は殆どがこの個体なので・・・この個体が一番「珊瑚」のイメージを作った花かもしれません。千葉県の誇る後世に残る銘花だと思います。

Img_0448 「ウラシマソウ「緑炎」」 当園で入手した時はまだ無名の花でしたが、のちに「緑炎」の銘が付けられました。仏炎苞内部の紅は作により濃淡が見られますが、その後も違う銘で幾度がこの花を入手しましたが、特徴的な花でもあり名前が違っても一目でそれと解ります。渋いながらも味わい深い千葉県産の銘花です。

Img_0454 「ウラシマソウ・無名茶花」 知人から分けていただいた千葉県産の茶花です。このタイプの色彩は多く見られますが、仏炎苞の開きが抜群でこの個体は観賞価値の高い花だと思います。上品な味わいがイイですね。

Img_0464 「ウラシマソウ・無名薄茶色花」 千葉県産のウラシマソウのラストはこの花です。 少し黄色味がかった薄茶色の珍しい色合いの花です。薄茶色から濃い茶色、鶯色等は千葉産ならではの色彩です。この手の色は千葉の独壇場ですね!!

今日は気分を変えて「こんなの」はいかがでしょうか!??
この冬に世界で一番注目された曲の一つですね!!
(泣きのレスポール、ヤッパリ本家はカッコイイ!!)

2014年4月12日 (土)

灰色悪魔の季節・・2。

Img_0394 「ウラシマソウ・黒花」 2005年に採取したものを2008年に千葉の知人から小さな小芋を分けていただいたものですが・・・今年始めて開花しました。「黒花」としかラベルには書いていなかったのですが・・・花の黒さは「黒真珠」レベルの艶の無い黒花の逸品です。まだ小さな開花苗で仏炎苞に少しかすれが見られますが、もう少し作り込むと更に黒さは増すのではないかと思います。年数がたっているので小芋が分けてあると思い、欲をかいて探したのですが解りませんでした。まあ・・・そんなものです・・・。

雪割草の葉の展開もかなり進んできました。
日毎に葉に硬さが増してきて・・・そろそろ止葉も出揃うかと言うところです。

ココまで来ると・・・「灰色の悪魔」も一安心です。

今年「灰色の悪魔」が発生した苗を見てみると・・・
やはり、昨秋からこの春に植え替えたものが多く見られます。
実は・・・かなり密集した鉢植えでも、かなり花弁の落ちた痕跡のある鉢でも・・・
植え替えずに1年以上そのままにしておいた鉢植えには「灰色の悪魔」は余り発生していません。

新しい用土に変えた時の「なにか」によって、この病気は発生しやすいように感じます。

ただし・・・これは鉢植えのみに言える事です。
ポット苗に至っては、密集して蒸れやすいケース等は普通に発生してきます。

と…言う事は・・・
時間が無くて忙しい時には・・・
取り敢えず、昨秋以降に植え替えた鉢だけでも花摘みと古葉の整理をしておけば・・・
「灰色の悪魔」はかなり防げるのではないかと思います。

ここ数日、風の強い日が続いています。
こんな時は脱水による葉の萎れも怖いものです。
折角伸びた新葉が萎れ、灌水により戻り、また萎れ・・・
これの繰り返しにより傷むと、ここにも「灰色の悪魔」はやって来ます。

今日の様に風の強い日は・・・
どんな作業にもまして、早めの灌水が重要です。
風を読んで、気象を読んで、萎れさせないための灌水のタイミングを見測る!!
どこを優先するかを考えて、1日の動きのムダを極力なくす。
これが出来れば大したものなのですが・・・
出来る出来ないも・・・個人差なのですよね・・・。
やれやれ・・・ですね。

Img_0369 「ウラシマソウ・黒花」 こちらも別な千葉の方から分けていただいたウラシマソウの黒茶花です。「黒花」としてはまずまずの花なのですが、丸みを帯びた仏炎苞の型がとてもよく気に入っています。

Img_0359 「ウラシマソウ・黒花」 この花も上の写真の坪採り兄弟株です。こちらの方が少し茶色みの強いものですが、花はとても大きく見事です。千葉では比較的栽培されているタイプの「黒花」だと思います。

