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2014年4月10日 (木)

灰色悪魔の季節。

Img_0343 「ウラシマソウ「篤姫」」 静岡産のウラシマソウの色変わり花「篤姫」です。仏炎苞の内側が緑色で、褐色の豹柄をほんのり散らす珍しい花です。なんとなく新鮮な味わいのあるウラシマソウです。

今日も5月上旬の暖かさでしたが・・・
その後に風が吹き、夜は少し寒さを感じる程です。

この寒暖の差のある時期は、低温多湿の悪魔「灰色かび病」の季節でもあります。

「灰色かび病」と言うと雪割草等が有名な病気の一つですが・・・
実はこの病気、雪割草だけではありません。

花の終わった花がらから発生する事が多いのですが・・・
多湿により傷んだり枯れてしまった葉からも発生しやすいものです。

特に湿度の高い作場を好むラン科の常緑種等も・・・
この時期、特に発生率の高いものの一つです。

「灰色かび病」はハウス栽培では特に多く発生が見られます。

この「灰色の悪魔」を予防する秘訣は、なんといっても風通しです。
この時期は乾いていたら極力午前中に灌水をして、午後には地上部にたまった水が綺麗に乾くくらいの灌水が好ましいでしょう。
夜間は冷えるので、ハウス栽培の場合は特にハウスを閉める事が多い時期でもあります。
この場合、少しでも水滴が残っていると密閉したハウスの中ではその部分が蒸れて傷んで、そこから「灰色かび病」が発生するのです。

薬剤散布なども大切な予防の一つですが・・・
出来る事なら・・・病気の出ない環境づくりや管理をして予防するのが良いでしょう。

GW明けの頃までは1日の寒暖の差が激しい時でもあります。
毎日の気象を読んで余分な灌水を控えて、
「灰色かび病」の発生を極力防いでくださいね。

Img_0377ウラシマソウ「天使」」 静岡産のウラシマソウに見られる仏炎苞が紅白のツートンになる青軸タイプの花です。このタイプの中でも際立って綺麗な花の一つでもあります。 ウラシマソウの仲間は産地によって個性的な個体の集団が見られます。このタイプの花は静岡産を代表する銘花たちなのです。

Img_0374 「ウラシマソウ・濃茶花08-1」 この花も静岡産のウラシマソウに見られるタイプの1つです。少しカーキ色がかった濃い茶色と白筒のコントラストが美しく、釣り糸の基部も紫色を帯びた褐色の美しい花です。

Img_0346 「ウラシマソウ・赤茶ワイン」 以前よりこの名で栽培していた個体で、もしかしたら何か銘が付いているかもしれません。褐色の筒に仏炎苞内部は濃いワイン赤黒色で基部が白く窓状に抜けています。なかなかコントラストの美しい花で、緑色の軸との対比も面白いものです。

Img_0349 「ウラシマソウ・紀州サーモン上」 紀州産のウラシマソウに多く見られる赤色の花です。少しサーモンがかった赤色がとてもお洒落な花で、濃赤色も良いですが、この花の様に青軸系の明るいサーモン紅色も味わい深いものです。このタイプは作により花色がより鮮やかになり、美しく進化するものが多く見られます。

Img_0378 「ウラシマソウ「隈取」」 紀州産のウラシマソウ赤花の坪の中でときどき見られる縞花系選別の一つです。仏炎苞の筒部や内部に濃淡の縞模様が見られ面白い雰囲気を醸し出します。作により縞の出方に変化は見られますが安定性はとても高い芸でもあります。

ポツリポツリと・・・ウラシマソウも咲いてきました。
良い花が咲いたらまた・・・ご紹介しますね。

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