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2015年1月16日 (金)

お正月に咲く黄色いスイセン。

1_1 ナルキサス・カンタブリクス・コンスピキュアス「黄宝」」 お正月の頃から開花を始めるこのスイセン…果たして何者なのか…。色々と物議を醸し出している様子ですが…はたして…。

上の写真のスイセンは…
当園で「ナルキサス・カンタブリクス・コンスピキュアス「黄宝」」として選別、販売し始めたお正月咲きの黄色い花を開く原種スイセンです。

果たして…このスイセンは何者なのか…。
一部、「サンシャインのラン展」会場に於いても物議を醸し出していた様子なのですが…。

そもそも…ラン展で販売していた株がたまたま何かの拍子で葉の先端に曲がりが見られたことから「バルボコ」との交配ではないか…「この葉先はバルボコの特徴だ」と言う話も出たらしいのですが…。

はたして…君はダレ!!

先ずは最初の写真をご覧ください。
この通り…何れの葉の先端にも親鉢の葉に曲がりは見られません。
それどころか…この草姿はどう見てもカンダブリクスなのです。

でも…カンタブリクスに黄色の花なんて…知りません。
でも…この個体は、フォリオススと同じ時期に開花する同様の草姿をした黄色の花なのです。

僕は、この花に関しては多くを語っていません。
要は「お正月に開花する黄色いスイセン」であるだけで、充分に選別するに値する品種だからなのです。

そもそも…カンタブリクスにコンスピキュアスなんていうssp.やvar.は知らないし…。

と…言う事で、取り敢えず解る範囲でタネ明かしをしてみます。

そもそものこの品種は、タネを入手して選別した花です。
実はタネの入手先は、イギリスの「MONOCOT NURSERY」のSeed List。
世界的な球根マニアとして著名なMike Salmonさんが中心に、Jim ArchibaldさんやJhon Blanchardさんと言ったそうそうたる面々によって作られたリストです。

このリストにたまたま出ていた見馴れぬ名前、
それがこのカンタブリクス・コンスピキュアスです。

しかも、この花には産地が明記されており、産地はSpain Ubriquaとなっています。

産地がある…と言う事は、明らかに野生種と言う事なのでしようか!??

もしかしたら…カンタブリクスの産地に入ったら黄色い花が咲いていたので…
あまり目立つ花なので「conspicuous」という変種名をつけたのでしょうか!??
(僕はコンスピキュアスと言うと、真っ先にChaetodontoplus conspicillatus (コンスピキュアス・エンゼル)が思い浮かぶのですが…sweat01)

と…言う事で…この花は結局ナニモノなのでしょうか!??
少なくとも「目立つ」という変種名を持った産地のはっきりした小型のスイセンなのです。

ちなみに…

1_2

この花たちは「黄宝」を選別した残りの、選別漏れの「コンスピキュアス」たちです。
この感じを見ると「バルボコ」と言うよりも…
むしろ「ロミュー」や「ザイアン」に近い雰囲気は感じられそうですね。
ただし…両種ともスペインには生えていないような…。
花は上向いてないし…見方によってはやっぱりカンタブリクスだし…。

実は…まだ未公開の、更にカンタブリクス的な草姿の兄弟もあるのです。

いずれにしましても…
「太陽」「春の光」「黄昏」等のロミューやザイアンに混じって、当園の「お正月後に咲く早咲きの黄色いスイセン」のラインナップの一つとして、重要なポジションにあるのは事実なのです。

で…結局…
君は…ダレなの!??
(答えはないのね…sweat01)

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「園芸」カテゴリの記事

コメント

なんでこんなに咲いているのでしょう。
葉っぱしか見たことありませんcrying

海 様

1にリン酸、2にリン酸、3・4がリン酸、5にリン酸…です。happy01

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