Img_0404 「ウラシマソウ・赤花たち」 紀州産の赤花君たちも続々と咲いてきました。赤黒い花は迫力があり人目をひきますが、サーモンピンクの柔らかい色味もまた好きなタイプです。紀州産のウラシマソウは比較的スリムで腰高の個体が多く見られます。葉姿や草姿だけ見るとナンゴクウラシマソウと区別のつかないものも結構多いですね。

売店・・・賑やかになって来ました。

春ですね。

2014年4月10日 (木)

灰色悪魔の季節。

Img_0343 「ウラシマソウ「篤姫」」 静岡産のウラシマソウの色変わり花「篤姫」です。仏炎苞の内側が緑色で、褐色の豹柄をほんのり散らす珍しい花です。なんとなく新鮮な味わいのあるウラシマソウです。

今日も5月上旬の暖かさでしたが・・・
その後に風が吹き、夜は少し寒さを感じる程です。

この寒暖の差のある時期は、低温多湿の悪魔「灰色かび病」の季節でもあります。

「灰色かび病」と言うと雪割草等が有名な病気の一つですが・・・
実はこの病気、雪割草だけではありません。

花の終わった花がらから発生する事が多いのですが・・・
多湿により傷んだり枯れてしまった葉からも発生しやすいものです。

特に湿度の高い作場を好むラン科の常緑種等も・・・
この時期、特に発生率の高いものの一つです。

「灰色かび病」はハウス栽培では特に多く発生が見られます。

この「灰色の悪魔」を予防する秘訣は、なんといっても風通しです。
この時期は乾いていたら極力午前中に灌水をして、午後には地上部にたまった水が綺麗に乾くくらいの灌水が好ましいでしょう。
夜間は冷えるので、ハウス栽培の場合は特にハウスを閉める事が多い時期でもあります。
この場合、少しでも水滴が残っていると密閉したハウスの中ではその部分が蒸れて傷んで、そこから「灰色かび病」が発生するのです。

薬剤散布なども大切な予防の一つですが・・・
出来る事なら・・・病気の出ない環境づくりや管理をして予防するのが良いでしょう。

GW明けの頃までは1日の寒暖の差が激しい時でもあります。
毎日の気象を読んで余分な灌水を控えて、
「灰色かび病」の発生を極力防いでくださいね。

Img_0377ウラシマソウ「天使」」 静岡産のウラシマソウに見られる仏炎苞が紅白のツートンになる青軸タイプの花です。このタイプの中でも際立って綺麗な花の一つでもあります。 ウラシマソウの仲間は産地によって個性的な個体の集団が見られます。このタイプの花は静岡産を代表する銘花たちなのです。

Img_0374 「ウラシマソウ・濃茶花08-1」 この花も静岡産のウラシマソウに見られるタイプの1つです。少しカーキ色がかった濃い茶色と白筒のコントラストが美しく、釣り糸の基部も紫色を帯びた褐色の美しい花です。

Img_0346 「ウラシマソウ・赤茶ワイン」 以前よりこの名で栽培していた個体で、もしかしたら何か銘が付いているかもしれません。褐色の筒に仏炎苞内部は濃いワイン赤黒色で基部が白く窓状に抜けています。なかなかコントラストの美しい花で、緑色の軸との対比も面白いものです。

Img_0349 「ウラシマソウ・紀州サーモン上」 紀州産のウラシマソウに多く見られる赤色の花です。少しサーモンがかった赤色がとてもお洒落な花で、濃赤色も良いですが、この花の様に青軸系の明るいサーモン紅色も味わい深いものです。このタイプは作により花色がより鮮やかになり、美しく進化するものが多く見られます。

Img_0378 「ウラシマソウ「隈取」」 紀州産のウラシマソウ赤花の坪の中でときどき見られる縞花系選別の一つです。仏炎苞の筒部や内部に濃淡の縞模様が見られ面白い雰囲気を醸し出します。作により縞の出方に変化は見られますが安定性はとても高い芸でもあります。

ポツリポツリと・・・ウラシマソウも咲いてきました。
良い花が咲いたらまた・・・ご紹介しますね。

2014年4月 9日 (水)

いろいろと春です・・。

Img_0284 「ヤマシャクヤク八重咲き」 先日ご紹介した「五木牡丹系・特」が全開しました。ボール状に膨らんだ花の塊は花弁の数も半端ではありません。「五木牡丹系」の販売は、今年の販売分は早くも終了です。 有難うございました。

 

昼間の暖かい陽射しと、朝晩の涼しさ・・・
毎日、春らしい陽気が続いております。

いつの間にか沢山の山野草たちの芽出しが始まり・・・開花が始まっています。

冬の間には棚下にしまっておいた植物たちも・・・
知らぬ間に芽を出して伸び始めています。

作場のぎちぎち状態が続いている当園では・・・
棚上にあげる植物たちのローテーションがあるのですが・・・
そろそろ棚上に出すにも限界が近づいてきました・・・。

雪割草たちはそろそろ、交配したタネの袋かけに入りました。
こんな感じです。

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まだ、結実の早いものから順番に袋をかけていますが・・・
やがては・・・作場に袋の花が咲きますね。

作業場の復活もいよいよ間近です。

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ハウスの中心にクロスの補強を入れてみました。
これだけでかなり上からの攻撃にも耐えると思います。
日除けも、今度は寒冷紗を下にして、その上にビニールをかけました。
これで雪も落ちやすくなると考えています。
あとは・・・電気屋さん待ちで、いよいよ完成ですね。

Img_0329 「ヤマシャクヤク八重咲き」 この花は「五木牡丹系No.1」として選別している花です。昨年は凄い弁化を見せてくれたので、昨秋は思い切って株分けして販売品を作ってみました。(既に完売ですが・・・) 力の着いた個体ではある程度株分けしてもこの様に良い芸を見せてくれます。ここのところ毎日、このタイプの花のお問い合わせを複数頂きます。人気急上昇ですね!!

Img_0313 「しまじろう」 ウラシマソウの花も早いものでは開花が始まりました。この花は古くから育てている紀州産の「赤茶花」の一つで「No.10」と呼び鳴らしていた縞花です。時々葉にもボヤ斑の見られるもので、花は写真の様に不規則な縞抜けが見られます。特徴的なので「しまじろう」と銘付けて選別する事にしました。 名前の由来は・・・「こどもちゃれんじ」ですね(汗)

ウラシマソウの実生も、一昨年前に蒔いたものが次々と発芽してきました。
こんな感じです。

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紀州産の「青軸系赤花」交配や「素心」系の交配です。
ウラシマソウの仲間は、実生1年目は地下で苞葉のみを出して過します。
地上に葉を出すのは2年目からですね。
これを移植すると・・・
また更に・・・置き場が無くなりますね・・・(汗)
どーしよう・・・。

2014年4月 6日 (日)

閑話休題2・・

Img_0212 「ヤマシャクヤク八重咲き」 この花は「五木牡丹」系の中でこれまで開花した事の無かった個体です。当初は大きな1芽で普通の花でしたが・・・今年は5芽で何れもが見事な花になりました。子宝咲きの見事な個体で、下の花は小花が6つ、上の花は小花が5つに分かれていて、この個体だけは花弁の縁に紅色の糸覆輪も絡めています。これまでは番号無しなので「五木牡丹系・特」として分けておく事にしました。今年は何れの個体もトンデモ無い芸に進化しています。こうなると実生で育てて色々咲かせてみるのも面白そうですね!!

今日も南岸低気圧と寒気の影響で・・・少し不安な天気でしたが・・・
先日の金曜日の雷雨とは異なり、今日は関東南部の方に雲が多く埼玉は避けてくれた様です。
まずは一安心でした。

この数日の間に、売店は雪割草から山野草に移行してきました。
それに伴い、山野草探しのお客様が沢山お見えになられています。

今日も、1日を通して沢山のお客様にお出でいただきました。
有難うございました。

雪割草の方は交配もひと段落で、結実し始めたタネの袋かけに入りました。
そろそろ灰色かび病も出始めるので、これからの季節は気が抜けませんね!!

さて・・・
肝心の作業場ハウスの方ですが、取り敢えずは順調に進んでいます。
現在、こんな感じですね。

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久しぶりに屋根が外れて中が剝き出しです。

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水耀日にハウスをバラしてもらって、木曜日から取り敢えずみ~んなでお片付け。
でも・・・木曜日は直ぐに雨で作業中止です。
金曜日は朝から作業してこんな感じで終了です。
この後は雷雨で・・・金曜日はココまでです。

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土曜日からは業者さんの出番です。
朝から地面を均して、凸凹だった足元を平にします。

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地均しが出来たら測量開始。

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午後にはいよいよ棟上げ開始です。

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前から順番にパイプを埋めて行って・・・

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取り敢えず・・・土曜日までに、ここまでは完成です。

明日からもハウス作りの作業は続きますので・・・
早ければ週半ばには完成間近になりそうです。
あとは棚を入れて、電気屋さんを呼んで完成ですね!!

作業場が完成の後は・・・沢山の植え替えが控えています。
春の作業の始まりですね!!

Img_0248 「バイカカラマツ・新タイプ」 今年初花のバイカカラマツの新タイプのセミダブルです。赤レンガ色の丁子咲きを思わせるような多弁花で、グリーンのメシベとの色対比がとても美しいものです。これまでにない新しいバイカカラマツの花が次々と生まれています。やがては・・・沢山の方に広く育てていただきたい花ばかりですね。

Img_0269 「イカリソウ・新タイプ」 日本産どうしの交配から生まれたとても綺麗なイカリソウです。ここのところ早々にイカリソウ探しのお客様も毎日いらしています。まだ早咲きタイプの花が中心ですが・・・これから下旬のピークになるにつれ2色、3色の複色系も続々と咲き始めてきますね。

花ものも・・・斑入りも・・・日毎に充実ですね。
雪割草もひと段落・・・これからは山野草ブログに戻ります。

ご期待ください。

2014年4月 2日 (水)

なんとか・・かんとか・・

Img_0159_2 「ヤマシャクヤク八重咲き」 4月になり、早くもヤマシャクヤクが咲き始めました。この花は「五木牡丹系No.5」です。昨年は2花咲いて7弁と6弁だったのですが、今年は見事な多弁に変化しました。とても豪華ですよ。

昨日・・・
北国からの帰りの車の中で突然の電話です。
電話の先はハウス屋さん。

「作業場の材料が入ったので、工事に入れそうです」との事です。

かなり遅くなると覚悟を決めていたのですが・・・
ハウス屋さんが、昨日・・・無理やり見つけ出して入手してくれたそうです。

そんな訳で・・・
今日からいよいよ・・・まずは壊れたハウスの解体工事からです。
取り敢えずはこんな感じて・・・

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屋根を切断していよいよ解体開始です。

明日・明後日は全員で・・この中のものを片付けて・・・
土曜日くらいから工事に入れる予定で動きます。

取り敢えず凸凹の地面を一度地均しして・・・
棚を置き直して、電気設備の取り付けです。

来週末までには完成を目指したいものです。

4月になり・・・
一度に色々な花が咲いてきました。
明日・明後日は・・・売店用の花を沢山出せればと考えています。

売店にはイカリソウやテンナンショウが少しづつですが置かれるようになりました。
いよいよ・・・春の花のシーズン到来なのですね。

Img_0165 「ヤマシャクヤク八重咲き」 こちらは「五木牡丹系No.4」です。こちらは緑の強い八重咲きですが、この花も昨年は6枚弁でした。やはり・・・この系統は作り込む程に変化していくようです。太い芽で開花すると非常に大きな花になるのも特徴で、坪採りですが幾つかの系統がある様に感じます。飾っておくと、どなたもビックリされていますね!!

Img_0199 「ラストです・・」 今日で大体の交配が終了いたしました。一応今日で1210交配です。毎年交配数が少なくなってきていますが・・・まあ・・・作りすぎてもしょうがないので・・・。もう少し咲いている花もあるので、あとは時間を見て適当に交配する予定です。むしろ今年は・・・セルフ分離のタネが多くなりそうですね!! これも時代の流れでせうか!??

明日からはいよいよ・・・タネの袋かけですね。
なんだか暖かいせいか、タネの実りも早そうですね。

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